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財務局から呼び出し状!(所得税関係) [手続き(役所関係)]

我が家は現在、所得税をフランスで納めています。フランス語の書類で申告をする・・・それだけで鬱陶しいものではありますが、今年は恐れていた事態が発生しました。財務局からの「呼び出し」です。

7月上旬、ポストに一通の「マリアンヌ」(=自由の女神、フランスの象徴でもある)つきの封筒が入っていました。だいたいマリアンヌの封筒が来るときは財務局。。。嫌な予感は当たり、封筒の中には、聞きたいことがあるから財務局にくるように、という要請書が入っていました。もちろん手紙はフランス語です。

夫が財務局に行ったところ、大まかにはこんな感じで対応されたそうです。
  ・英語は受付けない。フランス語のみ。
  ・フランス語が出来ない場合は職場の人にでも手伝ってもらうように。
  ・2010年の所得に関して内容を確認したい。(渡仏した年の分)
  ・次の来訪は自分(担当者)のバカンスが終わってからで良い。(3週間ぐらい!)

あくまでも自分はムリしないっていう対応ですね。フランスらしくて素敵。。。

幸か不幸か、我が家では税理士事務所に申請書の作成を頼んでいたので、そのまま税理士事務所にお任せすることになりました。頼んでおいて良かった・・・!渡仏した年は日本出国時点で源泉徴収などの処理をしてあったので複雑だったのです。税理士事務所は考えの整理もできているし経験も豊富なので、事務所が対応してくれてあり難かったです!もちろんフランス語もOKでした。

書類を日本から取り寄せて税理士事務所から財務局に送ってもらった後は、担当者が納得したのかどうか、全てが終わったのかどうかはわからないままです。追加で呼び出されない場合はそれで終わりなんだそうで。。。担当者が「やめた」と思ったら何となく終わるんですね~。担当者の視点で周囲がじたばたするというこのやり方がまたフランス的・・・。

さすがにもう数ヶ月経ったのでもう終わっただろう、財務局はもう住民税徴収で忙しいだろう、という期待をこめて、この辺でブログに載せておくことにしました。それにしても、申告してから1年以上も経ってから呼び出されてしまうとは思っていませんでした。税金を納めてほっとしている方、まだまだ油断はできませんよ!?

(参考)
  2010年の所得にかかる税金関連のスケジュール(我が家の場合)
   2011年5月  申告書類作成・提出(2010年分)
   2011年8月  所得税額通知・納付 (納付期限は9月中旬)
   2012年7月  呼び出し状 (追加作業は適宜、~9月ごろ)

  2011年の所得にかかる税金関連のスケジュール(2012年11月現在)
   2012年1月、4月  前年の税額に基づき分割納入
   2012年5月  申告書類作成・提出(2011年分)
   2012年8月  所得税額通知・納付(納付期限は9月中旬)

(所得税関連ブログ)
  所得税の通知がきた!(2012年8月)
  所得税申告2012(2011年所得分)(2012年5月)
  所得税の申告書(2012)が来た!(2012年4月)
  所得税の分割払い(2011年所得分の前払い)(2012年2月)
  フランスの所得税の支払い(2011年8月)
  所得税の申告(2011)(2011年5月)
(その他税金関連ブログ)
  住民税の請求もきた(2012))(2011年10月)
  ゴミ税2012(2012年10月)
  住民税・テレビ税の納入(フランス)(2011年11月)
  ゴミ税2011(2011年9月)

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住民税の請求もきた(2012) [手続き(役所関係)]

昨日、ポストを開けたら「マリアンヌ」の封筒が入っていました。マリアンヌはフランスを象徴するものでもあり、このマークが入っていると公式な書類が届いたことがわかります。我が家にこの時期に届くマリアンヌの封筒は・・・税金しか考え付きません。

内容はやはり税金、財務局からの住民税の請求書でした。去年より1ヶ月近く早い請求で、しかも金額が昨年より相当増えていました!大統領が変わったから増えた??ゴミ税を払ったばかりなのに。。。昨年のゴミ税の請求は9月下旬、住民税は11月下旬でしたが、今年は両者が10月前半にギュッとまとまり、我が家の家計にとってはダブルパ~ンチ!でした。

昨年はアパートについての質問がありましたが、今回は請求書だけが届きました。同じアパートにいるということをガッチリおさえているんですね。昨日の記事でも取り上げたように、フランスの手続きは基本的にズルズルで間違いだらけ。それなのに、税金だけは恐ろしいほど仕事が速く、緻密で、しかも引き落としも素早いんです。

