週末旅行のプラハ(1) [ショートトリップ]
以前、ストラスブール空港もしくは近郊の空港から行ける場所を書いたとき、行ったのに記事を残さなかったものがいくつもあることに思い当たったので、ボチボチ記載したいと思います。
まずはチェコ共和国の首都プラハ(Praque)です。私が出かけたときはストラスブール空港から金曜の朝または夕方にプラハに飛び、日曜の午後に戻る便がありました(運航状況は季節により変動します)。片道1時間半程度の気軽な週末旅行でした。
プラハの起源は、6世紀後半にスラヴ民族がヴルタヴァ川(モルダウ川)の岸辺に集落をつくったところにさかのぼります。7世紀に砦を築き、その後お城が造られ、973年に司教座が置かれて人口が増えていきました。14世紀半ばにボヘミア王カレル1世が神聖ローマ皇帝カール世として即位すると神聖ローマ帝国の首都となって発展し、「黄金のプラハ」と呼ばれる町並みが生み出されました。
町は、15世紀初頭にはキリスト教の宗派間の争いに巻き込まれて混乱しましたが、ハプスブルク家を国王に迎えてからは次第にカトリック化が進み、ルネサンス風の建物も登場しました。17世紀にはプロテスタントが反乱を起こしたものの敗退し、その後は本格的にカトリック化が進みました。
20世紀は激動の世紀だったようです。1918年にチェコスロバキア共和国が建国されたものの1939年にドイツのナチス政権により解体、第二次世界大戦終了後はソ連の強い影響下におかれ、1989年にようやく民主化、1993年にチェコとスロバキアが分離・独立してプラハはチェコ共和国の首都となりました。
プラハには歴史的・文化的価値のある建造物が多く、町自体が各時代の建築を並べた博物館のようになっています。1992年に「プラハ歴史地区」としてユネスコ世界遺産(文化)にも登録されています。
続く。
(関連ブログ)
週末旅行のプラハ
(2)ユダヤ人地区 / (3)旧市街 / (4)プラハ城周辺 / (5)新市街 / (6)ヴィシェフラド / (7)料理等
まずはチェコ共和国の首都プラハ(Praque)です。私が出かけたときはストラスブール空港から金曜の朝または夕方にプラハに飛び、日曜の午後に戻る便がありました(運航状況は季節により変動します)。片道1時間半程度の気軽な週末旅行でした。
プラハの起源は、6世紀後半にスラヴ民族がヴルタヴァ川(モルダウ川)の岸辺に集落をつくったところにさかのぼります。7世紀に砦を築き、その後お城が造られ、973年に司教座が置かれて人口が増えていきました。14世紀半ばにボヘミア王カレル1世が神聖ローマ皇帝カール世として即位すると神聖ローマ帝国の首都となって発展し、「黄金のプラハ」と呼ばれる町並みが生み出されました。
町は、15世紀初頭にはキリスト教の宗派間の争いに巻き込まれて混乱しましたが、ハプスブルク家を国王に迎えてからは次第にカトリック化が進み、ルネサンス風の建物も登場しました。17世紀にはプロテスタントが反乱を起こしたものの敗退し、その後は本格的にカトリック化が進みました。
20世紀は激動の世紀だったようです。1918年にチェコスロバキア共和国が建国されたものの1939年にドイツのナチス政権により解体、第二次世界大戦終了後はソ連の強い影響下におかれ、1989年にようやく民主化、1993年にチェコとスロバキアが分離・独立してプラハはチェコ共和国の首都となりました。
プラハには歴史的・文化的価値のある建造物が多く、町自体が各時代の建築を並べた博物館のようになっています。1992年に「プラハ歴史地区」としてユネスコ世界遺産(文化)にも登録されています。
続く。
(関連ブログ)
週末旅行のプラハ
(2)ユダヤ人地区 / (3)旧市街 / (4)プラハ城周辺 / (5)新市街 / (6)ヴィシェフラド / (7)料理等
アルザスの三ツ星レストラン(周辺) [ショートトリップ]
今日、頼まれ物を買いに久しぶりにワイン街道に出かけました。外に出てみたら気温は2度。雨かと思ったらちょっと氷まじりで、粒がボンネットに当たって跳ねていました。
せっかく行ったのに、目的の店は午前中で閉まってしまっていました!何をしに出かけたのかわからなくなり呆然としましたが、まずは近くの町でお菓子を食べることに。イースターの頃に出回る羊の形をしたスポンジケーキ、アニョー・パスカルも買えました。見上げると、春になって巣に戻って来たコウノトリたちの姿がありました。アルザスの春の使者です。
