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メッセル・ピット化石地域 [ショートトリップ]

ストラスブール滞在の終わりごろ、ストラスブールから車で日帰りも可能な距離にあるメッセル・ピット化石地域(ユネスコ世界自然遺産、1995年登録)に行きました。フランクフルト・アム・マインからは南東約35㎞の距離、つまりフランクフルト空港からちょっと足を延ばせば行ける場所にあります。

この化石地域は、今はだだっ広い空き地のようにしか見えませんが、昔は火山湖で、周辺には魚類、哺乳類、鳥類、爬虫類など非常に多様性に富んだ生物が周囲に暮らしていたようです。湖底が無酸素状態だったことや、油分を含んだ頁岩が堆積していったことなどによって、多種にわたる生物が、時間が止まったかのようなきれいな化石となって発見されています。動物の進化の過程や、動物たちの生活を知る上でも貴重な史料となっているようです。

この場所は、今は世界遺産として登録されていますが、最初から保護されていたわけではなく、採掘場となった後、産業廃棄物のゴミ捨て場になりそうになった時期もあったそうです。幸いにして重要性が認められて保護され、世界遺産にもなって、現在は展示スペースが併設されたちょっとマニアックな観光スポットになっています。

入口の看板はちょっと恐竜っぽくて、ジュラシックパークみたいでした(馬か何かかもしれません)。Grube Messel と書いてあります。

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ここで発見された化石で一番有名なのは原始的な霊長類の化石「イーダ」です。骨格だけでなく、動物としてどんな形をしていたのかがよくわかります。ただし、ここで展示されているのはレプリカです…。

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カエルの化石も展示されていました。まるで泳いでいるようでした。

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ガイドツアーにも参加してみました。インフォメーションの展望台からも見えるには見えるのですが、ツアーではフェンスの中に実際に入ることができます。

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頁岩や化石のプレートも触らせてもらえました。何を言っているのかは、ほとんどわからなかったですが、なんとなく満足しました。

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ここで発掘された史料は、メッセル、ダルムシュタット、フランクフルト・アム・マインなどの博物館でも見ることができるそうです。

なお、メッセル・ピットは、英語併記はあったものの、どちらかというとドイツ語中心の観光施設だったなという印象でした。本やネットの記事、解説などを読んでから行った方が理解しやすいかもしれません。

参考:
ドイツ観光局のメッセル・ピット化石地域の情報(日本語)
http://www.germany.travel/jp/towns-cities-culture/unesco-world-heritage/messel-pit-fossil-site.html

追記2015.08.23
イーダの化石が今、上野の科学博物館に来ています。(なんという偶然…!)
脊椎動物の進化に迫る特別展示「生命の大躍進」は10/4までです。


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ジローナ(バルセロナ旅行・番外編) [ショートトリップ]

バルセロナ旅行の記事を最後に書いたのはすでに9か月前…今更ですが、バルセロナ(Barcelona)に行ったときに経由したジローナ(Girona)について、少しだけ町の様子を載せることにします。

 バルセロナ記事一覧はこちら

バルセロナに行く際には、往復ともジローナの空港を使いましたが、ジローナの町には帰路にのみ立ち寄りました。ジローナの駅前から空港まではバスで行くことができます。

飛行機に乗る前日の午後、バルセロナの観光を終えると、バルセロナ・サンツ駅から優雅にスペインの新幹線AVEでジローナへ…新幹線は快適でもっと長く乗りたいぐらいでしたが、40分とかからず到着してしまいました。近いです!
チケットはrenfeのサイトで購入したeチケットでした。ちなみに、時間帯はこんな感じでした。
  バルセロナ・サンツ16:15~ジローナ16:52

ヨーロッパではだいたいの駅ではチケットがなくてもプラットホームまで行けるのですが、バルセロナ・サンツ駅でAVEのホームに入るときには、チケットとパスポートを提示し、簡単な荷物検査を受ける必要がありました。

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ジローナは生憎の雨でした。歩いて10分ほどのところにあるホテルにチェックインすると、もう観光の時間はさほど残っていませんでしたが、とにかく大聖堂の「天地創造」のタペストリーを見なくてはと、荷物を置くとすぐに旧市街に向かいました。