全般的にユルユル・ズルズルでありながらフランスが先進国であり続けられる理由は、国家にとって重要な部分だけはしっかり運営しているからなんでしょうね。。。

(今日のフランス語)  Appartement  アパルトマン (男性名詞) 
              * フランス語では「アパートメント」とは読みません。

(関連ブログ)
  住民税・テレビ税の納入(フランス)(2011年11月)
  ゴミ税2012(2012年10月)
  所得税の通知がきた!(2012年8月)
  所得税申告2012(2011年所得分)(2012年5月)
  所得税の申告書(2012)が来た!(2012年4月)
  所得税の分割払い(2011年所得分の前払い)(2012年2月)
  ゴミ税2011(2011年9月)


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ゴミ税2012 [手続き(役所関係)]

今年もゴミ税の請求がやってきました。我が家の場合、自治体から大家さんに請求がいくので、大家さんに支払いをすることになっています。

今年は請求書が事務所の方にいき、それを見た夫の同僚が「高すぎる」と言うので、昨年の請求書を引っ張り出してみたら、実は数ユーロしか値上がりしていませんでした。うちのゴミ税はどうも高いらしい・・・。

近いうちに住民税の請求も来る予定で、気を抜いているとお財布がスッカラカンということにもなりかねない季節。気温とともに懐も冷え込む、そんな秋。。。

(今日のフランス語)  portefeuille  財布(札入れ) (男性名詞)

(関係ブログ) 
  ゴミ税(2011)

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所得税の通知が来た! [手続き(役所関係)]

昨日、2011年分の収入にかかる所得税の通知がきました。分割納付で既にいくらかは支払っているのですが、分割額はフランスにまるまる1年いなかったときの税額を元に計算されているので全然足りず、かなり多額の請求がきました!予想はしていたけど、、、懐が寒い。

今年の所得税納付に関するスケジュールは下記の通りです。
 ・分割納入(2012年1月、4月)
 ・申告書類提出(2012年5月)
 ・所得税額通知(2012年8月)
 ・納入期限(2012年9月17日)

毎度のとおり、所得税納入の方法は下記から選択できます。
 ・インターネット振込
 ・銀行引き落とし
 ・TIP(公共料金支払い用銀行間証書、通知についている)
 ・小切手
 ・現金(税額が3000ユーロ未満の場合のみ)

来年は分割額もすごいことになりそう・・・。

(関係ブログ)
  財務局から呼び出し状!(所得税関係)(2010年所得関連)
  所得税申告2012(2011年所得分)
  所得税の申告書(2012)が来た! 
  所得税の分割払い(2011年所得分の前払い) 
  フランスの所得税の支払い 

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所得税申告2012(2011年所得分) [手続き(役所関係)]

impot.revenue'12(2011).JPG2011年の所得にかかる所得税申告の期限は5月31日です。それで、25日に書類を提出してきました。まるまる1年分にかかる所得税(impôt sur le revenue)は初めてだし、昨年の税額(滞在期間の短い年の分)に基づいた前払いしかしていないので、精算額は大きくなりそうです。
写真も傾いてるし家計も傾いている・・・。

ところで、間違いがあるといけないので、我が家では税理士事務所に作成をお願いしています。事務所からは一部の書類を3月に出せと言われていたけれど、財務局から申告書のフォーマット(書式)が届いたのが4月、結局書類が税理士事務所から戻ってきたのは5月24日でした。3月なんかに出しても何も早くなりゃしない・・・。我が家の今年の所得税(2011年収入分)のスケジュールは下記の通りです(一部は予定)。

  2月、4月に分割で前払い
  ~3月末 税理士事務所に関係書類を提出
  4月下旬 申告書
  5月25日 申告書提出
  5月31日 申告書〆切(ただしインターネットの場合は6月)
  8月中旬~9月中旬 税額通知、精算額納入

tresorpublic2012mai.JPGこうして見てみると、一年のほとんどを税金を忘れられずに過ごしていることになります。財務局の建物は美しく重厚だけど、この中で年中取立ての処理が行われていると思うとフクザツ!



