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ボストン・マラソンのゴール付近で爆発 [ニュース]

昨日の夜、テレビをつけたらアメリカ、ボストンマラソンのゴール付近で爆発があったというニュースが流れていました。時差があるし画像が明るいので最初はいつ起こったのかがよくわかりませんでしたが、テレビをつけたときは発生からまだ1時間と経っていなかったのではないかと思います。

CNNをはじめ、アメリカ系のチャンネルでは事件の速報が流れ続けていました。最初は情報が少なく、けが人2名などとなっていましたが、次第に18人、45人と増えていき、ついに8歳の子供を含む死者2名、けが人100名以上という報道になりました。警戒度は高かったろうし、警察官もたくさんいるというのに、こんなに簡単に2度も爆発が起こるなんて背筋が凍りました。平和なはずのスポーツの祭典が一転して悪夢に・・・。

アメリカは危ないな、なんて人ごとのように言ってはいられません。フランスもここ数年の間にエッフェル塔の爆破予告が何度かあったし、銃乱射事件や外国での人質事件も発生しています。ヨーロッパ議会があるストラスブールも田舎の割には目立つかもしれません。そして自分は外国人。警戒中の警察から質問を受けると、身分証を持っていないだけでお縄になる可能性があります。気を引き締めて行動せねば。

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「星の王子さま」70周年 [ニュース]

フランス・リヨン出身のアントワーヌ・ド・サンテグジュペリ(Antoine de Saint-Exupery)の「星の王子さま」(Le Pettit Prince(仏))は今年で出版70周年を迎えます。これを記念し、フランスでは著者の伝記などさまざまな特別出版が予定されています。

「星の王子さま」は270以上の言語、方言に翻訳され、世界中で1億4500万部以上が売れたという驚異的な本ですが、実は母国フランスで出版されたのは著者が亡くなった後の1946年だったそうで、70周年というのはアメリカ・ニューヨークで出版されてから(英・仏版)の年数です。

サンテグジュペリは自身も飛行士で1944年に任務中に行方不明になっていました。その後長らく経ってから遺品と飛行機の残骸が確認され、撃墜したとされるパイロット(彼の作品の愛読者)が「彼だと知っていたら撃たなかった」とコメントしました。死後も何かと話題にのぼる作家のようです。

petitprince_sxb.JPG余談ですが・・・ストラスブール空港にも星の王子さまを抱えた飛行士姿のサンテグジュペリの像(Maurice Frantzen作)があります。彼とその作品は今もみんなに愛され続けているんですね。

今年は星の王子様の出版から70年、来年2014年はサンテグジュペリの死から70年、そして2016年は同作品のフランスでの出版から70年・・・暫くは「星の王子さま」関連の「70周年」が続きそうです。

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マーガレット・サッチャー元英首相死去 [ニュース]

4月8日、「鉄の女」と言われた英国初・そして現在のところ同国唯一の女性首相経験者マーガレット・サッチャー氏が、脳卒中のため87歳で死去しました。1979-1990年の11年間首相を務めた同氏の在任期間は、戦後の英首相としては最長だそうです。彼女の死を受け、この日、国会議事堂には半旗が掲げられました。

DamedeFer.JPG

翌日の英国の新聞はサッチャー氏で埋め尽くされました。女王や首相が哀悼の意を表し、自宅前に花を供える人々もいる一方、彼女に恨みを持つ人たちが死去の報道を受け祝杯をあげたという報道もありました。死してなお影響力のある「鉄の女」・・・彼女の名は英国史にしっかりと刻み込まれることでしょう。

彼女の葬儀は女王と夫フィリップ殿下列席のもとセントポール大聖堂(ロンドン)で17日に行われる予定です。女王が王族以外の葬儀に参列するのは1965年、ウィンストン・チャーチル氏の葬儀(国葬)以来です。サッチャー氏の葬儀は国葬ではありませんが、ダイアナ元妃や女王の母エリザベス皇太后のときと同等の、特別なものとなりそうです。

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第266代法王決定 [ニュース]

バチカンのシスティーナ礼拝堂で昨日始まったコンクラーベ(法王選出会議)は、本日2日目の夕方、5回目の投票で新しい法王を選出しました。新しい法王が決定すると煙突から白いのろし(煙)があげられ、サンピエトロ大聖堂の鐘が鳴り響きました。

今回のコンクラーベでは80歳未満の枢機卿115人が投票を行いました。初日は1回、その後は1日最大4回まで、法王が決まるまで投票を繰り返すことになっています。毎度投票用紙が燃やされるので投票が終わるたびに煙は出るのですが、法王が決まらなかったときは薬品を混ぜるので黒い煙となり、決定に至った場合は投票用紙のみが燃えて白い煙が出るのだそうです。