駅方面から旧市街に行くに際にわたるオニャー川と川沿いの家並みの夕景は静かで、なかなか風情がありました。この川にかかる橋のうちの一つ Pont de les Peixateries Velles は、パリのエッフェル塔で有名なグスタヴ・エッフェルが造ったものです。レースを編んだような赤い鉄橋がもつ雰囲気は、なるほどエッフェル塔に通じるものがあるような気も…。今回、橋の写真は暗くて出来が悪かったので掲載しないことにしましたが、ネット検索をすると美しい写真が見つかります。

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Pont de SantAgustiからの風景。左の写真の端っこに写る赤い橋がエッフェル作のPont de les Peixateries Velles

橋を渡って旧市街に入ると、重厚な石が積み上げられた要塞のような壁がそびえ、その隙間を縫うように道が続いていました。その風景は、まるで中世の町が取り残されたかのよう…。雨が降って薄暗い日だったので、重く冷たい石の世界は、ちょっと圧迫感がありました。(下の写真の手前にある標識と比較すると壁がとても高いことがわかるのですが…写真が暗いです)

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旧市街では、まず聖フェリウ教会(La basílica de Sant Feliu)に行きました。このころには薄暗くなり始めていたので、教会内は人気も少なく、貸し切り状態、見放題でしたが、目的のタペストリーは大聖堂にあるので、ここはサクサクと観光しました。

観光情報によると聖フェリウ教会は13-18世紀ごろに建てられたようです。柱のアーチがロマネスク様式であることや(聖歌隊席や身廊の天井はゴシックみたいでしたが)、壁が分厚く窓などの開口部が小さいことから、土台は古い教会のように感じました。

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続いて11-18世紀ごろに建てられたという大聖堂に向かいました。正面入口へと続く少し長い石段は、何とも言えない上品さが漂っているように思えました。一応、開いている時間には入れましたが、もうろくに観光する時間がない状態だったので、駆け足で教会内部や回廊を見て回り、並ぶ宝物の見物もそこそこにタペストリーの前に陣取り、ギリギリまでこの刺繍をじっくりと眺めました。

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天地創造のタペストリーは11世紀につくられたものです。結構、大きいです!いろいろなストーリーが1枚のタペストリーにこめられているので、じっくり見るとあれこれと発見があり、見飽きることがありません。顔つきが「ヘタウマ」な感じで愛嬌があるのも面白いのです。写真禁止ということで、あとでポストカードでも買おうと思っていたのですが、出るころにはお土産売り場を閉められてしまいました。ヨーロッパでは、閉める時間=従業員が帰る時間なので、ごくごく当然の成り行きでしたが、本当に残念でした。

大聖堂を出た後もお土産屋をさまよいましたが、ろくに天地創造グッズは見つからず、最終的に月めくりの卓上カレンダー(小さいのでもちろん全体像はわからない)とごくごく1部の動物の絵のマグネットを手に入れました。このマグネットは今も冷蔵庫付近で活用されています。

後から見ると天地創造をどうしても見たければアマゾンなどで本も買えるようですが、ここでは、教会のパンフの写真で雰囲気を残すことにします…。

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私はジローナをゆっくり観光する時間はとれませんでしたが、教会以外にもアラブ浴場など歴史的な建物が残る町なので、バルセロナ滞在時に1日余分に時間があるようなら、日帰りで訪れるのも良いと思います。

最後に、大聖堂の近くで夜にとった風景です。屋根上でラッパを吹く天使?の飾りが不思議と気に入りました。

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ところで、この日は一連のバルセロナ旅行の最終日でした。旅行のシメとなる最後の夕食は、ふらっと入った川沿い(新市街側)のレストランで食べました。サービスはとても一流とは言えなかったですが、店員さんがとても親切で、開店前に店に入れてくれた上、バルセロナで食べたどの食事よりも美味しかったのが印象的でした。

(参考)ジローナ観光情報
 http://www.girona.cat/turisme/eng/index.php


ロマネスクの宇宙―ジローナの『天地創造の刺繍布』を読む

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  • 出版社/メーカー: 東京大学出版会
  • 発売日: 2008/04
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バルセロナ旅行の記事
 バルセロナ旅行総括編 / バルセロナへ / サグラダ・ファミリア / サン・パウ病院
 グエル公園 / ガウディ建築 / カサ・バトリョ / ロス・カラコレス(レストラン)
 モンジュイックの丘等 / カタルーニャ音楽堂 / ゴシック地区 / 町の風景 / 食事
 番外編・ジローナ