関係ブログ
  財務局から呼び出し状!(所得税関係)(2012年11月24日)(2010年所得関連)
  所得税の申告書(2012)が来た!(2012年4月26日)
  所得税の分割払い(2011年所得分の前払い)(2012年2月4日)
  フランスの所得税の支払い(2011年8月26日)
  所得税の申告(2011)(2011年5月30日)

詳細を知りたい方はこちらへ(フランス語) → www.impots.gouv.fr

(今日のフランス語)  formule 書式(女性名詞)

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滞在許可証更新2012 [手続き(役所関係)]

一昨日、滞在許可証を受け取りに県庁に行ってきました。更新申請時のブログはこちら(2012年4月13日)

昨年までは許可証の受け取り自体は割と簡単で、混んでいなければ10分もあれば十分でした。しかし!今年は色々なものがすっかり変わっていました。フランスはシステムがころころ変わるらしいけど、本当でした。

まず、新たな証紙が必要でした(種別による)。これまでは申請時に所定の金額を払ったらそれで支払いは終わりだったのに、今年は受け取り時にさらに19ユーロの証紙を買うことになりました。何度も買いに行くのはバカバカしいから、まとめて指示してほしかった・・・。

また、すべての窓口が番号制になっていました。順序はこんな感じ(↓)。2度待たされます!

  ・入口で番号札(Etranger)をひく
  ・呼ばれるのを待つ
  ・窓口へ(再度待つように言われる)
  ・証書を購入(本当はCaisseの番号札をひく必要があるかも。最初でも可)
  ・再度待つ
  ・召喚状、レセピセ(申請時にもらった紙)、これまでの許可証、パスポート、証書を提出
  ・受領

結局、出来上がったものを受け取るだけに1時間!非効率的です・・・。

窓口のシステムも複雑でした。2度目に待っているときには自分の番号を飛ばされてビックリしました。でも、飛ばされたのは私だけではなく、戸惑う人々はたくさんいました。そしてさらに悪循環に・・・。

 システムがわからず不安で仕方ない → 隙を狙って窓口に質問する → 対応がずるずる遅れる

最終的に何となくわかったのは、これらの窓口は下記の3つに分かれているらしい、ということです。

  ・用向きを尋ね、振り分けるだけの窓口
  ・申請などを受付ける窓口
  ・滞在許可証発行の窓口(一番奥の1つだけ。担当者が席をはずすととまってしまう)

番号がむちゃくちゃに呼ばれているように思ったのはこの3つがばらばらに進んでいるからなんですね。でも、多くの人は滞在許可証がらみできているんだから、いちいち窓口で振り分けずに番号札のカテゴリーを増やしたらいいのにと思いました。来訪者みんなが何度も並ぶなんてナンセンスです!結局専用窓口で待つ羽目になったし、一つしかないその窓口がしばらく止まってしまいちっとも進みませんでした。疲れました!

ついでに、外国人用の窓口ぐらいフランス語オンリーの表記はやめたらいいのに、と思いました。そもそも説明書きもないけれど・・・。説明する気がないから余計混乱する、そんな気がしました。

ところで、許可証は今回からぐっと小さくなりました。キャッシュカードぐらいの大きさで、しかもずいぶん凝ったつくりになっています。台紙の背景の小さい文字、ホログラム、IC、それによく見るとラミネート加工の表面にも文字や絵(マリアンヌ?)があります。更に端っこに読めないほど小さい字で誕生日が印字されていたり、個人情報の文字の背景に自身の写真が使われていたりと、まるで紙幣みたいです。なかなか感動的ですが、端っこに至るまで個人情報が満載なので・・・カードの写真の掲載は控えておくことにします。

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車検の日 [手続き(役所関係)]

車検(Contrôle technique)のため、4月25日(水)にディーラーに行ってきました。このディーラーは昨年まではストラスブールにあったのですが、移転して今は近郊の町の一画にあります。この一帯はディーラーだらけで、ヨーロッパのメーカーだけでなくトヨタやニッサンなども並んでいます。

約束の時間は10時15分でした。カウンターに行って名前と要件を告げたところ、早速担当者が怪しい動きを始めました。コンピュータを見て首をひねり、電話をかけて「Contrôle technique? Non?」などと言っています。嫌な予感~!予約者は時間と名前がモニターに出ていて、ちゃんとその中にウチも入っていたのですが、担当者が「車検だけ?」などと聞いたことからすると、どうも予約内容が入力されていなかったのではないかと思います。

カギを渡すと、担当者はあっという間に車を見つけ、アトリエに入庫しました。でもそこにいた女性とまたブツブツ何か言いあっていました。高級車を売るお店であってもやはりフランス、受け付けのおネエちゃんの仕事は完璧ではなかったようです。ただし、対応時には「17時半にできるよ」とだけ言われました。

