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ウルム [バカンス]

一連の旅行の最後にウルム(Ulm)に行ってきました。長々と書きましたが、実は旅行期間は4日だけです。ノイシュヴァンシュタイン城近くからヴィースの巡礼教会、ウルムを観光して1日でストラスブールまで帰ったので、ノイシュヴァンシュタイン城への日帰り旅行も可能なようでした。

さて、ウルムといえば世界一高い教会建築である大聖堂が有名です。1377年~1890年と500年以上もかけて造られたゴシックの大聖堂です。塔の高さは161.53m、768段の階段を上れば142mの展望台にたどり着きますが、雨風が強く眺望も期待できなかったので私は断念しました(4ユーロ/人)。恐らく2番目に高いゴシック建築はケルンの大聖堂、たぶんストラスブールの大聖堂はその次ぐらいかなと思います。大聖堂は背が高すぎてカメラにおさまらなかったので、イマイチながら、つなげてみました。天気のせいか黒い・・・。

Ulm2012_muenster.jpg

ほかの見所としては、壁に鮮やかな壁画が施された市庁舎、かつてドナウの漁師たちが済んでいた漁師の一角(Fischer Viertel)があります。ドナウ川に程近い漁師の一角には入り組んだ水路と木骨組みの家があり、カフェなどが点在していて散策が楽しい場所です。この地区で最も古い木骨組みの家シーフェスハウス(Schiefes Haus、1433、写真奥の建物)は水路側にぐっと傾いていますが、内部は近代的なホテルだそうで今も現役です。この周辺の風景はストラスブールのプチット・フランスと似ているように思いました。

Ulm2012_ShiefesHaus.JPG

ウルムの町の脇にはドナウ川が流れています。町を守るように壁が連なっており、対岸にはノイ・ウルムという町が見えます。ノイ・ウルムとは「新ウルム」という意味がありますが、ドナウ川を挟んで2つの町は別々の州に属しています。ウルムの壁の上は歩けるので、川を見ながら散歩できます。途中にあるのは肉屋の塔(Metzgerturm)で、ここをくぐって町に出入りできるようになっていました。

Ulm2012_donau.JPG

ところで、ウルムは物理学者アルバート・アインシュタイン(Albert Einstein、1879-1955)が生まれた町でもあります。バーンホフ通りに彼のモニュメント、そしてツォイクハウス(Zeughaus旧武器庫前)にはアインシュタインの泉(Einstein-Brunnen)がありますが・・・いずれもガッカリでした!落書きされたモニュメント、貝に顔がくっついた泉!どうりで本に写真がないわけだ・・・。ガッカリモニュメントに認定!

Ulm2012_einsteinmonument.JPG Ulm2012_einsteinbrunnen1.JPG Ulm2012_einsteinbrunnen2.JPG

(参考)ウルム大聖堂: http://www.ulmer-muenster.de/

今回の旅行の記事:
  車で近隣諸国へ(ステッカー購入)
  ライヒェナウ島(ドイツ)
  ザンクト・ガレン(スイス)
  ファドゥーツ(リヒテンシュタイン)
  リンダウ(ドイツ)
  フュッセン(ドイツ)
  ノイシュバンシュタイン城、ホーエンシュバンガウ城
  ヴィースの巡礼教会(ドイツ)

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