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10年目のワイン [名物]

10年前のワインをあけました。
リクヴィルの近郊の町、ZellenbergのJean Beckerさんのワイン、リースリング Grand Cru Shoenenbourg 2012です。

2022.07_GrandCru_shoenenbourg.JPG

こんなに濃厚な味になるとは。
地下に置いていたので、ラベルはちょっと傷んでしまいましたが、とても美味しくいただけました。

コロナ禍でまだまだ海外に出られる気がしないですが、いつかまたshoenenbourgの畑(観光名所リクヴィルの畑です)からアルザスのブドウ畑の風景を見てみたいと思いました。
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今年のストラスブール土産 [名物]

何年かぶりにストラスブールを訪れました。町並みは大きくは変わっていませんでしたが、店が入れ替わったり、ユニクロが登場したりと、少しずつ変化していました。

ストラスブールでお土産を買うとなれば、クグロフ、パンデピス、ワイン、Hansi(アルザス出身の画家)グッズなど定番のものもありますが、今年、新たな商品を見つけたので、のせておくことにしました。

まず、ここ数年でできた紅茶のお店「Dammann Frères」(プチットフランス近辺)で売られていた、大聖堂1000周年のお茶です。パッケージも限定品らしくて素敵です(缶の色は3色)。
緑茶ベースで、オレンジ、サクランボ、シナモン、はちみつなどの香りが楽しめます。

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続いて、ふらりと入ったビレロイ・ボッホ(大聖堂前の通りのお店)で、現地模様のカップ(ニューウェーブのシリーズ)を見つけました。ストラスブールらしく、大聖堂、ハート形のクッキー、コウノトリなどが描かれています。しかも割引になっていたので、即決!今回、皿は買いませんでしたが、我が家には同シリーズのカップ&ソーサーが4客あるので、形としては一応お揃いということになります。ストラスブール好きにはたまらない品だと思います!

souvenir_sxb_v.b.2015.JPG

今年のカテドラルの光のショーは、1000年記記念バージョンでした。例年よりショーの期間も長く、バカンスシーズンを外して出かけたのにショーを楽しむことができました。ただ、ちょっと寒くて暗かった…。
ショーの写真は、近いうちにまた掲載したいと思います。

(参考情報)
Damman Frère (Maison de Thé à Strasbourg)
 48, rue du Fossé des Tanneurs
 67000 Strasbourg
 月~木 10:00-12;30、13:30-19:00
 金、土 10:00-19:00
 https://dammannstrasbourg.wordpress.com/

Maison de Villeroy & Boch Strasbourg
 8, rue Merciere
 67000 Strasbourg
 月~土 8:30-19:00
 http://www.villeroy-boch.fr/

(ビレロイ&ボッホ)Villeroy&Boch ニューウェイブ カフェ マグ

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  • 出版社/メーカー: Villeroy&Boch(ビレロイ&ボッホ)
  • メディア: ホーム&キッチン



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エルバンのインク [名物]

今年から、大人の雰囲気を醸し出そうと(?)チープな万年筆を使い始めました。最近は家で書き物をすることはあまりないので、無駄に乾くことがないよう、インクは毎回少しだけ入れるようにしています。

日本では万年筆の使い方を習ったりなどしませんが、フランスはペン文化なので、子供のころから万年筆を使い慣れているそうです。…と書きつつ、フランスにいたころでも、語学学校(基本外国人ばっかり)ぐらいでしか他人の筆記具を見なかったためか、万年筆を使っている人を見かけた記憶はほとんどありません。でも、筆記試験のときも文字を消せないようペンで答案を書かなければならない等、ペンを使う国ならではの風習を多少は味わったように思います。

ペンを使うの国だけあって、フランスでは小さな文具屋でもインクを豊富に取り揃えているようで、ストラスブールの町を歩いていたら、ショーウインドウにPILOTの色雫というシリーズの赤や緑のカラフルなインクが並んでいるのを見つけたことがあります。日本語が書かれているから余計に目についたのかもしれません。

