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夏が来る [ストラスブールのスポット]

ストラスブールに夏の景色がやってきました。それはグーテンベルク広場に夏の間やってくるメリーゴーランドです。先日通った時はなかったし、どうも昨日現れたようです。まだ布がかかっていて、おじさんがうろうろしていました。11月、マルシェ・ド・ノエルの準備が始まる寸前までここに陣取るはずです。

pl.gutenberg2012avr19.JPG

こちらは広場の近く、冬に栗の屋台が来ていた場所です。アイスクリーム屋さんに変わりました。

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クレベール広場の噴水池の周辺でくつろぐ人も出てきました。

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いよいよ観光シーズン到来!

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サン・ポール教会 [ストラスブールのスポット]

先週の土曜日(4/14)は、新市街Neustadtのイベント(ブログはこちら)の関係か、普段は入れないサン・ポール教会(Église St-Paul)の扉が開いていました。一度中を見てみたかったので早速入ってみました。

サン・ポール教会は、ストラスブール大学の大学本館(大学パレス、Palais Universitaire)の近く、旧市街の北東の、イル川が分岐する所の中洲にあります。1882年から1897年にかけて建てられたネオ・ゴシック様式の教会で、当初はドイツ駐屯軍のプロテスタント派兵士たちの聖堂でした。本によると1918年以降、アルザス・ロレーヌ地方のプロテスタント派信徒が集う聖堂となっているそうです。2本の塔の高さは76mです。

EgliseSt-Paul-3.JPG

想像とは異なり、中はあまり凹凸がないシンプルな空間でした。大きい窓には色とりどりのステンドグラスがはめ込まれており、内部は思ったよりは明るい空間になっています。この日はあいにく小雨もまじる曇天でしたが、天気が良ければもっと神々しい光に満ちた空間になるはずです。戦争のときに被弾して壊れたりしているので、ステンドグラスもオルガンもさほど古いものではないようですが、ドイツのために造られ、戦争に巻き込まれ、フランスのものとなった教会には、ストラスブールの歴史が凝縮されているように思えます。

EgliseSt-Paul-1.JPG EgliseSt-Paul-2.JPG

この教会は現在、正面に向かって左側の塔に覆いがかかっているため、外観はいまひとつです。昨年の3月ごろまでは右側の塔に覆いがかかっていましたが、作業終了後には新品のようにきれいになりました。川辺のいい場所にあるので、作業が終わって全体が見られるようになるのが待ち遠しいです。

  サン・ポール教会Webサイト: http://www.eglise-saint-paul.fr/

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ストラスブール大学の植物園 [ストラスブールのスポット]

週末、新市街Neustadtのイベント(ブログ記事はこちら)でストラスブール大学に行ったついでに、大学の植物園(Jardin Botanique*)に入ってみました。以前、外から見た時には、草ぼうぼうの荒れ地だと思ったのですが、入ってみると区画ごとに色々な植物が植えられ、よく手入れされていました。池や温室もあってなごめる空間です。

Webサイトによると植物園の創設は1619年、現在の敷地は1884年に造られたもので、3.5ヘクタールの敷地に6000種以上の植物が植えられているそうです。植物にはきちんと名前のプレートが添えられていました。この日ちょっと珍しかったのは、フランスでは見かけない(恐らく)ワラビを発見したことです。日本の春を思い出しました。

j.botanique2011avr3.JPG j.botanique2011avr1.JPG j.botanique2011avr2.JPG

植物園の脇の通りにはアパートが建ち並び、すぐ横には大通りもあるのに、こんなに大きく静かな緑の空間があるとは驚きでした。冬以外は14時以降夕方まで無料で入れるようなので、また来たいと思います。

 * ストラスブール大学植物園(Jardin Botanique)
    http://jardin-botanique.unistra.fr/

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珍景・ぶら下がる靴 [ストラスブールのスポット]

cathedrale2012avr.jpg昨日の午後からストラスブールは曇ったり雨が降ったり、スッキリしない天気が続いています。今日は気温もあまり上がらないようです。でも、昨日の午前中から昼ごろまでは春らしい明るい日でした。朝晩は気温が低いのに、晴れるとチリチリした日射しが降り注ぐので、寒かったり暑かったりします。街をゆく人々の服装も半そでやコートがごちゃ混ぜです。

観光客もぐんと増えました。テラス席もせり出し、もう町は夏の様相になりつつあります。



l'ill-2012Avr.JPG川べりも新緑がきれいです。
間もなくカモの親子が見られるようになります。





chaussures1.JPGところで街中にはこんな風景も。青い空に浮かぶ謎の物体…。







chaussures2.JPG近づくと、靴がたくさん引っ掛かっていることがわかります。前は2,3足だったのに、いつの間にかこんなに増えました!

