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ストラスブール空港 [ストラスブールのスポット]

ストラスブールに来る時にお薦めなのは、パリかアムステルダムを経由してストラスブール空港に飛ぶ方法、もしくはドイツのフランクフルト空港を経由してルフトハンザバスでストラスブール駅まで陸路で入る方法の2つです。今回はストラスブール空港を使う場合の注意点を掲載することにします。

日本からパリ、シャルルドゴール空港(CDG)に入り、そのままストラスブール行きの飛行機に乗り換える場合は、乗り換え時間に余裕が必要です。日本からの便はだいたい2Eターミナルに着くようですが、ストラスブール行きの飛行機が出るのはちょっと離れた2Gターミナルです。2Eは巨大ターミナルなので、ターミナル内の移動にも時間がかかる上、一旦入国手続きする必要があります。そこを抜けてからバス停を探し、バスに乗って2Gに移動、再度セキュリティチェックをくぐるわけです。チケットを手配する際、乗り換え1時間ほどの便が普通に表示されますが、本当は2時間ほど見ておかないと気をもむことになります。

ストラスブールに飛ぶ飛行機は小さいので、機内に持ち込めるサイズの荷物であっても、だいたいのキャリーバッグは預けるように言われます。札をつけられるので、タラップ脇に置かれているカートに入れます。到着時もタラップ脇に出てくるので、降りたらすぐ荷物を取ることになります。札の確認は誰もしていないので要注意…。

さて、いよいよストラスブール空港です。この空港は迷いようがないほど小さい空港です。でも!意外な落とし穴があります。飛行機を降りてバスに乗り、建物に入ったら、荷物がそろそろターンテーブルを回るころです。ここで荷物を待っていると…出てこないんです。ターンテーブルの前で待ち続け、ついに荷物が出てこず茫然とする人々。しかし、EU圏外からお越しの方は1番へ。良く見るとそう書いてある案内板があります。

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案内板の記述(3カ国語、英語部分):
 Checked in luggage from the DOM-TOM and out of the European Union, delivery claim

EU圏内の荷物の流通は今やゆるゆるですが、その他外国から来た客は税関を通らねばなりません。だから、圏外から来た人は、右手にある小さなドアの向こう、別室の1番のターンテーブルに荷物が出てくるのです。この部屋には奥に税関の事務所があって、一応ちゃんと税関を通る仕組みになっているわけですが…検査官が1人もいないこともあります。発着便も客も少ない空港なので、逆に検査官がいるとヒマつぶし(?)にカバンを開けさせられるかも…。やるときはやるし、やらないときはやらないということのようです。

無事受取って列車に乗る場合は、税関を出たら右へ向かいますが、左側を奥の方まで歩いてみると、そこにはサンテグジュペリの「星の王子様」のオブジェ(Maurice Frantzen作)があります。サンテグジュペリが星の王子様を抱えています。
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列車の駅までは通路がきちんと整備されています。看板に従って外へ出たら、通路突き当りのエスカレーターを上って各ホームへ降ります。駅を越えて外側に降りるとバス停もあります。最終便で到着するともう列車がないので、かわりにバスが出ます。タクシーもあります。現在、バスは22時15分発で、21時55分着だとキワキワなようですが、小さい空港なので荷物は早く受取れてしまいます。税関次第です…。

aeroportSXB-3.JPG aeroportSXB-4.JPG


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