在仏中は知らなかったのですが、フランスには「J.HERBIN」(エルバン)というシーリングワックスやインクの会社(1670年、ルイ14世の治世からの老舗)があります。ここの30種類ほどのインクのうち「ヴィオレパンセ」という色は、長らく小学校で使うインクに指定されていたそうです。黒が基本の日本とは違い、紫が指定されていたのはフランスらしいとも思えます。

興味がなければ気づかないでしょうが、よくよく見てみると日本でもときどきエルバン社のインクが売られています。それぞれに植物や風景などからとった名前がつけられ、色も豊富で、あれもこれも試してみたくなってしまいます。なお、ヴィオレパンセはパンジーのことらしく、ラベルには花の絵も描かれています。

…とこのあたりまではしばらく前に知っていたのですが、先月エルバンのインクをとある文具屋で発見し、早速買ってしまいました。この店舗にはエルバンのインクがほぼ全色がそろっており、さらにPILOTの「色雫」シリーズもきれいに並んでいて、種類の豊富さに思わず目が輝いてしまいました。売り場面積がふつうの個人商店の規模程度しかないこの店舗にこれだけの品が揃うのだから、かなりマニアックな店といえると思います...。

herbin-volette.pensee.jpg


ちなみに、エルバン社は香りのついたインクも出しています。使ったことはないけれど、手紙をあけたらふっとラベンダーの香りが広がる…そんなインクなら素敵だなと思いました。

ほかに、手軽なカートリッジインクも売られていますが、日本の万年筆には形が合わないらしいので、エルバン社の1000円ほどの万年筆や対応ボールペンなど、対応している筆記具であることを確認しておく方がよさそうです。

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様々なメーカーのインクの色を比較したい方は「趣味の文具箱」Vol.32がおススメ。

趣味の文具箱 Vol.32 (エイムック 2986)

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: エイ出版社
  • 発売日: 2014/12/13
  • メディア: ムック

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ツリー登場 à Strasbourg [名物]

アルザスの新聞DNAを見ていたら、今年もクレベール広場(Place Kléber)にツリー(正確にはモミノキ)が立てられたという記事が出ていました。
記事によると、アルザスのボージュ(Vosges)山脈から切り出されたこのもみの木は、樹齢70年、高さ30.5m、重さ7.5トンの巨木です。昨年は木が傾いていることで変に話題になってしまったのですが、今年は注意してまっすぐに立てられたようです!

自分たちが生まれるより随分前から生きてきたこの木が、これから1月半ばまで広場のシンボルとなり、町を見守っていきます。よく考えると、3ヶ月弱もの長い期間、ここにツリーがあることになるんですねぇ。常に広場に立っているクレベール将軍の像より沢山写真を撮られ、町を訪れる人々の心に焼きつくことになりそうです。

クリスマスの飾り付けは11月3日から3週間かけて行われ、長い歴史を誇るマルシェ・ド・ノエルに華を添えます。

今年のマルシェ・ド・ノエルは、11/28-12/31です。私もいつかまた行きます!

該当のDNA記事

Marche de Noël de Strasbourg
http://www.noel.strasbourg.eu/


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もう収穫の時期 [名物]

先日(と言ってももう2週間以上経ってしまった…)、アルザスの新聞dernière nouvelle d'Alsace(DNA)を見ていたら、今年もブドウの収穫が始まったという記事が出ていました。
9/3〜 発泡ワイン crémant d'Alsace
9/15〜 アルザスの品種 Riesling etc.
9/30〜 遅摘み Vendanges tardives

記事によると、今年は昨年より収量が多い見込みだそうです。

DNAの該当記事はこちら(仏語)

先日レストランでもらったボンズールというフリー冊子にはリクヴィルの町の写真が載っていました。大好きなSchoenenbourgから見たブドウ畑の風景でした(この丘にはグランクリュの畑があります)。こういう記事を読むと、ふらりと出掛けられたあの頃が懐かしく、この景色をまた見たいと思うのです…この時期は色づいたブドウがたわわになっていて、いくら見ても飽きなかったのを思い出します。