この人たち、靴を脱いで、投げて…裸足で帰ったのかな?

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ストラスブール大聖堂の天文時計(その2・からくり) [ストラスブールのスポット]

昨日に続き、ストラスブール大聖堂(カテドラル)の天文時計(Horloge Astronomique)のからくりについて簡単に書いておきたいと思います。
 → 天文時計の見学方法はこちら(昨日のブログ)

HorlogeAstronomique-0.JPG

まず、カテドラルの天文時計についてです。現在の天文時計は3代目だそうです。1代目は1354年、2代目は1547年に設置されました。現在のものはストラスブールの技師Jean-Baptiste Schwilguéが1838年から1842年にかけて作った機構で、外側は16世紀ルネッサンス様式です。古い時計のパーツはパレ・ロアンの中にある美術館で見ることができます。

この天文時計、時計部分を良く見ると、針が2本ずつあることがわかります。我々が使っている時間は進んでいる方の針が示している時間です。もう一方は30分遅れています。からくりが大きく動くのは12:30、つまり遅い方の針が示す時間でいうと正午です。

この時計のからくりは、1日を人の一生に見立て、人生の折り返し時点が正午である、という考えに基づいて動いているそうです。12時半(遅れている方の針では正午)になると最初に左の天使が鐘を打ち、骸骨の人形の鐘がたたかれます。数度繰り返されるうちに右の天使が砂時計をひっくり返し、そして人形たちが静かに回り始めます。

HorlogeAstronomique-anges.JPG

上段ではキリストの人形の周囲を12使徒の人形が回り、キリストが腕をかざしてそれぞれを祝福します。人形がいないときに腕をかざすのは、見学者たちを祝福するためです。使徒の人形はそれぞれ、キリストの前で少し向きを変えて祝福を受けます。意外に繊細な造りになっています。

下の段では骸骨の周りを4体の人形が回ります。骸骨は死を、周囲を回る人形は人の一生を現しており、幼年、青年、中年、老年の人形が死に向かって歩いている形になっています。この人形はこの時間以外にも15分に1体ずつ(鐘の音とともに)動きます。

HorlogeAstronomique-2.JPG

人形たちが回っている間に、左上のニワトリが鳴きます。ゆっくりと羽を動かした後、「コケコッコー~!」と叫びます。使徒ペテロの、キリストに対する否認を現しているそうです。キリスト教の話に基づくもので良くは知りませんが、ペテロが女中に「あなたはイエスと一緒にいましたね」と問われ、それを否認する、そしてニワトリが鳴く、というくだりがあり、それを現しているそうです。

HorlogeAstronomique-3.JPG

一見すると動いていないように見えますが、実は時計の下にある馬車に乗った人形も動いています。これは曜日をあらわしており、1日ごとに1体、計7体の人形が回る仕組みになっています。写真の日は金曜日、人形はヴィーナスです。更にその下にある円盤には1年の暦が書かれており、左の人形が矢で本日の日付とその日の聖人(カトリックのカレンダー)を指し示しています。

HorlogeAstronomique-4.JPG HorlogeAstronomique-5.jpg

150年以上経っても正確に時を刻み続けている天文時計。これから先も、100年経っても淡々と動き続けるのだと思うと不思議な気持ちになります。

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ストラスブール大聖堂の天文時計(その1・見学方法) [ストラスブールのスポット]

ストラスブールのカテドラル(大聖堂)の中には天文時計があります。15分ごとにチーンと音が鳴り、人形も少し動きますが、このからくり時計のハイライトはお昼12時半(毎日)です。平日はこの時間にはカテドラルは閉鎖され、入場料を払った人だけが見学できるようになっています(2ユーロ、2012年2月現在)。なお、日曜や祝日は12時半に行けば無料で見ることができますが、ビデオ説明はありません。

入場料を払って見学する場合(ストラスブール・パスでも入場可)は、下記のような流れになっています。
ガイドブックなどに書いてある時間(12:30)では遅すぎるので要注意です!

