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今年の大聖堂(夏のショー) [イベント]

遅まきながら、今日は、9月下旬まで行われていたストラスブールの大聖堂の夜のイベントの写真を掲載したいと思います。

今年は、大聖堂は1000周年ということで(前身となる聖堂の建造から計算しているらしい)、町ではあちこちのウインドウにミレニアムの装飾が施されており、町全体がお祝いムードが漂っていました。

夜のショーは、これまではバカンスシーズン真っ盛りの7月と8月にしかやっていませんでしたが、今年はなんと9月下旬まで行われました。9月にもなると日が短くなりそろそろ夜も寒いのですが、観光客が減ってしまう時期にまでしっかりイベントを続けるというところに1000年を迎える大聖堂への愛情を感じました。

ところで、ストラスブールの大聖堂といえば、アルザスの赤砂岩でできているため、通常はバラ色をしています。しかしながら今年の夜のショーでは、入口近辺の像がそれぞれに色のついた衣をまとい、カラフルで生き生きしていました。もともとはこんな色だったんでしょうか…光でこんなにきれいに着色できるとは思っていませんでした。

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(左は参考写真、右は西側のライトアップ)

以前のように西側がメインだと思ってショーを西から見ていたところ、像は美しく全体も色は変わるものの、全体に変化に乏しいような印象を持ちました。例年よりショーの時間も長く、ミレニアムの期待が大きかっただけに、少し残念な気持ちでした。

…が!通りすがりに人がたまっているのを見つけて、南のパレ・ロアン側でちょっぴり待っていたら、音楽とともに光が動き、次々と映像が映し出されるではありませんか!多分、広場を工事して綺麗にしたこともあって、南をメインにすることにしたのでしょう。しかも、以前のように色を変えるだけではなく、大聖堂の1000年の歴史を想起させるような映像や文字が織り込まれた、壮大なプロジェクションマッピングでした。ブラボー!
強いて文句を言うことがあるとすれば…寒かったです…。

ということで、ブログにもいくつかの場面を掲載しておきたいと思います。記念の年を祝うかのように咲いていくバラや工事の作業、大聖堂が出来上がっていくさまなどは、本当はもう一度見たかったのですが、寒さもあって体力的に心配だったので諦めました。

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こうして並べてみると写真の軸のずれがはっきり見えてちょっと情けないですが、様々な映像があったことは記録できていると思います。ちょっとしたずれなども旅の記念ということで…。

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ストラスブール2015夏イベント [イベント]

フランスは、すでにバカンスの季節です。今年も夏のイベントが始まっています。

自分はなかなか行けていないけれど、かつてストラスブールにいたころに遊びに来てくれていた人たちが、ぼちぼち現地を懐かしんでフランスに向かい始めたので、今日は今年のイベントに少しふれてみます。

大聖堂では、夏恒例のショーが始まりました。今年のテーマは "1015-2015 : la Cathédrale de toute éternité"です。今年は、7/4-9/20、かつてよりひと月ほど長い期間、楽しむことができるようです。

フランス語ではこういうものはひとまとめにスペクタクルと言いますが、大聖堂の夜のショーは、最近日本でも流行りの「プロジェクションマッピング」にあたります。ストラスブールの大聖堂はアルザス独特の赤砂岩でできていて、夕方に見ると夕日があたって神々しい色に輝きとても美しいのですが、レースのような美しい透かし彫りを計算しつくしてライトを当てる夜のショーも見ごたえがあり、おススメです。

開催時間は以下です。15分間で、30分ごとに何度か行われます。
なお、7、8月は、何度か行われた後も、音なし光のみのバージョンで1時まで見られるようです。

7月:22h30~、8月:22h15~、9月:21h15~
ただし、9/5、11、19は22h15~

ほかにもストリートアート、7/14の独立記念日の行事、フォルクローレなどイベントが盛りだくさんです。
夏のイベントのパンフレット(多国語バージョン)は以下にあります。
http://www.ete.strasbourg.eu/uploads/programme_ete_multilingue_2015.pdf


(参考)ストラスブール、夏のイベントのページ(フランス語)
  http://www.ete.strasbourg.eu/

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マルシェ・ド・ノエル2014開幕(11/28) [イベント]

ストラスブールでは、1570年から続く冬の一大イベント、マルシェ・ド・ノエル(Marchés de Noël)が始まりました。11/28の18:30には高さ30mの巨大クリスマスツリーに電気がともされ、ついに町全体がクリスマスのシーズンに突入しました(ツリーは2015年1/7、まで)。日照時間が短く暗い季節ですが、もっとも夜が華やいでいる時期かもしれません。ツリーは毎週照明が変わるようで、訪れる週によって雰囲気が変わるという楽しみもあるかもしれません。