次いで、アルザス地方唯一のミシュラン三ツ星レストラン「Auberge de l'Ill」*を見に行くことにしました。田舎町にありますが、ポール・ボキューズ同様、長年三ツ星を守り続けているレストランです。橋から見るととても風情があります。隣には5つ星ホテルもあり、食べて飲んだあとはゆったりくつろぐこともできそうです。
お店の前にはポール・ボキューズがあるCollonges au Mont d'Orという町まで432km、という看板がありました。遠すぎる・・・。近郊の大都市リヨンではなくわざわざコロンジュ~と書いてあるので、ポール・ボキューズのレストランまでの距離を示しているに違いありません。ただし、コロンジュ~への案内板はこの先400km以上もないだろうから、この看板だけをアテにして車を走らせるのは大変危険です・・・。
(ちなみに、このレストランのある通りの名前はrue de Collonges au Mont d'Or)
近くの塔にはレストランの創始者のHaeberlin兄弟の名前が刻まれていました。「エベルラン兄弟広場」・・・確かに2人は村の英雄です。彼らがいなければ、この小さな村はもっと田舎くさかったろうし、外国からの客など来なかったでしょう。Haeberlin兄弟さまさま、です。
なお、このレストランについたのは16時ごろでしたが、まだお店からちらほら人が出てきていました。昼からずっと食べ続けていたものと思われます・・・。みんな満足そうな笑顔でした。たたずまいも料理も魅力的だけど、三ツ星だけにお値段も高いので、なかなか手が出せないお店でもあります。私はアルザスの観光名所を見たような気持ちになり、外から見ただけで何となく満足して帰路についたのでした・・・。
* Auberge de l'Ill (オーベルジュ・ド・リル)
2, rue de Collonges au Mont d'Or
68970 Illhaeusern
http://www.auberge-de-l-ill.com/
せっかく行ったのに、目的の店は午前中で閉まってしまっていました!何をしに出かけたのかわからなくなり呆然としましたが、まずは近くの町でお菓子を食べることに。イースターの頃に出回る羊の形をしたスポンジケーキ、アニョー・パスカルも買えました。見上げると、春になって巣に戻って来たコウノトリたちの姿がありました。アルザスの春の使者です。
次いで、アルザス地方唯一のミシュラン三ツ星レストラン「Auberge de l'Ill」*を見に行くことにしました。田舎町にありますが、ポール・ボキューズ同様、長年三ツ星を守り続けているレストランです。橋から見るととても風情があります。隣には5つ星ホテルもあり、食べて飲んだあとはゆったりくつろぐこともできそうです。
お店の前にはポール・ボキューズがあるCollonges au Mont d'Orという町まで432km、という看板がありました。遠すぎる・・・。近郊の大都市リヨンではなくわざわざコロンジュ~と書いてあるので、ポール・ボキューズのレストランまでの距離を示しているに違いありません。ただし、コロンジュ~への案内板はこの先400km以上もないだろうから、この看板だけをアテにして車を走らせるのは大変危険です・・・。
(ちなみに、このレストランのある通りの名前はrue de Collonges au Mont d'Or)
近くの塔にはレストランの創始者のHaeberlin兄弟の名前が刻まれていました。「エベルラン兄弟広場」・・・確かに2人は村の英雄です。彼らがいなければ、この小さな村はもっと田舎くさかったろうし、外国からの客など来なかったでしょう。Haeberlin兄弟さまさま、です。
なお、このレストランについたのは16時ごろでしたが、まだお店からちらほら人が出てきていました。昼からずっと食べ続けていたものと思われます・・・。みんな満足そうな笑顔でした。たたずまいも料理も魅力的だけど、三ツ星だけにお値段も高いので、なかなか手が出せないお店でもあります。私はアルザスの観光名所を見たような気持ちになり、外から見ただけで何となく満足して帰路についたのでした・・・。
* Auberge de l'Ill (オーベルジュ・ド・リル)
2, rue de Collonges au Mont d'Or