  ・11:45 南(正面右側)から入場開始
  ・12:00 ビデオ説明開始(英語、フランス語、ドイツ語)
  ・12:30 からくり人形が動く
  ・12:35(?) 終了

観光シーズンは、入場時刻前にはかなり長い行列ができます。中も混雑しますが、隙間を見つけて、時計の左上のニワトリ(①)、上段にあるキリストの人形(②)、その下の骸骨人形(③)、そして時計の上に座っている天使の人形(④)、それに時計の左側に設置されるスクリーンが見える場所を確保しましょう!
ビデオは20分以上あり、人形が動くのは5分ほどだけですが、何しろメインは時計です。スクリーンより時計の各パーツが見える場所をお薦めします。
        HorlogeAstronomique-film.JPG     HorlogeAstronomique-1.JPG
          天文時計左横のスクリーン          からくりが動く部分

チケットは、内部カード売り場(9時~11時半)、もしくは南側チケットブース(11時20分オープン)で買うことができます。なお、カテドラルのプラットフォーム(66m、332段)に上り、更にイル川クルーズをする場合は「ストラスブール・パス」がお得です(14ユーロ、2012年2月現在。毎年値上げ…)。このパスはカテドラル正面左側にあるツーリスト・インフォメーションで買うことができます。3日間有効で、美術館にも入れます(1つ目無料、2つ目半額)。

ただし!第1日曜日に観光できる方は、天文時計はタダですし(ビデオなし)、カテドラルのプラットフォーム、多くの美術館も無料になります。余程あちこち回るつもりでない限り、ストラスブール・パスを買っても得ではありません。上手に使い分けると良いと思います。

ストラスブール大聖堂サイト:
 http://www.cathedrale-strasbourg.fr
 (観光時間等はこちら)  http://www.cathedrale-strasbourg.fr/horloge.aspx

ストラスブールパスの案内
 http://www.otstrasbourg.fr/article.php?id_article=123&lang=en

(参考)
 ブログ記事 「ストラスブール・パス」(2011年6月15日)
 ブログ記事 「ストラスブール大聖堂の天文時計(その2・からくり)」(明日)

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ストラスブール空港 [ストラスブールのスポット]

ストラスブールに来る時にお薦めなのは、パリかアムステルダムを経由してストラスブール空港に飛ぶ方法、もしくはドイツのフランクフルト空港を経由してルフトハンザバスでストラスブール駅まで陸路で入る方法の2つです。今回はストラスブール空港を使う場合の注意点を掲載することにします。

日本からパリ、シャルルドゴール空港(CDG)に入り、そのままストラスブール行きの飛行機に乗り換える場合は、乗り換え時間に余裕が必要です。日本からの便はだいたい2Eターミナルに着くようですが、ストラスブール行きの飛行機が出るのはちょっと離れた2Gターミナルです。2Eは巨大ターミナルなので、ターミナル内の移動にも時間がかかる上、一旦入国手続きする必要があります。そこを抜けてからバス停を探し、バスに乗って2Gに移動、再度セキュリティチェックをくぐるわけです。チケットを手配する際、乗り換え1時間ほどの便が普通に表示されますが、本当は2時間ほど見ておかないと気をもむことになります。

ストラスブールに飛ぶ飛行機は小さいので、機内に持ち込めるサイズの荷物であっても、だいたいのキャリーバッグは預けるように言われます。札をつけられるので、タラップ脇に置かれているカートに入れます。到着時もタラップ脇に出てくるので、降りたらすぐ荷物を取ることになります。札の確認は誰もしていないので要注意…。

さて、いよいよストラスブール空港です。この空港は迷いようがないほど小さい空港です。でも!意外な落とし穴があります。飛行機を降りてバスに乗り、建物に入ったら、荷物がそろそろターンテーブルを回るころです。ここで荷物を待っていると…出てこないんです。ターンテーブルの前で待ち続け、ついに荷物が出てこず茫然とする人々。しかし、EU圏外からお越しの方は1番へ。良く見るとそう書いてある案内板があります。

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案内板の記述(3カ国語、英語部分):
 Checked in luggage from the DOM-TOM and out of the European Union, delivery claim

EU圏内の荷物の流通は今やゆるゆるですが、その他外国から来た客は税関を通らねばなりません。だから、圏外から来た人は、右手にある小さなドアの向こう、別室の1番のターンテーブルに荷物が出てくるのです。この部屋には奥に税関の事務所があって、一応ちゃんと税関を通る仕組みになっているわけですが…検査官が1人もいないこともあります。発着便も客も少ない空港なので、逆に検査官がいるとヒマつぶし(?)にカバンを開けさせられるかも…。やるときはやるし、やらないときはやらないということのようです。