ニュースを読んだところ、今年は新バージョンということでした。招待国はベルギーで、ブリュッセルと並んでヨーロッパ議会が置かれているストラスブールにはとてもなじみ深い国です。数年前から導入されたエコカップには、今年はカテドラル(大聖堂)のバラ窓がデザインされているようで、以前より少し大人っぽい雰囲気です。このエコカップ、1ユーロチャージされますが、お店に返却すれば返金されます。

マルシェ・ド・ノエルの定番の飲み物はヴァン・ショー(Vin Chaud=ホットワイン)です。温めているのでアルコールは少し飛んでいると思いますが、アルコールに弱い人は、ココアやはちみつ入りのオレンジジュースを飲むと良いと思います。ヴァン・ショーは、オペラ座前のシェ・マチルド(Chez Mathilde)のものが人気だったのを思い出します。この店も含め、いくつかのマルシェの小屋ではヴァン・ショーのスパイスセットもおいているので、持ち帰れば現地のを家でも楽しめます。

クリスマスといえばキリストの誕生日なので、キリストの生誕の場面を再現した人形が飾られます(クレッシュ)。通常、ストラスブールではカテドラル(大聖堂)に大きいクレッシュが並べられ、マリアの生涯を描いたタペストリーがかけられます。

ちなみに、カテドラルといえば、先日ローマ法王がストラスブールに行ったのにヨーロッパ議会にだけ出かけてカテドラルに寄らなかったというので怒った人たちがいたようです。11/24のお昼には、カテドラルで服を脱いで抗議した女性もいたとか。写真が掲載されていたぐらいで、数時間前にジャーナリストたちは情報をつかんでいたようですが、この教会内での「不敬」ともいえる抗議活動を誰も妨げなかったそうです。フランスは相変わらず自由らしいです…。

抗議に関するDNAの記事はこちら:
http://www.dna.fr/actualite/2014/11/24/les-femen-menent-une-action-a-strasbourg-contre-la-visite-du-pape

クレッシュを見ながら子供たちにクリスマスの意味について語る親たちもいるので、ストライキや騒動がこの辺でおさまって、みんなが楽しく過ごせるよう祈るばかりです。

観光を予定している方は、くれぐれもスリには気を付けて!
ストラスブールのマルシェ・ド・ノエルは、12月31日までです。

ストラスブールのマルシェ・ド・ノエル(毎年URLは同じです)のサイト:
(仏語) http://www.noel.strasbourg.eu/
(英語) http://www.noel.strasbourg.eu/en/accueil

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ストラスブール、夏のイベント2014 [イベント]

このところ時間がうまく作れないのであまり更新できず、気が付けばもう夏寸前。いや、気が付けば夏至が過ぎてしまっていました。バルセロナの記事がまだ終わり切っていないけど…あと1つぐらいは書きたいです…

さて、行く予定はないけれど、懐かしくなってストラスブールの夏の催しの予定を調べてみました。

毎年やってくるFoire Sant-Jeanは、本日6/27から7/20です。簡単にいえば、移動遊園地です。

野外コンサートは、明日6/28にドイツとの国境間近のJardin des Deux Rivesで行われます。私が行った2年前は…風が次第に強まり、大雨になってコンサートは途中で中止になり、逃げるように帰ることになりました!前も見えないほどの大雨で、みんなビショビショになったのを思い出しました。

それから、今年も夜はカテドラルがイルミネーションに包まれます。こちらは7/5~8/31、22:15から15分ごとに行われるとありました。

水辺の夜のショーは、今年はプチットフランス地区にあるポン・クヴェール(クヴェール橋)にて行われるようです。ヴォーバン・ダムのところです。こちらも22:15から15分ごとに行われるとのことでした。

ほかにも町中でアルザスの民族音楽が奏でられたり、パフォーマンスがあったりと、ストラスブールの夏は楽しい雰囲気満載になります。明るくて陽気な季節です。

毎年同じように見えても、少しずつ進化している夏のイベント。私もまた行きたいです!
でも、次はホテルがいるんだなぁ、と考えると、ちょっと寂しいです…。

(参考URL)
http://www.ete.strasbourg.eu/index.php?page=temps-forts&hl=fr

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傾くツリー? [イベント]