68970 Illhaeusern
http://www.auberge-de-l-ill.com/
カナリア諸島14(早朝のビーチ) [ショートトリップ]
カナリア諸島旅行のうち書き残したものを書いておきます。
最終日はテネリフェ南空港から午前中の飛行機に乗らなければならなかったので、朝は宿泊地コスタ・アデヘ(Costa Adeje)を少し散歩しただけですぐ空港に向かいました。夜が明けるのが少し遅かったので、まだ薄暗い朝のビーチを見ることが出来ました。海の向こうには、ラ・ゴメラ島が見えていました。
私はコスタ・アデヘの端っこのほうに泊まっていたので、少し歩くだけでプラヤ・デ・ラス・アメリカス(Playa de las Americas)のビーチを見ることが出来ました。本には黄金色の砂浜という記載がありましたが、まだ薄暗く灰色の景色が広がっていました。でも、少し日が出るとその部分が明るく輝くことはわかりました。本によると、このプラヤ・デ・ラス・アメリカスの砂は実はサハラ砂漠から持ってきたものだそうです。スペイン本土よりアフリカの方が近いことを思い出しました。
ビーチなのに意外に波が高く驚きましたが、既に何人かは海に入って遊んでいました。まだ太陽が昇っていないので寒そうな気がしたけれど、ストラスブールで真冬に半そでの人を見たこともあるぐらいだから、きっと体感温度が違う人たちなのだと思います・・・。ジョギングする人たちもたくさん見かけました。
12月に行ったのにたらたらと2月までひっぱりましたが、カナリア諸島の記事はあと一つ、ホテルの記事で終わりにしたいと思います。最後に、印象に残った風景2つほど。1つは崩れやすい岩だらけの島でよく見かけた「落石注意」の看板です。石の数が多いー!実際のところよく落ちていて、道路の石を拾う人々も出動していました。もう一つは多肉植物。キダチアロエの花が鮮やかでした。
カナリア諸島はリピーターが多いそうです。私もいつかまた行きたいな~。
(関連ブログ)
カナリア諸島・総括編 / ライアン・エアー / レンタカー / 飛行機で島を移動 / 船で島を移動
サンタ・クルス・デ・テネリフェ / テイデ国立公園 / サン・クリストバル・デ・ラ・ラグナ / テネリフェ島西部
ランサローテ島南西部 / ティマンファヤ国立公園 / ランサローテ島北部ほか
グラン・カナリア島 / ラ・ゴメラ島 / 利用ホテル
最終日はテネリフェ南空港から午前中の飛行機に乗らなければならなかったので、朝は宿泊地コスタ・アデヘ(Costa Adeje)を少し散歩しただけですぐ空港に向かいました。夜が明けるのが少し遅かったので、まだ薄暗い朝のビーチを見ることが出来ました。海の向こうには、ラ・ゴメラ島が見えていました。
私はコスタ・アデヘの端っこのほうに泊まっていたので、少し歩くだけでプラヤ・デ・ラス・アメリカス(Playa de las Americas)のビーチを見ることが出来ました。本には黄金色の砂浜という記載がありましたが、まだ薄暗く灰色の景色が広がっていました。でも、少し日が出るとその部分が明るく輝くことはわかりました。本によると、このプラヤ・デ・ラス・アメリカスの砂は実はサハラ砂漠から持ってきたものだそうです。スペイン本土よりアフリカの方が近いことを思い出しました。
ビーチなのに意外に波が高く驚きましたが、既に何人かは海に入って遊んでいました。まだ太陽が昇っていないので寒そうな気がしたけれど、ストラスブールで真冬に半そでの人を見たこともあるぐらいだから、きっと体感温度が違う人たちなのだと思います・・・。ジョギングする人たちもたくさん見かけました。
12月に行ったのにたらたらと2月までひっぱりましたが、カナリア諸島の記事はあと一つ、ホテルの記事で終わりにしたいと思います。最後に、印象に残った風景2つほど。1つは崩れやすい岩だらけの島でよく見かけた「落石注意」の看板です。石の数が多いー!実際のところよく落ちていて、道路の石を拾う人々も出動していました。もう一つは多肉植物。キダチアロエの花が鮮やかでした。
カナリア諸島はリピーターが多いそうです。私もいつかまた行きたいな~。
(関連ブログ)
カナリア諸島・総括編 / ライアン・エアー / レンタカー / 飛行機で島を移動 / 船で島を移動
サンタ・クルス・デ・テネリフェ / テイデ国立公園 / サン・クリストバル・デ・ラ・ラグナ / テネリフェ島西部