無事受取って列車に乗る場合は、税関を出たら右へ向かいますが、左側を奥の方まで歩いてみると、そこにはサンテグジュペリの「星の王子様」のオブジェ(Maurice Frantzen作)があります。サンテグジュペリが星の王子様を抱えています。
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列車の駅までは通路がきちんと整備されています。看板に従って外へ出たら、通路突き当りのエスカレーターを上って各ホームへ降ります。駅を越えて外側に降りるとバス停もあります。最終便で到着するともう列車がないので、かわりにバスが出ます。タクシーもあります。現在、バスは22時15分発で、21時55分着だとキワキワなようですが、小さい空港なので荷物は早く受取れてしまいます。税関次第です…。

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Cafés Reck [ストラスブールのスポット]

今回は町のコーヒー屋、カフェ・レック(Cafés Reck)*について記載します。

CafeReck_noel2011.JPGこのお店は、いわゆる喫茶の「カフェ」ではありません。コーヒーだけなら飲めないことはないですが…。創業1884年のストラスブール発祥のコーヒー屋さんです。コーヒー豆はもちろん、付け合わせにするスイーツ、ジャム、はちみつ、お茶、コーヒーカップなどなど色んなものが売られています。ちょっとしたお土産が買えるわけです。コーヒー豆は量り売りもしてくれます。
(写真はクリスマス時期の夕方、Mésange通りの店)

cafe.reck_TireBouchon.JPGまた、ストラスブールのレストランでコーヒーを頼むとレックのものが出てくることがよくあります。カップにはお店のロゴと手をつないだアルザスの女の子と男の子が描かれていて、食後のひとときをほのぼのした気分で過ごさせてくれます。このカップもお店で売られていますよ。
(写真はレストラン「Le Tire-Bouchon」にて。アメはオマケ)

なお、先般書いたクリスティーヌ・フェルベール(Christine Ferber)のジャム(ブログはこちら)もこのお店に置いてありました。以前友達に薦められてここでジャムを買ったことがあるので、渡す方も渡される方も有名なものとは知らずに多分お土産にしてしまっていますね…。このジャム高いな、なんて思った覚えがありますが、大人気のジャムなんだからそんなものだったんですね。多分、ワイン街道沿いの村にある本店に比べると高いでしょうが、ラファイエットよりは少し安く買えます。

ストラスブールの2つの店舗はいずれも中心地オム・ド・フェール(Homme de Fer)の近くにあります。

 * Cafés Reck(ストラスブールの店舗)
  - 8 rue de le Mésange
    67000 Strasbourg
  - 4 rue du Noyer
    67000 Strasbourg
  http://www.cafesreck.com/

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大聖堂の東方三博士 [ストラスブールのスポット]

今日は公現祭(1月6日)のお祈りをした教会も多かったことと思います。1月6日に、星に導かれてキリストを訪問したという東方三博士は、ストラスブールの大聖堂(カテドラル)の中でもあちこちに描かれています。彼らはそれぞれ黄金、没薬(もつやく)、乳香を持っており、3人のうち1人が黒人とされることが多いようです。

先月、友人にくっついてカテドラルに描かれている東方三博士をめぐり、解説するというツアーに参加しました。まずは祭壇に向かって左側にある彫刻の前へ。クリスマス時期は扉が開けられていましたが、扉が閉じられて見られないこともある彫刻です。扉つきの彫刻は2つありますが、この時案内されたのは聖パンクラス、聖ニコラ、聖カタリナの彫刻の前でした。

通常、真ん中の3人の聖人に目が向きがちですが、説明はその右側の扉絵についてでした。確かに、そこには聖母子像と東方三博士の彫刻があります。解説を聞いて良く見てみると、何と「3」博士なのに「4」人の像があります。ガイドがいうにはアメリカ大陸が発見されたので、その代表として1人追加されているということです。…ホントかな!?北側(外)にある彫刻も良く見ると4人います。これらは少なくともアメリカ大陸の存在がヨーロッパに知られるようになってから作られたということになります。

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          扉絵。聖母子+4人   北側の彫刻。聖母子+3人   ・・・左にもう1人いる!