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バルセロナ旅行(その12・食事) [ショートトリップ]

ストラスブールでは、夏のイベントが終了する頃…。残念ですが、今年の夏はストラスブールには行く機会がありませんでした。間もなくブドウの収穫期で、ブドウ畑には実がたわわになっている頃です。夫が調べたところによると、ワイン街道沿いの村々では、もうすぐ新酒祭りが催されるようです。

さて、長々とひっぱってきたバルセロナ記事の番外編として、今日はバルセロナ旅行時の食事の写真をいくつか記載したいと思います。

 バルセロナ記事一覧はこちら

初日に入ったレストラン「ロス・カラコレス」は記事を書いたので省略します。パエリアなどを食べましたが、次にバルセロナに行くことがあっても、多分行かないです…。記事は下記です。
 「ロス・カラコレス(レストラン)

また、到着後すぐに出かけた市場での食事も記載済なので省略します。座る場所が確保しづらいのが難点ですが、やはり新鮮な材料を使っているのでしょう、ホタルイカが美味しかったのが記憶に残っています。ジュースやお惣菜を買ってぶらぶら歩けるので、おススメです。記載がある記事は、下記です。
 「バルセロナへ

スペインといえばバル、という人は多いと思います。私はあまりスペイン料理に詳しくなく、思い当たるものはパエリアだけ。それで、飲食店でも本にのっている料理と照らし合わせるなどして選んでいました。しかしパエリアは、上述のレストラン「ロス・カラコレス」で食べたものがあまり口に合わず、気分が盛り下がってしまったのでした。ま、まさか、日本のほうがおいしい???

こうして初日にして本場のパエリアにがっかりしていたのですが、なんとなく諦めきれず、2日目の夜にふらりと入ったランプラス通り沿いのバルでも、米ではなくパスタを使ったパエリア「フィデウア」に挑戦してみました。こちらは、極上ではありませんでしたが、前日よりはいけました。

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このお店ではさらに、パンに生ハムなどがのっかったピンチョスの盛り合わせと、タコのオイル炒め(?)プルポ・ガリェーゴなるものを食べてみました。ピンチョスは、ふーん、なお味。よくも悪くもないけれど、もっと美味しくなれる気がしてしまいました。タコのほうは、アヒージョとは見た感じが違っていますが、味は似た料理のように思えました。こちらはまずまずでした。しかし皿の中はタコオンリー。こんなにタコばっかり食べることがあろうか…。ガイドブックにタコ料理が乗っていたので、タコが名物と信じていましたが、実際のところどうだったんでしょうか…。

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ガウディ建築めぐりの途中でお昼ご飯を食べようと入ったバル「TapaTapa」(カサ・ミラやカサ・バトリョの近く)では、タパスをいただきました。カウンターにいろんな小料理が並んでいて見た目でも楽しめるし、メニュー兼お食事マット(紙だけど)を眺めながら、食べたい料理を選ぶことができます。
ここのお料理の味はまずまずでした、店員の対応も普通で、可もなく不可もない感じです。ただ、店は綺麗で雰囲気は良かったです。失敗しないお店かもしれません。

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下調べをしなかったせいもあって、バルセロナでは、格別な料理には出会えなかったという印象です。市場で食べたものが一番おいしかったような…。お店はたくさんあるので、Trip Advisorなどの評価を読んでから行けば、もっと上手にお店を選べるかもしれません。

また、客引きのいる観光客向けのお店は要注意だと思います。外の看板メニューにパエリアと飲み物でいくら、のように書いてある店がたくさんありましたが、店のメニュー自体には同じものがなく、別のパエリアを頼むと値段が高い、という「ワナ」にはまりそうな雰囲気がありました。バルで、何度も外のメニューの値段を念押しする客がいたぐらいです。騙されないようにしたいところです。

さて、最後に、ゴシック地区で入ったお茶やさん、カエルン(Caelum)の写真です。道が分岐するところにあって目立つせいか、中でお茶を飲んでいる間、道行く人に頻繁にのぞき込まれました。窓際には伝統のお菓子(クッキーなど)が並んでいて、好みのものをお店の人にとってもらうシステムになっています。日本ともフランスとも違う、異国のお菓子のお味でした。お土産も買えるので、こういうお店に入るのも楽しいと思います。