数日前には、同新聞で、ストラスブールの世界遺産区域のすぐ外、劇場や大学のある地域Neustadtのアプリができたとのニュースを読みました。懐かしいー!早速ダウンロード、と思ったのですが、動作環境が微妙なので、今はガマン。

また行きたいなぁ。


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ガレット・デ・ロワ in Japan [名物]

あけましておめでとうございます。今年もぼちぼち更新します。

さて、今日は公現節、エピファニーです。12月に生誕したキリストに東方三博士が会ったとされている日です。フランスではこれにちなみ、この日の前後にガレット・デ・ロワ(アーモンドクリームを包んだパイ)を食べます。この複数形のロワ(rois、発音は一緒)は東方三博士のことです。お菓子の中には小さな陶器(フェーブ、もとはソラマメの意)が1つ入れられ、王冠が添えられているのが普通です。みんなで一緒に食べて、フェーブが当たった人が王様!当たると今年は幸せでいられるとか。パイではなくブリオッシュを使う地域もあります。

さて、日本で久々の正月を迎えた私は、モチやおせちに飽きてくるとこのガレット・デ・ロワが気になり始めました。フランス語の名前を関するお菓子屋さんも多いことだし、気軽に見つかるだろう、などと思ったのは甘かった…。正月あけに、特別な用もないのに丸々パイを買う人などろくにいないのか、探すのは割と困難でした。

フランスではお菓子屋もパン屋も1月後半ごろまでガレット・デ・ロワを並べていましたが、日本では予約なしで買うのは難しいみたいで、さらに並んでいるのもごく短期間で、なかなか巡り会えないようです。

今年は、これまでに2つのガレット・デ・ロワに出会いました。一つは銀座プランタン(というよりパリ?)の有名なパティスリー、Angelinaです。銀座ではなく別のお店で10~11㎝程度の小ぶりのものをゲット。モンブランが有名なお店ということもあって、マロン味で、フェーブは別添、中にはアーモンドが入っているということでした。(食べかけで、まだアーモンドに出会っていません)
ただ、よく考えると王冠をもらっていなかったような…。大きな忘れものでした。

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フェーブは通常陶器なので、間違って噛むと歯が悪くなるとか陶器が割れてけがをするとか飲み込むとかいった事故が起こりえます。日本ではガレット・デ・ロワを食べる風習がないこともあり、事故防止のためにフェーブを入れずにいるのだろうと思います。いろいろ調べてみましたが、日本では多くの店がこういう形をとっているようです。一応、自分で切り分けてから入れることはできますが、もうアーモンドだけで用は足りているような?私としてはフェーブも楽しみのひとつなので、付いているのはうれしいのですが。

東京に数か所の拠点を持つMariageというお店でもガレット・デ・ロワを見つけました。別のものを買ったのでガレットは買えませんでしたが、こちらも大きすぎず手頃サイズでした。真ん中に乗っかっていた陶器らしきものが、おそらく別添のフェーブだったのだと思いますが、1月5日までとのことだったので、もう手に入りません。また来年。

日本においては超高級パン屋であるPAULでもフランスと同じくガレット・デ・ロワを売っているようです。販売期間としてはもうしばらく買えそうですが、今日覗いてみたら、閉店間際でパンすらほとんどない状態で、縁がありませんでした。レジ前にある看板を恨めしく見つめ、店を後にしました。Paulは毎年オリジナルのフェーブを売り出しています。ほしいなあ…。

さっと調べたところ、ピエール・エルメやサダハル・アオキ、ジャン=ポール・エヴァンなど高級フランス菓子のお店では普通に売り出されており、ほかでも東京の大きなデパートでは買いやすいようにみえました。やっぱり日本の中心は東京らしい…。ただ、やっぱりフランスに比べると販売期間は短いようです。日本で手に入れるには年末の予約が一番安心なようです。