ランサローテ島南西部 / ティマンファヤ国立公園 / ランサローテ島北部ほか
グラン・カナリア島 / ラ・ゴメラ島 / 利用ホテル
フライブルクのカーニバル [ショートトリップ]
今年も世界各地でカーニバルが行われる時期になりました。今年のマルディ・グラ(謝肉の火曜日、謝肉祭の最終日)は明日12日で、昨年・一昨年より時期は早いものの、2月に入ってからスカッと晴れる日が増え春が近いことを感じます(でも今日は雪景色)。カーニバルが春を呼び込んでくれますように・・・。
ところで、ストラスブールにはカーニバルのイベントはありません。観光客もめっきり減った今は、水門の点検や大聖堂周辺の工事などが進められています。春は3月のパレードまでお預けみたいです。
何もないのも寂しいので、昨日は車で1時間ほどのところにあるドイツ・フライブルク(Freiburg)のカーニバルを見てきました。午後に行ったためか催しはぽつぽつといった感じでしたが、トラムを止めたメインストリートは人でいっぱいでした。音楽隊が通り、仮装した人が走り、飴が投げられ、それを見ながらお酒を飲んだりウインナーをほおばったり。まさにお祭り騒ぎでした。
屋台に群がる人たちの多くも仮装していました。パレードに参加した人も多かったのだと思います。ニワトリみたいな服を着た人、オバケメーク、コワモテのお面、ピエロ、カツラ、付け髭、ほっぺへのペイントなどなど、化け物の集まりみたいになっていました!少し手袋を脱ぐと手が動かなくなるほど寒いのに、ビールを飲みながら金管楽器を吹く人々もいました。熱狂しているため寒さ・冷たさを感じないのかもしれません・・・。
以前上れなかった大聖堂(14世紀)の塔(66m)にも上ってみました。お値段は1人2ユーロ。工事中なのが少々残念でしたが、フライブルクの景色を上から眺めることができました。大聖堂の工事は以前より進み、内部ではステンドグラスのほか、祭壇画や地下祭室も見ることが出来ました。
なお、塔で売られていた絵葉書を見ていておかしな格好の雨樋があることに気づきました。イチオシなのかなと思って写真を撮って帰ってきましたが・・・ちょっと下品ですか・・・。
ところで、ストラスブールにはカーニバルのイベントはありません。観光客もめっきり減った今は、水門の点検や大聖堂周辺の工事などが進められています。春は3月のパレードまでお預けみたいです。
何もないのも寂しいので、昨日は車で1時間ほどのところにあるドイツ・フライブルク(Freiburg)のカーニバルを見てきました。午後に行ったためか催しはぽつぽつといった感じでしたが、トラムを止めたメインストリートは人でいっぱいでした。音楽隊が通り、仮装した人が走り、飴が投げられ、それを見ながらお酒を飲んだりウインナーをほおばったり。まさにお祭り騒ぎでした。
屋台に群がる人たちの多くも仮装していました。パレードに参加した人も多かったのだと思います。ニワトリみたいな服を着た人、オバケメーク、コワモテのお面、ピエロ、カツラ、付け髭、ほっぺへのペイントなどなど、化け物の集まりみたいになっていました!少し手袋を脱ぐと手が動かなくなるほど寒いのに、ビールを飲みながら金管楽器を吹く人々もいました。熱狂しているため寒さ・冷たさを感じないのかもしれません・・・。
以前上れなかった大聖堂(14世紀)の塔(66m)にも上ってみました。お値段は1人2ユーロ。工事中なのが少々残念でしたが、フライブルクの景色を上から眺めることができました。大聖堂の工事は以前より進み、内部ではステンドグラスのほか、祭壇画や地下祭室も見ることが出来ました。
なお、塔で売られていた絵葉書を見ていておかしな格好の雨樋があることに気づきました。イチオシなのかなと思って写真を撮って帰ってきましたが・・・ちょっと下品ですか・・・。
セレスタのツリー [ショートトリップ]
いまさらですが、今日は近郊の町セレスタ(Sélestat)のツリー飾りの記事を・・・。
セレスタはストラスブールから急行列車で20分ほどのところにある比較的大きい町です。クリスマスツリー(l'arbre de Noël )の町ということで、セレスタではクリスマスの時期になると旧市街にあるサン・ジョルジュ(Saint Georges)教会にツリーが飾られます。クリスマスツリーといえば通常は地面から伸びていますすが、この教会ではなんと、宙吊りです!