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バルセロナ滞在中の食生活は、こんなところでした。少し暗い写真が多いのでお見苦しいと思いますが、ご勘弁を…。この旅行中の食事には十分満足できませんでしたが、名物料理はほかにもいろいろあるようだし、軽食とコーヒーの朝食セットを出しているバルがあるなど、まだまだバルセロナの食事や雰囲気を味わい尽くせていないようにも思います。次に行くことがあったら、もっと美味しいパエリアを食べたいです!(悔しかったので、自分用のお土産に、パエリアの素を買って帰りました。)

バルセロナ旅行の記事
 バルセロナ旅行総括編 / バルセロナへ / サグラダ・ファミリア / サン・パウ病院
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 番外編・ジローナ

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フェッラーラ(3)(ヴェネツィア番外編) [ショートトリップ]

昨日・一昨日に続き、フェッラーラ(Ferrara)の記事(最終)です。
 → (1)フェッラーラ概要 / (2)フェッラーラ前編

この日の午後は、チケットを購入した残り2施設と考古学博物館に入り、更に散策しながらスキファノイア宮殿(市立ラピダリオ美術館)やエステ家の墓所(コルプス・ドミニ修道院)、上流階級の邸宅「ロメイの家」、ディアマンティ宮殿(国立絵画館)などを外から眺めました。町は大きくはなく足で十分回れるのですが、予想よりはずいぶん広く疲れてしまいました。足元の石畳のデコボコも疲れの一端を担っています・・・。

最後はカテドラーレです。カテドラーレは、フェッラーラの守護聖人サン・ジョルジョ(町を荒らしていた竜を退治したらしい・・・)を祀っています。ロマネスクとゴシックが入り混じった建物ですが、内部は豪華で全く古臭くありません。正面ファサードには「最後の審判」の彫刻が施されています。

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そういえば、パン屋で名物を買いました。パスタが入ったパイ(パスティッチョ)、もう一つは足が生えたような形のパン、パーネ・フェッラレーゼです。パスティッチョはどっしりと重くボリュームたっぷり。パーネ・フェッラレーゼは少々水気がほしくなるタイプのパンですが、12世紀からの伝統ある名物らしいです。レストランでゆっくり地方名物フェットチーネを食べるのも良いですが、日帰りなど短時間の滞在の場合はパン屋を活用するのも悪くありません。

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最後になりましたが、フェッラーラ旅行の最悪の思い出について・・・。帰りの列車には予定通り17時前に乗り込むことができ、我々は空いた車内でおやつを食べてくつろいでいました。次第に眠くなる夫。平らな大地にぽこっと突き出た山とその麓の町を背景に、私は彼の居眠り姿の隠し撮りをしていていました。

往路とは違って停車駅が多いことは承知していたのですが、停車駅でただならぬ気配を感じて外を見やると、真横から駅構内に車が乗り込んでくるのが見えました。続いてやってきたのは救急車。問題の車両はひとつ後ろの最後尾のようですが、担架は地面に置かれたままで全く搬送される気配はありませんでした。

暫くするとイタリア語のアナウンスが流れ、更に5分ほどすると車掌が来て、私たちを含む後ろ2両の客外に追い出されてしまいました。他の車両の人々は相変わらず列車内にいましたが、車両を切り離す様子も動く様子もありません。ついに夫が係員を捕まえて尋ねたところ・・・「人が死んだ」「乗り換えてもらう」と言われました。ガーン!おやつを食べている間、もしくはカメラで遊んでいる間に近くで人が死んだ!?しかも多分トイレで?・・・人生って虚しい・・・。

長らく客は放置されましたが、最終的に全員が列車から降ろされ、1時間後に発車した列車(しかも遅延)に乗ることになりました。事件の車両は2階建て、次に来たのは1階建て。当然列車はギュウギュウでした。

世界遺産の町フェッラーラの思い出には、こうして死の影と薄暗い駅のイメージが付きまとうことになりました。同じ列車で人が亡くなり、言葉がわからない国で列車から放り出されて戸惑ったこともこの先忘れないでしょう。今はただ、この死者のご冥福を祈るばかりです。

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(関連ブログ)
  小旅行ヴェネツィア (1)概要 / (2)ドゥカーレ宮殿ほか / (3)ムラーノ島・ブラーノ島 / (4)ゴンドラ等
              / (5)サン・マルコ寺院近辺 / (6)レストラン
  フェッラーラ(ヴェネツィア番外編) (1)概要 / (2)前編

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フェッラーラ(2)(ヴェネツィア番外編) [ショートトリップ]

昨日に続き、ヴェネツィアから日帰り圏内の町フェッラーラ(Ferrara)の記事です。

フェッラーラへはヴェネツィア・サンタ・ルチア駅から鉄道で行くことができます。8時半ごろにヴェネツィアを出発するローマ行きの列車に乗ったところ、約1時間でフェッラーラに到着でき、しかも高速列車だったのでとても快適でした!

