ノイシュバンシュタイン城、ホーエンシュバンガウ城 [バカンス]
フュッセンで止まっていた旅行の続きです。ついにノイシュバンシュタイン城(Schloß Neuschwanstein)です。もうひと月も前になりますが、この日はイースター当日(4月8日)。シュヴァンガウ(Schwangau)にあった宿では朝食時にイースターエッグが振る舞われました。紙ナプキンもウサギ柄のスペシャル版でした!
この日は雪でしたが、幸い歩いて行ける距離だったので車は動かさずにすみました。まずは予約してあったチケットをとりにチケットセンターへ。お城への入場時刻が指定されるので注意が必要です。雪の中をチケットセンターに向けて歩いていたら、後ろからパカパカと音が聞こえてきました。観光馬車の御出勤です。カメラを取り出したらわざわざ止まってくれた…と思ったら早速フンでした。。。
ノイシュヴァンシュタイン城の近くにはホーエンシュバンガウ城(Schloß Hohenschwangau)というお城もあります。12世紀に築かれて荒れ果てていたお城をルートヴィヒ2世の父、マクシミリアン2世が1832年~36年にかけて再建、狩りの城としました。ノイシュヴァンシュタイン城を建てたルートヴィヒ2世は、その建築の進行状況をこの城から眺めていたそうです。このお城にはカール2世の物語やオペラ「ローエングリン」の場面を描いた壁画、音楽室などがあります。
ノイシュヴァンシュタイン城には17年の年月と巨額の費用がつぎ込まれたそうです。19世紀に建てられたのに中世のお城みたいになっているのは、王が中世に強く憧れていたからです。王は作曲家ワーグナーのパトロンであり、オペラにハマっていたため、お城にはオペラの名場面の壁画や洞窟もあります。城の名もローエングリンの白鳥伝説に由来するそうです(Schwan=白鳥)。しかしルートヴィヒ2世がここに住んだ期間はごくわずか。最後は謎の死を遂げてしまったため、工事は未完成の部分を残して中止されてしまいました。
ウンチクはここまでにして、まずはノイシュヴァンシュタイン城の現状です。何と今…大幅改良工事中!広範囲に覆いがかけられていて、写真で見るような美しい姿は見られませんでした。
ガッカリはしたけれど、お城の裏手、マリエン橋(Marienbrücke)からの眺めは絶景でした!正面が工事中だから行く価値がないなんてことはありません。ただし、少し山を上る覚悟と時間が必要ではあります。ツアーだと時間が足りないかもしれません。
ノイシュヴァンシュタイン城とマリエン橋の中間付近からはホーエンシュバンガウ城と周囲の湖が見晴らせました。雪がやみ、思いがけずきれいな雪景色を見ることができました。写真じゃわからないかな…。
いずれのお城も内部の撮影は禁止されていたので内部の写真はありませんが、中ももちろん見てきました。基本的に指定された時刻に入場(機械)し、ガイドさんに従ってひとまとまりの団体で進んで行くようになっているので、遅刻すると入れてもらえないかもしえません。各言語のオーディオガイドを貸してくれるので内容は十分把握できます。ノイシュヴァンシュタイン城はルートヴィヒ2世の夢が凝縮されたお城でした。
最後に。周辺でこんなコインを手に入れました。普通の2ユーロ硬貨ですが、ノイシュバンシュタイン城の絵とバイエルンの文字が入っています。ユーロ硬貨は発行された国によって絵柄が違うので、よくよく観察してみると面白いモノが見つかるかもしれません。
(関連サイト)
ノイシュヴァンシュタイン城: www.neuschwanstein.de
チケットの予約(共通チケットあり): www.ticket-center-hohenschwangau.de
今回の旅行の記事:
車で近隣諸国へ(ステッカー購入)
ライヒェナウ島(ドイツ)
ザンクト・ガレン(スイス)
ファドゥーツ(リヒテンシュタイン)
リンダウ(ドイツ)
フュッセン(ドイツ)
ヴィースの巡礼教会(ドイツ)
ウルム
この日は雪でしたが、幸い歩いて行ける距離だったので車は動かさずにすみました。まずは予約してあったチケットをとりにチケットセンターへ。お城への入場時刻が指定されるので注意が必要です。雪の中をチケットセンターに向けて歩いていたら、後ろからパカパカと音が聞こえてきました。観光馬車の御出勤です。カメラを取り出したらわざわざ止まってくれた…と思ったら早速フンでした。。。
ノイシュヴァンシュタイン城の近くにはホーエンシュバンガウ城(Schloß Hohenschwangau)というお城もあります。12世紀に築かれて荒れ果てていたお城をルートヴィヒ2世の父、マクシミリアン2世が1832年~36年にかけて再建、狩りの城としました。ノイシュヴァンシュタイン城を建てたルートヴィヒ2世は、その建築の進行状況をこの城から眺めていたそうです。このお城にはカール2世の物語やオペラ「ローエングリン」の場面を描いた壁画、音楽室などがあります。
ノイシュヴァンシュタイン城には17年の年月と巨額の費用がつぎ込まれたそうです。19世紀に建てられたのに中世のお城みたいになっているのは、王が中世に強く憧れていたからです。王は作曲家ワーグナーのパトロンであり、オペラにハマっていたため、お城にはオペラの名場面の壁画や洞窟もあります。城の名もローエングリンの白鳥伝説に由来するそうです(Schwan=白鳥)。しかしルートヴィヒ2世がここに住んだ期間はごくわずか。最後は謎の死を遂げてしまったため、工事は未完成の部分を残して中止されてしまいました。
ウンチクはここまでにして、まずはノイシュヴァンシュタイン城の現状です。何と今…大幅改良工事中!広範囲に覆いがかけられていて、写真で見るような美しい姿は見られませんでした。
ガッカリはしたけれど、お城の裏手、マリエン橋(Marienbrücke)からの眺めは絶景でした!正面が工事中だから行く価値がないなんてことはありません。ただし、少し山を上る覚悟と時間が必要ではあります。ツアーだと時間が足りないかもしれません。
ノイシュヴァンシュタイン城とマリエン橋の中間付近からはホーエンシュバンガウ城と周囲の湖が見晴らせました。雪がやみ、思いがけずきれいな雪景色を見ることができました。写真じゃわからないかな…。
いずれのお城も内部の撮影は禁止されていたので内部の写真はありませんが、中ももちろん見てきました。基本的に指定された時刻に入場(機械)し、ガイドさんに従ってひとまとまりの団体で進んで行くようになっているので、遅刻すると入れてもらえないかもしえません。各言語のオーディオガイドを貸してくれるので内容は十分把握できます。ノイシュヴァンシュタイン城はルートヴィヒ2世の夢が凝縮されたお城でした。
最後に。周辺でこんなコインを手に入れました。普通の2ユーロ硬貨ですが、ノイシュバンシュタイン城の絵とバイエルンの文字が入っています。ユーロ硬貨は発行された国によって絵柄が違うので、よくよく観察してみると面白いモノが見つかるかもしれません。
(関連サイト)
ノイシュヴァンシュタイン城: www.neuschwanstein.de
チケットの予約(共通チケットあり): www.ticket-center-hohenschwangau.de
今回の旅行の記事:
車で近隣諸国へ(ステッカー購入)
ライヒェナウ島(ドイツ)
ザンクト・ガレン(スイス)
ファドゥーツ(リヒテンシュタイン)
リンダウ(ドイツ)
フュッセン(ドイツ)
ヴィースの巡礼教会(ドイツ)
ウルム
コメント 0