昼すぎのニュースでは「黒い煙」の報道しかなかったのですが、19時半ごろにテレビをつけると、白い煙が出たというニュースとともに、サンピエトロ広場の様子がライブ放送されました。いくつかチャンネルを回してみたら、多くがバチカンからの中継映像で、やはりカトリック教徒の多いフランスにとっては重大ニュースなのだと実感しました。私がライブ映像で新法王がバルコニーに現れる瞬間見られたのも、フランスにいるからこそだと思いました。

雨の広場は新しい法王を待つ人々で埋め尽くされていました。ジャーナリストや観光客で宿はいっぱいだそうですが、サンピエトロ大聖堂に行こうという人たちは荷物検査があったり警察からIDを求められたりと面倒そうでした。何より、コンクラーベの間はシスティーナ礼拝堂もそこにあるミケランジェロの名画「最後の審判」も見られないという状況・・・。そのかわり、新法王をナマでお迎えできたはずです。

20時15分ごろにようやく発表があり、サンピエトロ大聖堂のバルコニーに姿を現した新しい法王(266代)は、アルゼンチン・ブエノスアイレス大司教のホルヘ・マリオ・ベルゴリオ枢機卿(76)でした。南米からの法王選出は初めてだそうです。ベルゴリオ枢機卿は今後、法王フランチェスコ1世(フランスでは「フランソワ・プルミエ」)となります。

(今日のフランス語)  pape  教皇; cardinal  枢機卿 (いずれも男性名詞)

(関連映像)
http://www.euronews.com/nocomment/2013/03/14/argentinas-bergoglio-elected-as-new-pope-francis-/
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国際女性デー(3月8日) [ニュース]

3月8日は「国際女性デー」でした。1904年に女性労働者が参政権を要求するデモを起こしたことを起源としているようで、世界各地で女性たちによるデモが行われたりします。ロシアでは男性が女性に花束を贈り、イタリアではミモザを贈りあう習慣があります。フランスでも花束を買い求める男性が多く見られます。

たまたま手に取った地元の新聞(DNA;Dernières Nouvelles d'Alsace)にも関連記事が取り上げられていました。「不平等」を示す数値など女性への待遇の問題点などが中心でしたが、ミシュランガイド(フランス)の3つ星レストラン28店舗中、唯一の女性シェフであるピック(Anne-Sophie Pic)氏など各界で活躍する女性たちの紹介もありました。

新聞に載っていたわけではありませんが、フランスではちょっと変わったニュースも・・・。エールフランスではこの記念日にあわせて”乗員全てが女性”の便を2006年から運航してきたそうです。今年は仏パリ~米ワシントン間を飛ぶ超大型旅客機「エアバスA380」で、パイロット、客室乗務員の計24人全てが女性となったようです。もはや「平等」を通り越してしまって、男性諸君からブーイングが起こりそうですが、話題としては面白いニュースでした。

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メッシ選手の「黄金の左足」 [ニュース]

昨日の朝テレビを見ていたら、日本がらみのニュースが流れていました。

それは、メッシ選手の「黄金の左足」。田中貴金属ジュエリーがサッカーのリオネル・メッシ(Lionel Messi)選手の足型をとって文字通り「黄金の左足」として再現したものです。この実物大オブジェは重量約25kg、4億8650万円、限定数1個だそうです!

このオブジェ「The Golden Foot」は、ミニチュア版(389万円、限定100個)やメッシ選手の足裏プレート(875万円、限定50個)とともに7日に売り出されており、販売期限は本年6月6日となっています。スペシャルサイト(日・英)も開設されています。
 → http://www.thegoldenfoot.jp/

Webによると、銀座(2013/3/7-3/20)、仙台(3/22-3/31)、横浜元町のGINZA TANAKA(4/2-4/14)で巡回展示も行われる予定(販売状況によって中止の可能性あり)で、ファンにとってはメッシの足を拝むことができる貴重な機会となりそうです。

なお、これらのオブジェの売り上げの一部はレオ・メッシ財団を通じて東日本大震災の被災者のために役立てられることになっています。まもなく今年も「3.11」の日を迎えます。世界の人々は小さい日本で起こった震災のことなんてもう忘れかけているでしょうが、このニュースを通じて少しだけでも被災地に思いを馳せてくれたら、と思います。

(今日のフランス語)  pied  足(足首から下) (男性名詞)

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ベネズエラ、チャベス大統領死去 [ニュース]

3月5日、ベネズエラのウゴ・チャベス(Hugo Chavez)大統領(58)が死去しました。翌6日には、病院から運び出された大統領の棺にたくさんの支持者が群がり、赤い服を着た人々で道が埋め尽くされる様子がテレビに映し出されました。こんなに国民から愛される指導者はそうはいないと思います。

そういえば以前、語学学校で同じクラスにいた若いベネズエラ人(女子学生?)も、「自国の有名人」の履歴を書くという課題のときに当然のようにチャベス大統領を取り上げていました。誇らしげに履歴を読み上げる彼女を見て、そんなに大統領が好きなのかと不思議に思ったものでしたが・・・今思えば標準的なベネズエラ人だったのかもしれません。

