サン・ポール教会 [ストラスブールのスポット]
先週の土曜日(4/14)は、新市街Neustadtのイベント(ブログはこちら)の関係か、普段は入れないサン・ポール教会(Église St-Paul)の扉が開いていました。一度中を見てみたかったので早速入ってみました。
サン・ポール教会は、ストラスブール大学の大学本館(大学パレス、Palais Universitaire)の近く、旧市街の北東の、イル川が分岐する所の中洲にあります。1882年から1897年にかけて建てられたネオ・ゴシック様式の教会で、当初はドイツ駐屯軍のプロテスタント派兵士たちの聖堂でした。本によると1918年以降、アルザス・ロレーヌ地方のプロテスタント派信徒が集う聖堂となっているそうです。2本の塔の高さは76mです。
想像とは異なり、中はあまり凹凸がないシンプルな空間でした。大きい窓には色とりどりのステンドグラスがはめ込まれており、内部は思ったよりは明るい空間になっています。この日はあいにく小雨もまじる曇天でしたが、天気が良ければもっと神々しい光に満ちた空間になるはずです。戦争のときに被弾して壊れたりしているので、ステンドグラスもオルガンもさほど古いものではないようですが、ドイツのために造られ、戦争に巻き込まれ、フランスのものとなった教会には、ストラスブールの歴史が凝縮されているように思えます。
この教会は現在、正面に向かって左側の塔に覆いがかかっているため、外観はいまひとつです。昨年の3月ごろまでは右側の塔に覆いがかかっていましたが、作業終了後には新品のようにきれいになりました。川辺のいい場所にあるので、作業が終わって全体が見られるようになるのが待ち遠しいです。
サン・ポール教会Webサイト: http://www.eglise-saint-paul.fr/
サン・ポール教会は、ストラスブール大学の大学本館(大学パレス、Palais Universitaire)の近く、旧市街の北東の、イル川が分岐する所の中洲にあります。1882年から1897年にかけて建てられたネオ・ゴシック様式の教会で、当初はドイツ駐屯軍のプロテスタント派兵士たちの聖堂でした。本によると1918年以降、アルザス・ロレーヌ地方のプロテスタント派信徒が集う聖堂となっているそうです。2本の塔の高さは76mです。
想像とは異なり、中はあまり凹凸がないシンプルな空間でした。大きい窓には色とりどりのステンドグラスがはめ込まれており、内部は思ったよりは明るい空間になっています。この日はあいにく小雨もまじる曇天でしたが、天気が良ければもっと神々しい光に満ちた空間になるはずです。戦争のときに被弾して壊れたりしているので、ステンドグラスもオルガンもさほど古いものではないようですが、ドイツのために造られ、戦争に巻き込まれ、フランスのものとなった教会には、ストラスブールの歴史が凝縮されているように思えます。
この教会は現在、正面に向かって左側の塔に覆いがかかっているため、外観はいまひとつです。昨年の3月ごろまでは右側の塔に覆いがかかっていましたが、作業終了後には新品のようにきれいになりました。川辺のいい場所にあるので、作業が終わって全体が見られるようになるのが待ち遠しいです。
サン・ポール教会Webサイト: http://www.eglise-saint-paul.fr/
こんにちは!
最近ストラスブールに引っ越してきた者です。
サンポール教会について調べていたら、こちらのブログに出会いました。
帰国のお話が書かれていたのを見たのですが、もしかしてもう日本に帰られていますか?
by ayako (2013-08-03 00:43)
ストラスブールに最近引っ越されたのですね!そう、おっしゃる通り、私は現在日本におります。暑いです。。。
昨日、最近の顔写真を提出せよと言われて数カ月前の写真をくっていたら、ちょっと歩けば行けたストラスブールの観光名所や週末の楽しみだったワイン街道のブドウ畑の景色など、そちらにいた時の日常が思い出されて物悲しくなりました。日本は何をするにも簡単です、でも何だか生活はせせこましいような…。
さておき、何かご質問があるようでしたらできる範囲でお答えしますので、必要に応じご連絡下さい。非公開で、と補足いただければコメントはブログには載せません。
せっかく日の長い時期に行かれたんですし、暗い冬になる前にめいっぱい街の雰囲気やイベントを満喫してください!
by Mme_Crepe (2013-08-10 13:33)