祭壇の脇あたりはカテドラルの中でも最も古い部分のようです。大部分がゴシック様式でできているのに対し、このあたりにはロマネスク建築の丸いアーチが残っています。ガイドツアーでは、通常閉まっている奥(北)の扉をあけて扉の向こう側(まだ外には出ない)にある彫刻も見せてくれました。東方三博士の通り道だと言っていたように思いますが、それを象徴するように、扉の上には東方三博士と聖母子の像が刻まれていました。

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普段は見ることができない彫刻

ツアーでは更に、カテドラル入口の上部にある彫刻、天文時計の横にあるフレスコ画、冬にだけ展示されるタペストリー14枚のうち東方三博士が描かれている1枚が紹介されました。また、オルガンの脇に昔あったという三博士の像や、身廊南側上部にあるステンドグラスについても触れていました。後からステンドグラスをよく見ると、確かに聖母子と東方三博士が描かれていました。これらはいずれも3人だけのようです。

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                入口上部のタンパン         身廊上部ステンドグラス

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             冬にしか見られないタペストリー     天文時計横のフレスコ画

しかし、探せばたくさんあるもんですねぇ…!

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ガレット・デ・ロワ (Thierry Mulhaupt) [ストラスブールのスポット]

昨日に引き続き、ガレット・デ・ロワです。(昨日の記事「ガレット・デ・ロワ」はこちら

今年食べた5種のガレット・デ・ロワのうち、一番美味しいと思ったのはパティスリー「Thierry Mulhaupt」*のものでした。どれも美味しいのは美味しいし、アーモンドクリームだったりリンゴだったりと味も違うので簡単には比べられないのですが、Mulhauptさんのものが個人的には好みです。

ガレット・デ・ロワは、基本的にパイなのでどうしても脂っこくなりがちです。特にスーパーのものは中身がなかなか出てこなかったり、パイがしっとりしてしまっていたりします。でも、Mulhauptさんのものは冷えてもサクサクでべっとりしませんでした。パイ生地と中身の量のバランスもよし。リンゴのものを食べたら、またこの甘さが丁度いい感じで…冷たいままでも、またレンジで少し温めても美味しくいただけました。スーパーより美味しいのは当然としても、最初に買ったパティスリーのものともだいぶ違いました。

ちなみに、このお店ではオリジナルのフェーブ(小さい陶器)が埋め込まれています。2012年はお店のケーキをかたどった6種類のフェーブがあるようです。1個5.9ユーロもする高価なフェーブですが、ちゃんとケーキの上にお店のマークなんかも入っていて割とリアルです。裏に"Thierry Mulhaupt 2012"と書かれています。

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「Thierry Mulhaupt」の4人前のガレット・デ・ロワは15ユーロからで、他のパティスリーよりちょっと高い感じはありましたが…でも!美味しかったですね~。まだまだ有名パティスリーのガレット・デ・ロワを食べていないのでもっと美味しいものにまた出会えるかもしれませんけど…。

昨日は丁度公現祭だったので、あちこちでガレット・デ・ロワが大々的に売り出されていました。それで、大聖堂前の通りにあるパティスリー「Christian」でも小さいガレット・デ・ロワを買ってみました。このお店には様々な大きさ・値段のガレットが並んでおり、本来種類もたくさんあるのですが、入店時はアーモンドクリーム(フランジパン)のみしかあありませんでした。この店のお菓子はどんどん売れるようで、別の店舗ではもうやたら大きいものがいくつかしか残っていませんでした。

最終的に買ったのは一番小さいもので、直径18cm(Mulhauptより4cmぐらい小さい)、7.4ユーロでした。家に帰って包丁を入れたらさっさとフェーブに当たってしまい、宝探しはあっさり終了…幸福は山分けってことですね。中に入っていたのは派手な仮面のフェーブでした。値段的にも、フェーブの豪華さからも、Christianのものはお得感がありました。味は、リンゴ味だったMulhauptとは比べようがありません。好みの問題もあろうかと思いますが、さっくり感と味の上品さはMulhauptの方が上だったかな。今年最初に気に入ったお菓子でした。

galette.des.rois2012_Christian.JPG feve2012_Christian.JPG

→ Thierry Mulhauptに関する以前のブログはこちら(2011年12月4日)

 * Thierry Mulhaupt
  Pâtisserie
   18 rue du Vieux Marché aux Poissons
   67000 Strasbourg

  Épice et chocolat(ショップ)
   5 rue du Temple Neuf
   67000 Strasbourg

  http://www.mulhaupt.fr

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