良く見ると、これらのツリーが全部異なっていて、16世紀からのデコレーションの進化をたどっていけるようになっていることがわかります。きちんと説明もつけられていました。昔はリンゴを飾っていたみたいです。
1521年の記録があるみたいで、「1521」の文字がイルミネーションにもなっていました。
集まったオリジナルツリーへの一般投票も行われていたので、私も投票してきました~。ツリー型のメガネ、缶詰を積んだもの、ブドウの木で作ったもの、貝がら、、、何でもツリーにできるんだなと感心しました。
マルシェの小屋は少なかったですが、町のあちこちにツリーが飾られ、無料のスープが配られ、インフォメーションの建物では歌が歌われていました。屋内のデコレーションでは「ツリーは何個あったでしょう?」という質問箱も。小さな公園には色々な種類のもみの木も植わっていて、クリスマスツリーの町、との主張が伝わってきました。
建物のイルミネーションの中には投影型のものもありました。こちらはサン・ジョルジュ教会の裏にあるパン屋さんです。いくつかパンを買ってみたのですが、どれも美味しかったです!近くにあったらいいのにな。
なお、サン・ジョルジュ教会のツリーは2013年1月6日まで見ることができます。
(参考情報)
セレスタ、ツリーの説明ページ:
http://www.selestat.fr/spip_noel/rubrique.php?id_rubrique=417
(近郊のマルシェ・ド・ノエル関連ブログ(2012年12月版))・・・フランス
カイゼルスベルク / リクヴィル / トゥルクハイム / エギスハイム / アグノー / コルマール / セレスタ
(近郊のクリスマスマーケット関連ブログ(2012年12月版))・・・ドイツ
バーデンバーデン / ゲンゲンバッハ / オッフェンブルク / シュトゥットガルト / ルートヴィヒスブルク
セレスタはストラスブールから急行列車で20分ほどのところにある比較的大きい町です。クリスマスツリー(l'arbre de Noël )の町ということで、セレスタではクリスマスの時期になると旧市街にあるサン・ジョルジュ(Saint Georges)教会にツリーが飾られます。クリスマスツリーといえば通常は地面から伸びていますすが、この教会ではなんと、宙吊りです!
良く見ると、これらのツリーが全部異なっていて、16世紀からのデコレーションの進化をたどっていけるようになっていることがわかります。きちんと説明もつけられていました。昔はリンゴを飾っていたみたいです。
1521年の記録があるみたいで、「1521」の文字がイルミネーションにもなっていました。
集まったオリジナルツリーへの一般投票も行われていたので、私も投票してきました~。ツリー型のメガネ、缶詰を積んだもの、ブドウの木で作ったもの、貝がら、、、何でもツリーにできるんだなと感心しました。
マルシェの小屋は少なかったですが、町のあちこちにツリーが飾られ、無料のスープが配られ、インフォメーションの建物では歌が歌われていました。屋内のデコレーションでは「ツリーは何個あったでしょう?」という質問箱も。小さな公園には色々な種類のもみの木も植わっていて、クリスマスツリーの町、との主張が伝わってきました。
建物のイルミネーションの中には投影型のものもありました。こちらはサン・ジョルジュ教会の裏にあるパン屋さんです。いくつかパンを買ってみたのですが、どれも美味しかったです!近くにあったらいいのにな。
なお、サン・ジョルジュ教会のツリーは2013年1月6日まで見ることができます。
(参考情報)
セレスタ、ツリーの説明ページ:
http://www.selestat.fr/spip_noel/rubrique.php?id_rubrique=417
(近郊のマルシェ・ド・ノエル関連ブログ(2012年12月版))・・・フランス
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(近郊のクリスマスマーケット関連ブログ(2012年12月版))・・・ドイツ
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近郊のマルシェ・ド・ノエル(アグノー) [ショートトリップ]
クリスマス寸前にアグノー(Haguenau)のマルシェ・ド・ノエルを覗いてみました。アグノーはストラスブールより少し北、通常なら車で40分(列車でも40分)程度のところにある、比較的大きい町です。
