フュッセン（ドイツ）

タイトルを見てフュッセン（Füssen）ってどこ？と思った方もいることでしょう。ノイシュバンシュタイン城の近く、と言えばわかりやすいかもしれません。ガイドブックにはフュッセン郊外にお城があるとも書かれていたぐらいで、ノイシュバンシュタイン城に行くためにこの町に泊まる人は多いと思います。

フュッセンへはドイツのリンダウに寄った後に行ったのですが、フュッセンに近づくにつれ雪になり、恐怖を感じました。翌日にはもう真っ白な雪景色になり、バスのタイヤも空回りするほどに積もりました。4月7日、8日のことでした。冬タイヤのままにしておいて良かったです！

私の宿泊地は実はフュッセンではなくシュヴァンガウというところで、よりノイシュバンシュタイン城に近い場所にありました。宿のレストランが貸切で夕食が食べられず、フュッセンまで出たのですが、ドイツの料理はお肉が多くて…到着したその日、夜にお腹を壊しました！笑えないわ…。

さて、どうしてもオマケになってしまいがちなフュッセンの風景です。ガイドブックによると人口1万5000人を切っているぐらいで町はさほど大きくありませんが、14-15世紀に建てられたアウクスブルクの大司教の離宮、ホーエス城（Hohes Schloß、現在内部は州立絵画館（Staatsgalerie））などがあり、目抜き通りにはこぎれいな建物も並んでいます。翡翠色のレヒ川（Lech）から町を遠目に見るのもキレイでした。

ホーエス城は閉まっていましたが中庭には入れました。庭に面した窓飾りはだまし絵ですが、ゴージャスな雰囲気になっています。ホーエス城の隣にはフュッセン市博物館（Museum derStadt Füssen）と聖マング市教区教会（Stadtpfarrkirche St.Mang）があります。ガイドブックに博物館は必見、と書かれていましたが、こちらも既に閉まっていました…。

レヒ川の対岸からこの建物群を見たり、橋の上から山々の雪景色を眺めたりもしました。



滞在2日目には聖マング市教区教会、聖霊シュピタール教会（Heilig-Geist-Spitalkirche）、フランツィスカーナー修道院と聖シュテファン教会（Franziskanerkloster mit Kirche St.Stephan）に入ってみました。中はいずれも思ったより豪華で綺麗でした！でも今回は雪景色中心にして、教会の写真は省略することにします。イースター当日でしたが、時間が遅かったので既にミサは終わっていました。聖シュテファン教会ではまだお香の香りが濃厚に漂っていました。

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