ゴミ税2011

今日は秋分の日。この1カ月で驚くほど日が短くなったように感じます。MSN天気予報によれば本日の日の出は7:16、日の入は19:25でした。昼と夜がぴったり12時間というわけではないようです。

さて、昨夜、アパートの家主夫婦とその知人らしき夫婦がやってきました。一昨日家主が変わると聞いて、契約をやり直すのかと思っていましたが、様子を見る限り彼らがアパートを買うかどうかはまだ決まっておらず、まずは家を見せようということのようでした。私は家主には会った事がなく、夫も最初の現状確認時に1度会っただけだったのですが、お土産にチョコレートまで持ってきてくれました。とても紳士的な人でした。

ところで、This is a present for you.とチョコを差し出された後、「そしてこちらはゴミ税」と突然税金の請求書もやってきました。まさかこんな形で届くとは…。ゴミ税は持ち主に請求が行くので、基本的に借主は家主にこれを支払わねばなりません（契約内容による）。封筒には家主に対するゴミ税請求のコピーと、家主からの正式なレターもついていました。1年分まとめての請求なのでウン百ユーロもの出費になります。痛い…。

うちの場合、燃えるゴミとペットボトルや紙などのリサイクルゴミは地下に共通のゴミ箱が置かれており、住人は好きなときにゴミを出すことができます（粗大ごみとビンは別）。回収車が来る日に管理人（？）が各階のゴミ箱を集めて外に出し、終わるとまたゴミ箱を元の場所に戻しておいてくれます。回収用のゴミ箱の形は決まっており、ゴミの回収車にひっかけるとボタンひとつでゴミ箱がひっくり返り、ゴミが落ちるようになっています。中身が詰まっているときは大きくゆすって落としますが、乱暴なので、時折フタが外れて行方不明になることもあります…。こうやって回収してくれるのも税金を払えばこそ、です。