平日の夕方に行ってみたら渋滞に巻き込まれ、到着したらもう終了間近でした。19時に小屋を閉めるところが多いことがわかりました・・・。でも果敢に(?)ヴァンショー(Vin Chaud、ホットワイン)を買いました。
アグノーの旧市街は小ぢんまりしているのでマルシェの小屋もストラスブールほどたくさんはありません。終了間際だったせいか空いていて良かったです。
中央の広場では噴水が音楽に合わせて様々な形・色に変化しました。これも最終回は19時みたいでした。
近くの建物では音楽と映像のショーが行われていました。カラフルになったり自由の女神が出てきたり、更に同じ建物のはずなのに、別の建物のように見えたりと様々な風景を楽しむことができました。
アグノーのマルシェ・ド・ノエルは2012年は12月30日までです。
(参考情報)
アグノーのオフィス・ド・ツーリズム: http://tourisme-haguenau-potiers.com/
(関連ブログ)
アルザス北部の町、アグノー(2012年8月)
(近郊のマルシェ・ド・ノエル関連ブログ(2012年12月版))・・・フランス
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平日の夕方に行ってみたら渋滞に巻き込まれ、到着したらもう終了間近でした。19時に小屋を閉めるところが多いことがわかりました・・・。でも果敢に(?)ヴァンショー(Vin Chaud、ホットワイン)を買いました。
アグノーの旧市街は小ぢんまりしているのでマルシェの小屋もストラスブールほどたくさんはありません。終了間際だったせいか空いていて良かったです。
中央の広場では噴水が音楽に合わせて様々な形・色に変化しました。これも最終回は19時みたいでした。
近くの建物では音楽と映像のショーが行われていました。カラフルになったり自由の女神が出てきたり、更に同じ建物のはずなのに、別の建物のように見えたりと様々な風景を楽しむことができました。
アグノーのマルシェ・ド・ノエルは2012年は12月30日までです。
(参考情報)
アグノーのオフィス・ド・ツーリズム: http://tourisme-haguenau-potiers.com/
(関連ブログ)
アルザス北部の町、アグノー(2012年8月)
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近郊のクリスマスマーケット(ドイツ・バーデンバーデン) [ショートトリップ]
ストラスブールから近いドイツのクリスマスマーケットの最後の記事はバーデンバーデン(Baden-Baden)です。温泉が有名なところで、列車でも行くことができます。ここのマーケットは会期が長く、今もまだ続いています。2012年は12月30日が最終日です。
バーデンバーデンに格別の愛着があるわけではないのですが、それなりに規模が大きく、お客を連れて出かけたりしているうちに3年連続皆勤賞となりました。ついでに、某喫茶店も3年連続訪問となりました・・・。
バーデンバーデンでは、カジノの前にある広場に小屋がたくさん並びます。小屋だけでなく、カップの絵と同じ天使のオブジェやクルミ割り人形もあるし、学校で作ったステンドグラス作品も並んでいるし、キリスト生誕の場面を再現した人形の脇にはロバなどの動物もいます。
広場横にあるツーリストインフォメーションの前には飲泉があり、カップを買って飲むことができます。しょっぱいというかミネラルの味がするというか、そんなに美味しいものでもないので、私は手ですくってなめる程度で十分ですが・・・。マーケットに気を取られがちですが、名物の温泉も味わっておきたいところです。
マーケットではお菓子やウインナー、チーズ、雑貨、飲み物などが売られています。飲み物には毎度のごとくカップ(3年間同じデザインでした。しだいにボロくなっています・・・)に保証金を払い、返却するのですが、同じカップであっても小屋によっては小さいチップと引き換えにしているところがあったりするので、買った店で返す方が良いようです。
寒い季節でもあり、ホットワインやスープなどで体を温めるのはいいのですが、食べたり飲んだりするとトイレにも行きたくなるもの。でもご安心を!この会場に面したカジノのトイレを使うことができます。