久しぶりにブログをあけました。気づけば冬…今年はアルザスワイン用のブドウの収穫がいつもより遅いんだな、などと色々なことを考えつつも、Windows8の面倒さにパソコンを開ける気力がありませんでした。アルザスの冬に比べればなんてことないのでしょうが、日本でもやっぱり冬は寒いです…

さて、今日、電車の中でアルザスの新聞DNAの記事を開けてみました。懐かしいクレベール広場の30m級のクリスマスツリーの記事があったのはいいけど、、、傾いているらしい!?あ、あぶない。

関係者は「大丈夫だ」と言っているらしいですが、フランス人の気質に何度もがっくりさせられた経験から、やり直すのが面倒なだけじゃないのか?と疑ってしまいますね…

(関係記事)
http://www.dna.fr/actualite/2013/11/18/la-ville-admet-que-le-sapin-penche-et-ajoute-qu-il-n-y-a-aucun-danger

ストラスブールではそろそろ小屋の建設が始まるころです。真っ暗な夕方は憂鬱でもありましたが、あの明かりが懐かしいこの頃です。暖かいヴァン・ショー(Vin Chaud、ホットワイン)を飲みながらぶらぶら小屋を覗いた日々が懐かしいです。

今年のストラスブールのマルシェ・ド・ノエル(クリスマスマーケット)は11月29日~12月31日です。

詳しくは下記で。
 Marché de Noël 2013(Strasbourg):   http://www.noel.strasbourg.eu/

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追憶 [イベント]

いよいよ、本日から9月です。
ストラスブールの夏の風物詩、カテドラル(大聖堂)のイルミネーションも今日で終わりのようで、「ああ、イベントが終わるころにはもう夜はすっかり涼しくなっていたな」なんてことを思い出しました。ひと夏に何度も行ったあのイベントが、今や10時間以上かけて出かけなくてはならない場所になったことが未だに信じられません。そしてあの涼しさも懐かしいです。今年は引っ越しだなんだと、バタバタして落ち着きのない、暑い夏でした…。
 → ストラスブールの夏:  http://www.ete.strasbourg.eu/

そろそろブドウの収穫も気になる頃ですが、ストラスブールの9月といえば、ヨーロッパフェア(Foire Européenne )です。
 → http://www.foireurop.com/

今年の招待国はベトナムらしいです。Webを見ていて、昨年は日本が招待国で、最終日の夕方に出かけたらタイ焼きにありつけなかった(完売)、という記憶が甦りました。また、このフェア、外国人はパスポートを持って行くと無料で入れたりするとか、しないとか…フェアに出かける人は、入口でパスポートを提示してみたらいいことがあるかも?

ところで、フランスに連れて行って長らく使い続けたXP版のパソコンは、間もなくお役御免になりそうです。さすがにブイブイ音をたて、30分もすると熱をもってアッチッチ、という状態ではいつ壊れるかわからなくて恐ろしい…。フランスでの3年を一緒に過ごしてきた、ストラスブール生活のブログを綴ってきたPCも近々引退です。ほんの数カ月で生活環境はどんどん変化しています。さびしぃ。。。

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ストラスブール、夏のショー間もなく開幕 [イベント]

この週末から、ストラスブールでは毎年恒例の夏イベントが始まります。
大聖堂は毎夜音楽に合わせて色とりどりのイルミネーションに彩られます。また、水辺では音楽に合わせて噴水が踊ります。

 夏のイベント詳細はこちら → http://www.ete.strasbourg.eu/

うち、

 大聖堂イルミネーション
  → http://www.ete.strasbourg.eu/index.php?page=cathedrale&hl=fr

 噴水のショー
  → http://www.ete.strasbourg.eu/index.php?page=jeux-d-eau-et-de-lumiere&hl=fr

噴水は1日一回、大聖堂のイルミネーションは1日数回ですが23時を回ると音が消えます。2日あればどちらも見られますが、1日で両方見ようという方は、時間を要チェックです。

このイベント、今週末から8月いっぱいまでです。
私は今、フランスに入れませんので…今年は見られません。トホホ。

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クルム伊達・シェパーズ組優勝!(ストラスブール国際) [イベント]

一昨日、女子テニス「ストラスブール国際」の結果を見てみたら、クルム伊達公子選手がダブルス決勝に勝ち上がっていました。ここのところ時間があまりなく、泣きながら夜更かしばかりしているのに…決勝のチケットに空きがあるのを確認でき、クルム伊達選手のブログ上のストラスブールの風景&クルム伊達選手の写真にぽぅっとなって…結局土曜の朝はクルム伊達選手を応援しに会場に行ってしまいました!