復路は17時前にフェッラーラを出発する列車でした。快速列車にあたるものですが、こちらだと1時間半かかるので往路ほど速くはありません。私の場合は、滅多に遭遇しないであろう事態により、2時間半以上もかかってヴェネツィアにようやくたどり着くことに・・・これは後ほど。

フェッラーラ駅を出たらいよいよ観光開始です。とはいっても、周辺では市壁の一部がある程度でルネサンスの香りは殆ど感じ取ることはできませんでした。フェッラーラを味わうにはまずは20分ほど歩かなければならないのです(バスも有)。幸いこの日のフェッラーラは快晴で、散歩にはうってつけでした。

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ただの田舎町だ(!)と思いつつ歩き続けたら、そのうちにレンガの壁が続く小道が見られるようになり、ついに市庁舎の中庭にたどり着きました。ここを出ると正面にカテドラーレ、そして100mほどのところにエステンセ城があるのですが、今しがたくぐったアーチを振り返ってみると、これ自体がとても美しい建物でした。アーチの脇にはエステ家の2人の像があります。ボルソ・デステ、ニコロ3世らしいです。

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ところで、フェッラーラ観光の際、主な施設を3つ以上回るならワンチケットがお得です(15日間有効、18-65歳対象)。エステンセ城を含む対象施設の中から行きたい場所を選んで買うだけです。このチケットでコスタビーリ宮(考古学博物館)など幾つかの施設に無料で入場できます。(お城などで販売)

ワンチケット情報 ↓
http://www.ferraraterraeacqua.it/en/discover-the-area/art-and-culture/201coneticket201d-2013-ferrara-museums-network

この日は残念ながらスキファノイア宮殿など2,3の施設が閉鎖中で少々悩みましたが、エステンセ城、カテドラーレ美術館、マルフィーザ館のワンチケットを買い、最終的にコスタビーリ宮を含む4施設に入場しました。

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(左から、カテドラーレ美術館、マルフィーザ館、コスタビーリ宮(考古学博物館))

私はまずエステンセ城に入りました。お城の周囲にはお堀もあっていかにも城塞らしい佇まいをしていますが、住居部分では宮廷的な装飾(天井画など)も見られ、当時の華やかな生活を伺い見ることが出来ました。更に大きな台所、お城やエステ家の人々に関する展示、地下の暗い牢獄も見ることができました。

なお、華やかな部分もあれば・・・

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そろそろ修復した方がいいんじゃない?と思う部分も多くありました。少々傷み気味です。

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エステンセ城を出ると町はすっかり賑やかになっていました。丁度お祭りの日だったようで、中世の格好をした人々が練り歩き、カテドラーレ南の広場に並んだイベントのテントに人々が群がっていました。カテドラーレの南側面はアーケードになっていて、普段から教会に店がくっついた形になっています。商店がくっついているのも変わっていますが、この壁の上部にある柱も様々な形をしていて面白いです。   ・・・続く。

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エステンセ城(英語): http://www.castelloestense.it/en/

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  フェッラーラ(ヴェネツィア番外編) (1)概要 / (3)後編

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フェッラーラ(1)(ヴェネツィア番外編) [ショートトリップ]

本日から数日、ヴェネツィアから日帰りで行ったフェッラーラ(Ferrara)という町について記載します。

まずは町の概要です。
フェッラーラはイタリア最大の河川ポー川の下流、ボローニャとヴェネツィアの中間に位置し、かつては河港都市として栄えた町です。「フェッラーラ:ルネサンス期の市街とポー川デルタ地帯」として世界遺産(文化)にも登録されています。(1995年登録、1999年拡大)

この町の歴史に欠かせないのはエステ家の存在です。エステ家は1240年に行政長官に選出されて以来徐々に支配権を握り、1332年にはローマ法王からフェッラーラの統治権を承認されました。エステ家の積極的な芸術擁護によりフェッラーラではルネサンス文化が花開き、その後1598年に教皇領となるまで町はヨーロッパ屈指の文化都市として繁栄しました。

