フェッラーラ(2)(ヴェネツィア番外編) [ショートトリップ]
昨日に続き、ヴェネツィアから日帰り圏内の町フェッラーラ(Ferrara)の記事です。
フェッラーラへはヴェネツィア・サンタ・ルチア駅から鉄道で行くことができます。8時半ごろにヴェネツィアを出発するローマ行きの列車に乗ったところ、約1時間でフェッラーラに到着でき、しかも高速列車だったのでとても快適でした!
復路は17時前にフェッラーラを出発する列車でした。快速列車にあたるものですが、こちらだと1時間半かかるので往路ほど速くはありません。私の場合は、滅多に遭遇しないであろう事態により、2時間半以上もかかってヴェネツィアにようやくたどり着くことに・・・これは後ほど。
フェッラーラ駅を出たらいよいよ観光開始です。とはいっても、周辺では市壁の一部がある程度でルネサンスの香りは殆ど感じ取ることはできませんでした。フェッラーラを味わうにはまずは20分ほど歩かなければならないのです(バスも有)。幸いこの日のフェッラーラは快晴で、散歩にはうってつけでした。
ただの田舎町だ(!)と思いつつ歩き続けたら、そのうちにレンガの壁が続く小道が見られるようになり、ついに市庁舎の中庭にたどり着きました。ここを出ると正面にカテドラーレ、そして100mほどのところにエステンセ城があるのですが、今しがたくぐったアーチを振り返ってみると、これ自体がとても美しい建物でした。アーチの脇にはエステ家の2人の像があります。ボルソ・デステ、ニコロ3世らしいです。
ところで、フェッラーラ観光の際、主な施設を3つ以上回るならワンチケットがお得です(15日間有効、18-65歳対象)。エステンセ城を含む対象施設の中から行きたい場所を選んで買うだけです。このチケットでコスタビーリ宮(考古学博物館)など幾つかの施設に無料で入場できます。(お城などで販売)
ワンチケット情報 ↓
http://www.ferraraterraeacqua.it/en/discover-the-area/art-and-culture/201coneticket201d-2013-ferrara-museums-network
この日は残念ながらスキファノイア宮殿など2,3の施設が閉鎖中で少々悩みましたが、エステンセ城、カテドラーレ美術館、マルフィーザ館のワンチケットを買い、最終的にコスタビーリ宮を含む4施設に入場しました。
(左から、カテドラーレ美術館、マルフィーザ館、コスタビーリ宮(考古学博物館))
私はまずエステンセ城に入りました。お城の周囲にはお堀もあっていかにも城塞らしい佇まいをしていますが、住居部分では宮廷的な装飾(天井画など)も見られ、当時の華やかな生活を伺い見ることが出来ました。更に大きな台所、お城やエステ家の人々に関する展示、地下の暗い牢獄も見ることができました。
なお、華やかな部分もあれば・・・
そろそろ修復した方がいいんじゃない?と思う部分も多くありました。少々傷み気味です。
エステンセ城を出ると町はすっかり賑やかになっていました。丁度お祭りの日だったようで、中世の格好をした人々が練り歩き、カテドラーレ南の広場に並んだイベントのテントに人々が群がっていました。カテドラーレの南側面はアーケードになっていて、普段から教会に店がくっついた形になっています。商店がくっついているのも変わっていますが、この壁の上部にある柱も様々な形をしていて面白いです。 ・・・続く。
エステンセ城(英語): http://www.castelloestense.it/en/
(関連ブログ)
小旅行ヴェネツィア (1)概要 / (2)ドゥカーレ宮殿ほか / (3)ムラーノ島・ブラーノ島 / (4)ゴンドラ等
/ (5)サン・マルコ寺院近辺 / (6)レストラン
フェッラーラ(ヴェネツィア番外編) (1)概要 / (3)後編
フェッラーラへはヴェネツィア・サンタ・ルチア駅から鉄道で行くことができます。8時半ごろにヴェネツィアを出発するローマ行きの列車に乗ったところ、約1時間でフェッラーラに到着でき、しかも高速列車だったのでとても快適でした!
復路は17時前にフェッラーラを出発する列車でした。快速列車にあたるものですが、こちらだと1時間半かかるので往路ほど速くはありません。私の場合は、滅多に遭遇しないであろう事態により、2時間半以上もかかってヴェネツィアにようやくたどり着くことに・・・これは後ほど。
フェッラーラ駅を出たらいよいよ観光開始です。とはいっても、周辺では市壁の一部がある程度でルネサンスの香りは殆ど感じ取ることはできませんでした。フェッラーラを味わうにはまずは20分ほど歩かなければならないのです(バスも有)。幸いこの日のフェッラーラは快晴で、散歩にはうってつけでした。
ただの田舎町だ(!)と思いつつ歩き続けたら、そのうちにレンガの壁が続く小道が見られるようになり、ついに市庁舎の中庭にたどり着きました。ここを出ると正面にカテドラーレ、そして100mほどのところにエステンセ城があるのですが、今しがたくぐったアーチを振り返ってみると、これ自体がとても美しい建物でした。アーチの脇にはエステ家の2人の像があります。ボルソ・デステ、ニコロ3世らしいです。
ところで、フェッラーラ観光の際、主な施設を3つ以上回るならワンチケットがお得です(15日間有効、18-65歳対象)。エステンセ城を含む対象施設の中から行きたい場所を選んで買うだけです。このチケットでコスタビーリ宮(考古学博物館)など幾つかの施設に無料で入場できます。(お城などで販売)
ワンチケット情報 ↓
http://www.ferraraterraeacqua.it/en/discover-the-area/art-and-culture/201coneticket201d-2013-ferrara-museums-network
この日は残念ながらスキファノイア宮殿など2,3の施設が閉鎖中で少々悩みましたが、エステンセ城、カテドラーレ美術館、マルフィーザ館のワンチケットを買い、最終的にコスタビーリ宮を含む4施設に入場しました。
(左から、カテドラーレ美術館、マルフィーザ館、コスタビーリ宮(考古学博物館))
私はまずエステンセ城に入りました。お城の周囲にはお堀もあっていかにも城塞らしい佇まいをしていますが、住居部分では宮廷的な装飾(天井画など)も見られ、当時の華やかな生活を伺い見ることが出来ました。更に大きな台所、お城やエステ家の人々に関する展示、地下の暗い牢獄も見ることができました。
なお、華やかな部分もあれば・・・
そろそろ修復した方がいいんじゃない?と思う部分も多くありました。少々傷み気味です。
エステンセ城を出ると町はすっかり賑やかになっていました。丁度お祭りの日だったようで、中世の格好をした人々が練り歩き、カテドラーレ南の広場に並んだイベントのテントに人々が群がっていました。カテドラーレの南側面はアーケードになっていて、普段から教会に店がくっついた形になっています。商店がくっついているのも変わっていますが、この壁の上部にある柱も様々な形をしていて面白いです。 ・・・続く。
エステンセ城(英語): http://www.castelloestense.it/en/
(関連ブログ)
小旅行ヴェネツィア (1)概要 / (2)ドゥカーレ宮殿ほか / (3)ムラーノ島・ブラーノ島 / (4)ゴンドラ等
/ (5)サン・マルコ寺院近辺 / (6)レストラン
フェッラーラ(ヴェネツィア番外編) (1)概要 / (3)後編
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