今年、できればあと一種類ぐらいは食べたい、と気持ちだけ先走る公現節2014でした。

※ 楽天などの通販でもあとしばらくは買えるようです。








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イルミネーション開始…らしい [名物]

今朝ニュースを読んだところによれば、今日からストラスブールではイルミネーションが点灯するらしいです。もうクリスマスシーズンです。懐かしいなあ…寒いだろうなあ…

記事によると今年の点火式に登場するのは有名な歌手、シルヴィ・バルタンだそう。有名人がちゃんと来ていたとは、今まで気づかなかった…でも、賑々しくなったのは昨年からのような気もします。だんだん田舎臭さが抜けているんでしょうか。シルヴィ・バルタンはフランス語の教科書に載っていたぐらいの有名人。これまた超有名人歌手(フランスでは)、ジョニー・アリデイの元奥さんでもありますが、とある記事によるとバルタン星人の名前は彼女からとられたとか。真偽のほどは定かではないですが、こう聞くと日本人にも身近な存在に思えてきます。

更に記事には傾いたツリー、という記述もありました。ナナメになったまま会期を迎えてしまったようです。一月に撤去されるまで無事に立っていてくれますように。。。

今年443回目となるストラスブールのマルシェは12月31日まで開催されます。

追記:
オープニング時のDNA記事(写真つき)
http://www.dna.fr/actualite/2013/11/30/strasbourg-donne-le-coup-d-envoi-des-festivites-de-noel

クレベール広場には12000~15000人も集まったそうです。数字に3000もの開きがあるのは、ご愛嬌!

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栗の屋台が登場(秋の景色) [名物]

10月に入り、どんどん日が短くなってきています。秋分をすぎて一気に夜が長くなったように感じます。

町の風景も変わってきました。川沿いのマロニエは8月から変色し始めていましたが、オペラ座前のプラタナス並木もすっかり茶色くなりました。ここの並木は毎年秋に枝を落とす作業が行われ、冬には丸坊主になります。寂しいけれど、枝葉がなくなると、マルシェ・ド・ノエルが近づいてきたという風にも思えます。マルシェ・ド・ノエルの期間中、プラタナスは電球が巻きつけられてイルミネーションの一部を担います。

Opera2012Oct2.JPG

この時期、町の風景は大きく変わります。街角にあったアイスクリームの屋台は、機関車の形をした栗の屋台に変わりました。どこの栗屋もまだ全然売れる気配はなく、写真の屋台ではおじさんが中で新聞を読んでいましたが・・・。夏に大行列ができていたアイスクリーム屋は客足が途絶え、ヴィレロイ&ボッホのウインドウにはクリスマスの飾りが出現しました。夏の景色の一部であるグーテンベルク広場のメリーゴーランドや広場に張り出したテラス席が見られるのもあと少しです。

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町をゆく人々の服装も明るい色から暗い色のものに変わってきています(特に上着)。灰色の空と黒い人影・・・朝晩はそんな冬の景色がちらつき始めています。

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世界遺産・ストラスブール(旧市街 - 「グラン・ディル」) [名物]

ストラスブールについてまともに記載したことがなかったので、今日は世界遺産としてのストラスブールについて記載したいと思います。

ストラスブールは、「ストラスブールの旧市街 - グラン・ディル」(Grande île)として1988年にユネスコ世界文化遺産に登録されました。パリ(1991年)の登録より前です。フランス語でÎleとは島のことです。旧市街はライン川支流のイル川に囲まれて島みたいになっているので、旧市街を「大きな島=グラン・ディル」と呼ぶようです。

本によれば、町の歴史は紀元前12年ごろ、古代ローマ軍がイル川の中州に駐屯地を築いたところから始まります。その後、人や物の行き交う交易都市として発展、「ヨーロッパの十字路」と呼ばれるようになりました。15世紀にはグーテンベルクがもたらした活版印刷技術により印刷業も栄えます。