エステ家が遺した建築物の中で最も有名なのはエステンセ城(16世紀完成)です。当初は城塞でしたが、次第に内部は宮廷風に改築されていきました。市壁に囲まれた町にはこの城のほか、12世紀建造のカテドラーレ、エステ家の別荘だったスキファノイア宮殿、ディアマンティ宮殿など数々の歴史的建造物が残されています。15世紀末にエルコレ1世が建築家ロセッティに命じて造らせた都市は今も変わらず保存され、当時のままの美しい町並みを見ることができます。

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エステンセ城(英語): http://www.castelloestense.it/en/

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  フェッラーラ(ヴェネツィア番外編) (2)前編 / (3)後編
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小旅行ヴェネツィア(6) [ショートトリップ]

今日はヴェネツィアのレストランをひとつ掲載します。

お店の名前は「Alle Testiere」、ミシュランガイドにも掲載されているそうです。これを書こうとするまで気づきませんでしたが、確かに店にはミシュランの赤いシールが貼ってありました・・・。ちなみに、この店の近く、水路沿いにあるピザ屋「Cip Ciap La Bottega della Pizza」も美味しかったですよ~(量り売りが基本)。これらのお店に行くときは、サンタ・マリア・モルフォーザ教会(or広場)を目印にすると良いと思います。

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土地柄外国人のお客が多いようで、店員さんはイタリア語はもちろん英語もフランス語も、ついでにカタコトの日本語も話せました。イタリア語が話せなくてもかなり入りやすいレストランといえます。おかげで見たことも食べたこともなかった「マテ貝」なんていう言葉も教えてもらうことができました・・・。

ここの料理(海の幸をチョイス)はどれもとっても美味しかったです。今回食べた3皿(デザート含む)は、エビのサラダも、マテ貝も、パスタも魚もくどくなく、うすすぎず、量も多すぎずでとても満足でした。フランスでは「一皿にすればよかった」と思うこともありますが、このお店では2、3皿で丁度いいぐらいだと思います。

最初にパンが出てきたときに写真を撮っていたら、お皿が出るたびにお隣のUSAのミセスが「撮ってあげる」と申し出てくださったため、料理以外のものが様々に映っていますが、ご愛嬌ってことで・・・。

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 * デザートの写真は省略(USAミセスお薦めのチョコケーキをチョイス)

レストランAlle Testiereは、予約なしに入るのは難しいと思います。そんなに大きくない上に、隣の席にいたご夫婦によると、アメリカではメディアで紹介され、人気が高いのだそうです。実際、この日も満席だったので、確実に行くには事前予約が必須です。

(お店情報)
 Alle Testiere:
  CALLE DEL MONDO NOVO CASTELLO 5801
  30122 VENEZIA
  www.osterialletestiere.it/

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              / (5)サン・マルコ寺院近辺
  フェッラーラ(ヴェネツィア番外編) (1)概要 / (2)前編 / (3)後編

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小旅行ヴェネツィア(5) [ショートトリップ]

ヴェネツィア観光の最終日は、昼の飛行機で時間があまりなく、サン・マルコ広場付近のみを見学しました。ヴェネツィア観光名物のサン・マルコ寺院や広場にある鐘楼は最終日まで見学せずにとってあったため、天気が心配ではありました。

霧が立ち込めた日には下から鐘楼の先端すら見えなかったので、天気が悪かったら鐘楼は取りやめだと思っていたのですが、この日の午前は何とか晴れていました!開館少し前に行ったところ、サン・マルコ寺院も鐘楼も既に長い行列ができていましたが、さほど待たずに入ることができました。シーズンオフ万歳!

