第266代法王決定 [ニュース]
バチカンのシスティーナ礼拝堂で昨日始まったコンクラーベ(法王選出会議)は、本日2日目の夕方、5回目の投票で新しい法王を選出しました。新しい法王が決定すると煙突から白いのろし(煙)があげられ、サンピエトロ大聖堂の鐘が鳴り響きました。
今回のコンクラーベでは80歳未満の枢機卿115人が投票を行いました。初日は1回、その後は1日最大4回まで、法王が決まるまで投票を繰り返すことになっています。毎度投票用紙が燃やされるので投票が終わるたびに煙は出るのですが、法王が決まらなかったときは薬品を混ぜるので黒い煙となり、決定に至った場合は投票用紙のみが燃えて白い煙が出るのだそうです。
昼すぎのニュースでは「黒い煙」の報道しかなかったのですが、19時半ごろにテレビをつけると、白い煙が出たというニュースとともに、サンピエトロ広場の様子がライブ放送されました。いくつかチャンネルを回してみたら、多くがバチカンからの中継映像で、やはりカトリック教徒の多いフランスにとっては重大ニュースなのだと実感しました。私がライブ映像で新法王がバルコニーに現れる瞬間見られたのも、フランスにいるからこそだと思いました。
雨の広場は新しい法王を待つ人々で埋め尽くされていました。ジャーナリストや観光客で宿はいっぱいだそうですが、サンピエトロ大聖堂に行こうという人たちは荷物検査があったり警察からIDを求められたりと面倒そうでした。何より、コンクラーベの間はシスティーナ礼拝堂もそこにあるミケランジェロの名画「最後の審判」も見られないという状況・・・。そのかわり、新法王をナマでお迎えできたはずです。
20時15分ごろにようやく発表があり、サンピエトロ大聖堂のバルコニーに姿を現した新しい法王(266代)は、アルゼンチン・ブエノスアイレス大司教のホルヘ・マリオ・ベルゴリオ枢機卿(76)でした。南米からの法王選出は初めてだそうです。ベルゴリオ枢機卿は今後、法王フランチェスコ1世(フランスでは「フランソワ・プルミエ」)となります。
(今日のフランス語) pape 教皇; cardinal 枢機卿 (いずれも男性名詞)
(関連映像)
http://www.euronews.com/nocomment/2013/03/14/argentinas-bergoglio-elected-as-new-pope-francis-/
今回のコンクラーベでは80歳未満の枢機卿115人が投票を行いました。初日は1回、その後は1日最大4回まで、法王が決まるまで投票を繰り返すことになっています。毎度投票用紙が燃やされるので投票が終わるたびに煙は出るのですが、法王が決まらなかったときは薬品を混ぜるので黒い煙となり、決定に至った場合は投票用紙のみが燃えて白い煙が出るのだそうです。
昼すぎのニュースでは「黒い煙」の報道しかなかったのですが、19時半ごろにテレビをつけると、白い煙が出たというニュースとともに、サンピエトロ広場の様子がライブ放送されました。いくつかチャンネルを回してみたら、多くがバチカンからの中継映像で、やはりカトリック教徒の多いフランスにとっては重大ニュースなのだと実感しました。私がライブ映像で新法王がバルコニーに現れる瞬間見られたのも、フランスにいるからこそだと思いました。
雨の広場は新しい法王を待つ人々で埋め尽くされていました。ジャーナリストや観光客で宿はいっぱいだそうですが、サンピエトロ大聖堂に行こうという人たちは荷物検査があったり警察からIDを求められたりと面倒そうでした。何より、コンクラーベの間はシスティーナ礼拝堂もそこにあるミケランジェロの名画「最後の審判」も見られないという状況・・・。そのかわり、新法王をナマでお迎えできたはずです。
20時15分ごろにようやく発表があり、サンピエトロ大聖堂のバルコニーに姿を現した新しい法王(266代)は、アルゼンチン・ブエノスアイレス大司教のホルヘ・マリオ・ベルゴリオ枢機卿(76)でした。南米からの法王選出は初めてだそうです。ベルゴリオ枢機卿は今後、法王フランチェスコ1世(フランスでは「フランソワ・プルミエ」)となります。
(今日のフランス語) pape 教皇; cardinal 枢機卿 (いずれも男性名詞)
(関連映像)
http://www.euronews.com/nocomment/2013/03/14/argentinas-bergoglio-elected-as-new-pope-francis-/
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