ベネズエラは国として7日間喪に服すことになっています。大統領の追悼式は8日です。

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ベネディクト16世、退位 [ニュース]


世界12億人のカトリック教指導者であるローマ法王ベネディクト16世(Benedict XVI)が昨日、2月28日に退位しました。昨日のうちに信者たちに最後の別れを告げ、ヘリコプターでバチカン市国を発って今後暫くの住まいとなるカステルガンドルフォ(Castel Gandolfo)の離宮に移っています。法王を乗せたヘリが上空を飛行する間、30分に渡りローマ中の教会の鐘が鳴らされました。

法王は退位にあたり「一人の巡礼者となる」と述べています。集まった人々の熱気とは裏腹に、法王はとても静かに見えました。なお、28日に行われた最後のツイートは、「あなたがたの愛とご支持に感謝します。キリストを人生の中心に置くことで、皆さまが常に喜びの中にありますように」でした。

ところで、法王の退位は経済にも影響を与えました。退位発表後はローマへの旅行者が急増し、お土産店で法王の写真などを買い求める人も増えているようです。実際、27日の一般謁見の時には法王を見送ろうと15万人もの人が集まっており、ローマは大混雑です。さらに名誉法王が暫く滞在するカステルガンドルフォにも人々が押し寄せています。次の法王が就任するまでローマ(と近郊)の人気は続きそうです。

(ベネディクト16世選出時の動画)
  http://www.euronews.com/nocomment/2013/02/12/remembering-the-election-of-pope-benedict-xvi/

(関連ニュース)
 ”法王最後のツイートは「人生の中心にキリストを」”
  http://www.afpbb.com/article/life-culture/religion/2931666/10369661
 ”法王の退位表明でローマ旅行の予約急増”
  http://www.afpbb.com/article/economy/2930233/10327978
 ”ローマ法王最後の一般謁見に15万人、「荒波や向かい風もあった」”
  http://www.afpbb.com/article/life-culture/religion/2931450/10363826

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ローマ法王ベネディクト16世、最後の一般謁見 [ニュース]

本日、バチカンのサン・ピエトロ広場において、明日退位するローマ法王ベネディクト16世(第265代法王、フランスではベノワ16世)の最後の一般謁見が行われました。今日の午前のバチカンは素晴らしい晴天で、白い法衣に身を包んだ法王もいつもより輝き神々しく見えました。信者たちで埋め尽くされた広場を法王が専用車で巡り、演説する姿はテレビでもライブ中継されました。配布された入場券は5万枚ですが、広場周辺には恐らくもっとたくさんの人が集まったのではないかと思います。

法王が退位を発表したのは今月11日で、フランスでもその後様々なニュースが取り上げられてきました。ローマ法王が存命中に退位するのは実に約600年ぶりだというから、みんなが驚き騒ぐのも無理はありません。様々な意見はあるようですが、病気を抱えた85歳の法王に巨大組織をまとめあげ、世界各地を回ってハードな活動を続けさせるのはあまり現実的ではないように思います。

ベネディクト16世は本日最後のツイッターを行い、最終日である明日は会議を終えたあと最後にもう一度バルコニーに姿を見せ、信者らに別れを告げて別荘に向かう予定です。退位後は「名誉法王」ベネディクト16世となるそうです。また、法王の「漁師の指輪」は紋章とともに破壊され、警護もスイス衛兵からバチカン警察に交代となります。ほんの少し寂しく感じます・・・。

なお、3月1日には枢機卿の総会が召集され、次期法王の選出会議「コンクラーベ」の日程が決められる予定です。3月末にはキリスト教会にとって重要な行事・イースター(復活祭)が控えているので、会議後速やかにコンクラーベが開始されることになりそうです。

  関連CNNニュース: http://www.cnn.co.jp/world/35028807.html
  ベネディクト16世選出時の映像:
  http://www.euronews.com/nocomment/2013/02/12/remembering-the-election-of-pope-benedict-xvi/



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スキージャンプ混合団体優勝! [ニュース]


我が家で見られるスポーツTVでは、冬はスキー競技ばかり流しているような気がします。ヨーロッパで開催されるクロスカントリーや滑降の大会がメインで、普段は日本人もあまり参加していないことが多いのですが、一昨日は日本も参加するジャンプの中継が行われていました。この大会はイタリアで行われたノルディックスキー選手権2013だったからです。

最初は選手たちがふわーんと飛んでいるのを遠目に見ていただけでしたが、いよいよ日本が優勝しそうになったので、終盤はしっかり見ました。最後に竹内選手が飛び優勝が決まって泣きじゃくる女子!よかったなぁ・・・。日本は混合でもこんなに強かったのかと驚き、「日の丸飛行隊」という言葉を思い出した瞬間でした。

解説者の「Champion du Monde!(世界チャンピオン)」の声にうんうんと頷きつつも、タケウチと発音できないことにはもどかしさを感じました。Takeuchi・・・フランス人には読めなかったか・・・。

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