まずは鐘楼(96.8m)です。中に「視界悪し」の看板がありましたが、エレベーターで上に上がってみたら殆ど問題なく周囲の景色を楽しむことができました。町並み、海、島などが見渡せましたが、あんなにあちこちにある水路は建物に遮られてほとんど見えないから不思議です。また、広場北側にある時計塔の上にあるムーア人のブロンズ像も上からだとよく見えました。

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S.M.デッラサルーテ教会方向   サン・ミケーレ島/ムラーノ島方向   時計塔の頂にあるムーア人の像

ずっといたいぐらいでしたが、時間もないので続いてサン・マルコ寺院へ。アクアアルタで水浸しになったときのためにつくられた台上の道を通って建物に入ると、入口で荷物と服装をチェックされました。夫はリュックが大きいと言われ、出口側にある(正確には出口を背に向かって正面左手の路地にある)クロークにカバンを預けるよう指示されました。クロークを探して彷徨い、並びなおし!・・・荷物が大きいと時間をロスします・・・。

服装も要注意です。このときは短パンをはいていた女子が一人はじかれていました。そもそも教会では露出の高い服装はご法度ですが、サン・マルコ寺院は特に服装チェックが厳しいんです。この人の場合、短パンではあってもナマ足ではなかったのですが・・・監視員のハートを打ってしまったのか(?)あえなくアウト!一人だけ待たせるいうわけにもいかず、グループ全員が引き返していました。

サン・マルコ寺院は、聖マルコの遺体を納めるためにつくられた聖堂です。外は工事中でしたが、内部の天井、壁、床は一面にモザイクが施されていてゴージャスです!でも、撮影禁止なので写真は省略です(実は撮っている人も多数)。祭壇の奥には10世紀製作のパラ・ドーロという宝石が散りばめられた黄金のついたてがあり、脇には宝物庫があり、更に上階には博物館もあります。

内部を普通に見るだけなら無料ですが、パラ・ドーロや宝物を見るにはそれぞれ別途料金が必要です。せっかくなので、私はパラ・ドーロと宝物庫を見学してきました。パラ・ドールは1000年以上も前のものとは思えないまばゆさだし、十字軍がコンスタンチノープルから持ち帰ったとみられる宝物もピカピカ!もう十分だったので上の階にある博物館には入りませんでした。おなかいっぱいでございます・・・。

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サン・マルコ寺院入口    広場から見たサン・マルコ寺院

なお、ヴェネツィアのあちこちで見られる有翼の獅子は聖マルコを表したもので、サン・マルコ寺院、鐘楼、ドゥカーレ宮殿、ブラーノ島のガラス工房など随所にあります。この獅子が持っている本はマルコが書いた福音書を表しているようです。この町は昔も今も聖マルコに守られています。

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ドゥカーレ宮殿中庭でも発見

(オマケ) 朝の時計塔(アクアアルタ用に台で道がつくられています)

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(関連ブログ)
  小旅行ヴェネツィア (1)概要 / (2)ドゥカーレ宮殿ほか / (3)ムラーノ島・ブラーノ島 / (4)ゴンドラ等
              / (6)レストラン
  フェッラーラ(ヴェネツィア番外編) (1)概要 / (2)前編 / (3)後編

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小旅行ヴェネツィア(4) [ショートトリップ]

2日目は「水の都」を楽しむ日でした。ヴァポレット(水上バス)を使ってムラーノ島、ブラーノ島に出かけた後は、ヴェネツィアに戻っていよいよゴンドラです!

ヴェネツィアのゴンドラは通常交渉制です。ゴンドラに乗る場所もあちこちにあるので、どこで、何分、幾らで乗るかをよく考える必要があります。ふっかけられたり、値切りすぎてさっさと終わってしまうこともあるというからややこしい・・・。船を貸しきると高いので、日本人同士誘い合わせて割り勘するという手もあります。

交渉が面倒なので、うちは「ゴンドラセレナーデ」というものを利用しました。ツーリストインフォメーションで申し込め、定額(このときは一人40ユーロ)で歌・演奏つきです。歌手は一つのゴンドラにしか乗り込まないので、離れた船では音楽が聞こえにくくなりますが、狭い水路に入るとよく響くので十分聞こえます。

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歌手と伴奏者

時刻(このときは15時半開始)15分前に乗り場に行くと、既にたくさんの人が集まっていました。ゴンドラには6人ずつ乗り込んでいくのですが、船が小さいので、大きい人がくるとすごく傾き・・・ちょっとヒヤヒヤしました。全員が乗り込んだら、いざ出発!視点がぐっと低くなり、水がとっても近くになりました。

ゴンドラは暫く大運河をまわり、続いて狭い水路に入っていきました。ゴンドラが2列に並び、音楽がよく聞こえるようになって雰囲気満点ですが、、、漕ぎ手ゴンドリエーレたちは喋りっぱなし。さすがイタリア人!音楽を聞きつけて、途中の橋には人だかりが出来たりしました。私も何人かのカメラに映りこんだかも。