夫と2人して「そんなにかかんの?」と絶句しましたが、車を預けて一旦引き揚げることにしました。ここで文句を言うと「じゃ別の日に来て」と言われるのは間違いない、1日で終わるだけマシ、と思って諦めました。思った通りに物事が運ばないのはいつものこと。。。

車検だから車を置いて行くのは仕方ないとしても、家まで歩いて帰るような距離ではなく、車をはぎとられて放りだされたような気分になりました。代車に関する話もなく、あったとしてもお金もかかりそうでした。でも、1本奥の道に行くとすぐバス停が見つかりました。幸い10分に1本程度とそこそこ頻度が高い路線で、ストラスブールの中心地までは30分ほど、家までは更にトラムに乗り換えて1駅でした。

車がないから丁度いいということで、帰宅後地下の車庫の掃除を始めました。落ち葉などが転がっていてちょっと気になっていたんです。水道が近くにないから今回は掃き掃除でしたが…どうも10年以上掃除をしていなかったらしく(2000年の証書が転がっていた)、灰色の砂煙がもうもうとたちこめ、頭や服は真っ白に、マスクの鼻のあたりは真っ黒になりました。もちろん手も鼻水も真っ黒。おえっ。ついでにホウキも折れました!

夕方に車を引き取りに行くと、車検は無事パスしたものの、3点ほど懸念箇所が出てきました。車検自体は75ユーロで済み、幾分ホッとしましたが、安全のためには懸念箇所を放置するのもマズイ気が…。

この日はさらなるプチ不幸が。ディーラーから返してもらったキーはリモコンがきかなくなっていましたす。預けた時は何ともなかったのに何で突然?ディーラーの保管が悪かったのではないかと疑いたくもなりましたが…リモコンなんて所詮電池で動くシロモノ。溜息を一つついてスペアキーを出しました。ヤレヤレ。

最後に家の近くでは、ガキ共(あら失礼)が蹴飛ばしたボールがわざわざフロントガラスにジャストミート!何でこのタイミングで飛んでくるのか?公道に飛ばすなー!ヘタクソ!いちいち言わなかったけど相当ムカッと来ました。ともかく窓が壊れなくて良かった…。

車検は通ったものの、今一つスッキリしない1日でした。

(今日のフランス語) Contrôle technique 車検

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所得税の申告書(2012)が来た! [手続き(役所関係)]

impot.revenueAvr2012.JPGこの1週間ちょっとで税金(所得税)の書類が3つも届きました。立て続けに届いたので、まるで財務局に追い回されているかのようです…。

さて、3つの書類のうち、ひとつは2010年の税額に基づき計算された税金前納(分割払い)の請求書でした。こちらはもうTIP(支払い用銀行間証書)で支払いました。残る2つの書類は2011年の収入についての申告書類でした。申告書が2度に分けて送られてきたのは様式が2つあるからで、申告書の一方は赤、もう一方は青の字で印刷されていました。

間違いがあるといけないので、我が家では申告書類の作成は税理士事務所にお願いすることにしています。既に用意できたものは送付してあるので、今回届いた様式と銀行が発行した書類(送った送らないで大モメ!)を事務所に送れば一旦落ち着きます。出来上がった書類はサインなどをした上で来月財務局に持っていかねばなりません。書類提出の〆切は5月31日です(インターネット申請の場合は6月下旬)。

1年分まるまるの収入にかかる申請は今回が初めてなので、間違いなく税額は上がります。申告書類はともかく、納入通知(=取り立ての紙)が来るのがコワイ!

   詳細を知りたい方はこちらへ(フランス語) → www.impots.gouv.fr

(今日のフランス語)   impôt sur le revenue 所得税

(関連記事)
 所得税の申告(2011) (2011年5月30日)
 フランスの所得税の支払い (2011年8月26日)
 所得税の分割払い(2011年所得分の前払い) (2012年2月4日)
 財務局から呼び出し状!(所得税関係) (2012年11月24日)(2010年所得関連)

(他の税金に関する記事)
 ゴミ税 (2011年9月23日)
 住民税・テレビ税の納入(フランス) (2011年11月13日)

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滞在許可証(カルト・ド・セジュール)更新手続き [手続き(役所関係)]

昨日、県庁に行って滞在許可証(カルト・ド・セジュール、carte de séjour)の更新手続きをしてきました。

午後、レプブリック広場に面した県庁の前で連れを待ちながら周囲を眺めていると、レプブリック広場にトラムが停まり、降りた客10人ほどが歩いて来てそのまま県庁に吸い込まれて行きました。こりゃ混むぞ~!