この日は気温は高くないものの久々の晴天でした。用事を済ませてから会場に行ったのですが、チケットはまだ残っていました。こういう時、田舎で有り難かったなと思います。決勝戦なのに、思い立ったらふらっと出かけられるのだから…。今日から始まるローラン・ギャロス(全仏オープン)はこうはいきません。

私が到着したころは、クルム伊達選手とペアのシャネル・シェパーズ選手がウォーミングアップを行っているところでした。生で見るクルム伊達選手はアスリートとしては結構小柄で驚きました。軽くサンドイッチを食べてからセンターコートに移動すると、クレイコートは整備中でした。テレビには映らないけれど、対戦の前には、こうして色々な人が尽力しているんですね。

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クルム伊達・シェパーズ組の対戦相手はカーラ・ブラック(ジンバブエ)/マリーナ・エラコビッチ(ニュージーランド)組です。いよいよ試合開始、となった直後、2サーブ目のラリーでクルム伊達選手が放ったボレーが相手選手の顔面に直撃!エビアン提供のタオルが鼻血に染まる事態になりました。メディカルケアで少し中断しましたが、無事に鼻血はとまり、試合再開となりました。

クルム伊達・シェパーズ組は第1セットを先取したものの、第2セットでは何となく流れが悪くなっていき、見ていて不安になりましたが、次第に相手もサーブなどのミスが多くなり、流れも変わって…タイブレークは接戦となりました。ジュースが続くも、最後はクルム伊達選手が決めてゲームセット!後半は大興奮でした。

選手達は試合後も忙しく、サイン入りボールを客席に打ち上げたり、サインをしたり。そうこうしているうちにすぐ表彰式になりました。お花とバカラの箱が渡されていました。いや~おめでとうございます!表彰式のコメントでは、クルム伊達選手の年齢についても言及がありました。彼女は42歳、テニスプレーヤーとしては結構高齢です。既に若くない私も、彼女の姿を見て大いに勇気づけられました。

クルム伊達選手は、表彰式の後もインタビューが申し込まれるなどで大忙しでした。彼女のブログには試合後ローランギャロス(全仏オープン)に参加するためパリに向かうと書かれていたので、優勝の余韻を味わうヒマもなく慌ただしく旅立ったんだろうな、と思います。次も頑張ってほしいです!

なんて言いながら、このお疲れかつお忙しい選手に、子供にまじってサインをおねだりする私たちって…。でも、クルム伊達公子選手が優勝する姿を間近で見られたことがとても嬉しかったし、ストラスブール国際を現地で見ることはもうないだろうから、本当にいい記念になりました。

入口でもらったボールにサインしてもらいました。この(↓)裏にあるのですが…宝物なのでヒミツ!

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週末の風景 [イベント]

遅ればせながら、週末のストラスブールの風景を掲載しておきます。

土曜日(4月18日)は連休初日でした。久々の暖かい陽気かと思いきや…日射しが強く、チリチリと肌を焼く感じがしました。最初に家の用事を済ませ、頼まれた買い物をしにプチット・フランス方面へ。

プチット・フランスは、もう夏のバカンス並みに観光客でいっぱいになっていました。イル川をめぐる船もカバーなしタイプで運行されていて、いかにも夏らしい風景でした。

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さすが連休、カテドラル(大聖堂)周辺も人が大幅に増えていました。

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アイス屋のテラスでパフェを食べて、私も日射しを満喫!
この時は、数日後には真冬のように寒くなるとは思いもしなかったのでした…。

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ストラスブール国際、明日から [イベント]

Tennis-Inte.SXB2013.JPG明日5月18日から、女子プロテニスのWTAツアー、ストラスブール国際(Internationaux de Strasbourg 2013)が始まります。多くの観光客には無縁でしょうが、ツーリストインフォメーションにはちゃんとWTAのビラが置いてあります。

2010年にテレビを見たとき、「シャラポワがストラスブールにいる!」と驚いたものですが、この試合は全仏オープン”ローラン・ギャロス”前の重要な大会のようです。遡れば伊達公子、杉山愛両選手もそれぞれ準優勝、優勝を飾ったことがあるし、近年では森田あゆみ選手がベスト8に進むなど健闘しています。

2013年の会期は5月18~25日です。
トラムを利用した場合は、チケット売り場でそのトラムチケットを見せると割引が受けられると書いてありました。エコもテーマの一つみたいなので、お出かけの際はぜひ公共交通機関で!

 ストラスブール国際URL: http://www.internationaux-strasbourg.fr/
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