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ゴンドラセレナーデが終わると、今度はヴァポレットでヴェネツィア周辺を一周です。すぐ横に見えた乗り場に行こうと思ったのに軽く迷って・・・結局別のヴァポレット乗り場にたどり着きました。ヴェネツィアの道はどうせ1日2日では覚えられないから、迷うのもまた楽し、です。

ヴァポレットからは、サン・マルコ広場全体が見られたほか、広場周辺とは全く違った風景を見ることができます。島も間近に見られたし、警察の船があったり、荷物用らしい埠頭があったり、電車が通る長い橋があったりとヴェネツィアの様々な表情を見たような気がしました。天気さえ良ければなあ・・・。

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うっかりヴェネツィアらしい風景を載せ忘れるところでした。ヴァポレットから別の日に撮影したもので、左からサンタ・ルチア駅前、魚市場、カ・ドーロです。古い邸宅や教会は船が着岸できるようになっています。

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(オマケ) サン・マルコ広場の夜景(地面の水はアクアアルタではなく雨)

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(関連ブログ)
  小旅行ヴェネツィア (1)概要 / (2)ドゥカーレ宮殿ほか / (3)ムラーノ島・ブラーノ島
              / (5)サン・マルコ寺院近辺 / (6)レストラン
  フェッラーラ(ヴェネツィア番外編) (1)概要 / (2)前編 / (3)後編

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小旅行ヴェネツィア(3) [ショートトリップ]

ヴェネツィアといえば水の都。2日目はヴァポレット(水上バス)の24hチケットを買って運河や島を楽しむことにしました。

ヴェネチアでは海の水位が高くなりすぎて町が水浸しになることがあります(アクアアルタ)。訪問時は丁度満潮時期だったので、ヒタヒタのサンマルコ寺院を見よう、可愛い長靴を買おう、なんて野望もあったのですが、せいぜい岸辺に水がはみ出している程度で(写真)、観光には全く支障ありませんでした・・・。

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→ ヴェネツィア、アクアアルタの風景(AFPの記事)
   http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/disaster/2909712/9745983

まずは、ヴァポレットに乗ってガラス細工が有名なムラーノ島、レース編みの村があるブラーノ島を目指します。サン・マルコ広場近くにあるサン・ザッカリアという乗り場からムラーノ島までは約50分です。島までは約1.5kmらしいのですが、船はヴェネツィアをぐるりと回りこんでから島に向かうため、時間がかかるのです。実は島に一番近い乗り場まで歩いて、そこから船に乗った方が早いのかもしれません。

ヴェネツィア北の最後の乗り場からムラーノ島まではさほど遠く感じませんでした。途中にある塀で囲まれた島では花束を持った人がたくさん降りました。このサン・ミケーレ島はお墓の島らしいです。海に囲まれた墓地・・・ヴェネツィアらしいと思いました。

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ムラーノ島はヴェネチアングラスの島です。ガラス工場がたくさんあり、ガラス博物館があり、道端にガラスのオブジェがあり、ガラス工房では実演を見ることもできます。でも、ふらっと入った場所で実演を見てショップを覗いたら、カタコトの日本語を話す店員がいて面倒でした(しつこい)。この島には怪しい客引きもいるそうだし、店によってはムラーノ産ではないガラスも置いているということなので、注意が必要です。

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ガイドブックにはこの島の見所としてサンティマリア・エ・ドナート教会が載っていました。覗いてみると確かに床のモザイクが美しい。でも、お葬式中で内部の観光はできませんでした。このときはタイミングが悪かったとしか思わなかったのですが、翌日には「死」がもっと身近に・・・。それは後日。

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続いてブラーノ島に行きました。私のこの島の印象は「傾いた塔があるカラフルな島」。運河沿いや大通りはもちろん、路地に入っても色とりどりの家が並び、やたら傾いた塔がニョキッと出ていました。なお、レース博物館があるとおり、この島はレースが名産らしいのですが、中国製のものも出回っているそうです・・・。

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(オマケ) ムラーノ島の八百屋

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(関連ブログ)
  小旅行ヴェネツィア (1)概要 / (2)ドゥカーレ宮殿ほか / (4)ゴンドラ等
              / (5)サン・マルコ寺院近辺 / (6)レストラン
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