自由都市だったストラスブールがフランスの一都市になったのは1681年、ルイ14世の軍隊に占領されてからです。その後何度もドイツ、フランスと帰属が変わります。本には「ストラスブールの旧市街は、ふたつの大国の間で翻弄されてきた、歴史と文化が色濃く残る町である」と書かれています。確かに、町並みも食べ物もアルザス語も、フランスともドイツともつかないものです。古くから栄え、フランスとドイツの狭間で苦しみつつも独特の文化を発展させてきた町なのです。

なお、本で挙げられていた旧市街の主な建造物は以下の3つでした。

ノートル・ダム大聖堂(Cathédrale Notre Dame de Strasbourg)
…旧市街で最も重要とされる建物。15世紀前半に完成した高さ142mの尖塔はケルンの大聖堂などに影響を与えた。堂内の天使の柱やバラ窓には見事な彫刻が施されている。天文時計も有名。
 → www.cathedrale-strasbourg.fr/

サン・トマ教会(Église Saint-Thomas)
…12~15世紀に建造。ロマネスク様式の正面ファサードとゴシック様式の塔をもつ。内部に残る18世紀のシルベルマンのオルガンは、モーツァルトが演奏したことで知られている。
 → www.fondation-saint-thomas.fr/

ロアン邸(ロアン宮)(Palais Rhoan)
…ロアン家出身の大司教が、ヴェルサイユ宮殿の建築を手がけた宮廷建築家ロベール・ド・コットに設計を依頼して、1731~1742年に建造。典型的な当時のパリの邸宅風スタイル。内部にはバロック時代の陶磁器コレクションが展示されている。
* 現在、ロアン宮には3つのミュージアムが入っています。
 → (参考)www.otstrasbourg.fr/article.php?id_article=48

cathedrale2012mai.JPG eglise_st-thomas.JPG palais.rhoan.JPG
     写真は左から、大聖堂、サン・トマ教会、ロアン宮

(参考リンク)
  Office de Tourisme de Strasbourg: http://www.otstrasbourg.fr/
  NHK世界遺産~世界遺産ライブラリー: http://www.nhk.or.jp/sekaiisan/card/cards189.html

(参考ブログ)
  ストラスブールの世界遺産マークは・・・(2012年9月)
  ストラスブール大聖堂の天文時計(その1・見学方法)(2012年2月)
  ストラスブール大聖堂の天文時計(その2・からくり)(2012年2月)
  世界遺産・パリ(「パリ・セーヌ河岸」)(2012年2月)
  ストラスブールの世界遺産登録拡大(2017))(2020年9月)

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ミラベルの季節 [名物]

このところ、果物が豊富に出回っています。そのひとつがミラベル(スモモの一種)。この1週間ほどで一気に店に並ぶようになりました。お菓子屋さんにもミラベルのタルトが並んでいます。旬です!

ミラベルといえばロレーヌ地方のものが有名ですが、アルザスでもよく栽培されています。ちょっと田舎に行くと、木にぎっしりと実がなっているのをよく見かけます。そしてそういうところでは路上販売もされています。先日、ワイン街道の村を訪れた際には1kg2ユーロという安値で売られていたので、ついに買ってしまいました。華やかな香りが漂う8月下旬の味覚です。

ミラベルは通常3cmほどの黄色の実です。でも、先日とある町に出かけたときに屋台の一角で売られていたのは、赤いミラベルでした。ジャムなどにするには赤いもののほうが香りが強くていいのだそうです。500gで1ユーロでした。たまたまなのか、少しだけ赤い実のほうが小さいようでした。

mirabelles_jaune,rouge.JPG

まずそのまま食べてみました。黄色ミラベルが甘いのに対し、赤いミラベルはとっても酸っぱくてビックリしました。ナマで食べるなら間違いなく黄色ミラベルが良いです!

黄色のミラベルはそのまま食べたりタルトやジャムに使ったりしましたが、赤いミラベルはジュレとジャムにしました。レシピはまた明日(→ ブログはこちら)。

(今日のフランス語)  mirabelle  ミラベルの実 (女性名詞)

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