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所得税の申告(2011) [手続き(役所関係)]

我々は日本に住所がありません。日本では非居住者の扱いになるため、日本では所得税を払うことはできず、出国後の所得についてはフランスで納税しなければなりません。前年の所得を申告するわけですが、渡欧するまでの所得税は日本で払っているため少々ややこしくなります。こちらで申告すべきなのは渡仏以降の所得のみとなります。

提出する書類は申告書と補足資料になります。ただし、我が家の場合は給料がすべて日本から支払われていることもあって少々複雑です。フランス国外から派遣された人を対象とした控除のための書類、フランス国外から支払われた所得額を申告する書類、それにフランス国外での生命保険契約、銀行口座の書類を提出しました。

仕組みを良く知らないので、夫が日本語で相談できる税理士事務所を探し、申告書類の作成をお願いすることにしました。世帯で申告することになっているので、税理士事務所とのやりとりはすべて夫がやりました!一応、フランス国外の銀行口座に関する申告書類だけは作りました…。税理士事務所が作成してくれた書類に、最後に2人分のサインを並べて書いたらでき上がりです。

なお、夫は在仏日本人会の税務説明会に参加したものの、それぞれの事情により申告の仕方が異なり、複雑過ぎて初めての人では対処しきれないと思ったそうです。税理士事務所などに頼む方が確実です。

declaration_d'Impot2010.JPG締め切りは本日、5月30日(月)の24:00(minuit)でしたが、ちょっぴり早目の5月27日(金)に直接提出することにしました。提出場所は「Centre des impôt Strasbourg EST」*となっていますが、どうやら建物が工事中のようでTrésorerie générale - Bas-Rhin**(財務局)へ、との張り紙がありました。財務局までは徒歩1,2分です。

財務局入口すぐの所には巨大な白い箱が設置されていました。地区ごとに投函口が分かれていて、うちはストラスブールの東の区域になるようです。投函した時の音からして箱の中が本当に区切られているかどうかは謎ですが…。入口すぐなので箱を探す必要もなく、誰かと会話する必要もなく、投函したらあっけなく申告は終了しました。この後、税額の通知が届いたら所得税を納付することになります。

なお、住居税、ゴミ税など他の税金も支払わねばなりません。多分かなり大きい額になります。通知がくる秋が怖いです…。

* Centre des impôt Strasbourg EST
  35, avenue des Vosges
  67070 Strasbourg CEDEX

** Trésorerie générale - Bas-Rhin
  25, avenue des Vosges BP 1048 F
  67070 Strasbourg CEDEX

  税金申告に関するホームページ(フランス)
    http://www.impots.gouv.fr/

 → 所得税の支払い(2011)に関するブログはこちら(2011年8月26日)

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