中は予想通りの大混雑でした。地上階は滞在許可証の申請・受取窓口なので、ここにいる人のほとんどは「外国人」です。1日でこれだけ混むなんて、この国には一体どれだけの外国人がいるのか…。

みんなが受付番号の紙を握りしめて待っている中、私は特別待遇でした。夫の職場の方が担当者と直接話をつけてくれていたからです。窓口ではなく奥にいた人が担当だったので、一応割り込みではありません…。

更新手続きには下記を提出しました。他にパスポートと現在のカルト・ド・セジュールを持って行きました。

 ・写真3枚
 ・パスポートのコピー(写真のページ)
 ・現在有効なカルト・ド・セジュールのコピー
 ・公共料金の請求書3カ月分のコピー

私が指示に従って書類にサインしている間に夫が窓口で印紙を買い、担当者がレセピセ(récépissé、申請受付の証明書)を作りました。出来上がったレセピセを受け取り、あっけなく手続きは終了しました。

recepisse2012.JPGレセピセの紙にはフランスのシンボル、自由の女神(マリアンヌ)の透かしが入っており、また、貼りつけた写真は2か所の穴をあけて金具で固定、更にエンボスの割印(?)が押されています。偽造防止のためか念入りです。昨年とは違い、カルト・ド・セジュールをレセピセ(15cm以上ある)にホッチキスでとめられてしまいました!持ち歩きが不便なんですけど…ハァ。

この後、召喚状(convocation)が届いたら、召喚状とレセピセ、現行のカルト・ド・セジュール(とパスポート)を持ってまた県庁に行き、新しいカードと引き換えることになります。申請時に印紙を出さなかった人は、受取りに行ったときに印紙を買わされます。「外国人」はお金がかかるわぁ。。。

なお、レセピセの期限(受付日から4カ月)までに召喚状が届かない場合は「レセピセの更新」が必要です。結構ザラにあるそうで、ようやくカルト・ド・セジュールを受け取ったと思ったらまたすぐ更新、なんてことも…。さっさと作業すればお互い余計なことをせずに済むんですけどね。どこまでもマイペースな国、フランス。

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所得税の分割払い(2011年所得分の前払い) [手続き(役所関係)]

impot.revenu2011-1.JPG先週、所得税納付の通知が届きました。前年に支払った税額をもとに算出された額を小分けにして前納するようになっているのです。特に手続きをしなければ3分割となりますが、毎月支払う形をとることもできます。個人への負担を考えると月賦の方が額は小さいし、当局としても取りっぱぐれが少ないためか、月賦の申込用紙もついていました。

支払い方法は一括払いの時と同じです。
 ・インターネット振込(impots.gouv.fr)
 ・銀行引き落とし
 ・TIP(公共料金支払い用銀行間証書、通知についている)
 ・小切手
 ・現金(税額が3000ユーロ未満の場合のみ)、銀行振替(30000ユーロまで)

支払い期限は2012年2月15日(インターネットのみ2月20日)で、前納金でも滞納すると税が加算されると書いてありました。我が家はTIPを郵送したのですが、発送日から1週間と経たないうちにちゃっかり引き落とされていました!何かにつけ手続きがノロいくせに、税金を取るときだけはホントに早い…。

昨年支払った所得税はその前年分、つまり2010年の収入にかかる税金で、我が家の場合は滞在期間が短かったために税額もさほど多くはありませんでした。今回の請求はあくまでも昨年の所得税額を基準に算出されているので割と少額ですが、2011年はべったりフランスにいたため、今年の所得税額は跳ね上がるはずです。分割払いの額を調整することもできるようですが、どうせ後で精算することになるので放っておくことにしました。最後の支払いはかなりきつくなりそうです。

(所得税関連ブログ)
  財務局から呼び出し状!(所得税関係)(2012年11月)(2010年所得関連)
  所得税の通知がきた!(2012年8月)
  所得税申告2012(2011年所得分)(2012年5月)
  所得税の申告書(2012)が来た!(2012年4月)
  フランスの所得税の支払い(2011年8月)
  所得税の申告(2011)(2011年5月)

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