利用するには本来0.5ユーロのコインが必要なのですが、みんな連携プレーにより無料で使っていました!中から出てきた人は扉を抑える、閉まらないうちに次の人が入る、鍵はかけない、コツはそんなところのようでした。ただ、鍵が閉まっていないわけなので、その「連携プレー」を知らない誰かがお金を投入して入ろうとした場合、扉は簡単に開いてしまいます。有料トイレをセコく使おうとするにはリスクも伴うわけです。
・・・豆知識でした。
なお、名物の温泉を試したい場合は、近くにある温泉施設を利用すると良いと思います。混浴があったりするので、よく確かめてからどうぞ!(写真はCaracalla Therme外観)
(参考情報)
バーデンバーデンのクリスマスマーケット(Christkindelsmarkt Baden-Baden、2012):
11月26日~12月30日
バーデン・バーデンのWebサイト: http://www.baden-baden.de/de/index.html
温泉施設: http://www.carasana.de/
(バーデンバーデン関連ブログ)
バーデンバーデンのクリスマス(ドイツ)(2011年12月)
バーデン・バーデン(ドイツ)(2010年12月)
(近郊のマルシェ・ド・ノエル関連ブログ(2012年12月版))・・・フランス
カイゼルスベルク / リクヴィル / トゥルクハイム / エギスハイム / アグノー / コルマール / セレスタ
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バーデンバーデン / ゲンゲンバッハ / オッフェンブルク / シュトゥットガルト / ルートヴィヒスブルク
バーデンバーデンに格別の愛着があるわけではないのですが、それなりに規模が大きく、お客を連れて出かけたりしているうちに3年連続皆勤賞となりました。ついでに、某喫茶店も3年連続訪問となりました・・・。
バーデンバーデンでは、カジノの前にある広場に小屋がたくさん並びます。小屋だけでなく、カップの絵と同じ天使のオブジェやクルミ割り人形もあるし、学校で作ったステンドグラス作品も並んでいるし、キリスト生誕の場面を再現した人形の脇にはロバなどの動物もいます。
広場横にあるツーリストインフォメーションの前には飲泉があり、カップを買って飲むことができます。しょっぱいというかミネラルの味がするというか、そんなに美味しいものでもないので、私は手ですくってなめる程度で十分ですが・・・。マーケットに気を取られがちですが、名物の温泉も味わっておきたいところです。
マーケットではお菓子やウインナー、チーズ、雑貨、飲み物などが売られています。飲み物には毎度のごとくカップ(3年間同じデザインでした。しだいにボロくなっています・・・)に保証金を払い、返却するのですが、同じカップであっても小屋によっては小さいチップと引き換えにしているところがあったりするので、買った店で返す方が良いようです。
寒い季節でもあり、ホットワインやスープなどで体を温めるのはいいのですが、食べたり飲んだりするとトイレにも行きたくなるもの。でもご安心を!この会場に面したカジノのトイレを使うことができます。
利用するには本来0.5ユーロのコインが必要なのですが、みんな連携プレーにより無料で使っていました!中から出てきた人は扉を抑える、閉まらないうちに次の人が入る、鍵はかけない、コツはそんなところのようでした。ただ、鍵が閉まっていないわけなので、その「連携プレー」を知らない誰かがお金を投入して入ろうとした場合、扉は簡単に開いてしまいます。有料トイレをセコく使おうとするにはリスクも伴うわけです。
・・・豆知識でした。
なお、名物の温泉を試したい場合は、近くにある温泉施設を利用すると良いと思います。混浴があったりするので、よく確かめてからどうぞ!(写真はCaracalla Therme外観)
(参考情報)
バーデンバーデンのクリスマスマーケット(Christkindelsmarkt Baden-Baden、2012):
11月26日~12月30日
バーデン・バーデンのWebサイト: http://www.baden-baden.de/de/index.html
温泉施設: http://www.carasana.de/
(バーデンバーデン関連ブログ)
バーデンバーデンのクリスマス(ドイツ)(2011年12月)
バーデン・バーデン(ドイツ)(2010年12月)
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(近郊のクリスマスマーケット関連ブログ(2012年12月版))・・・ドイツ
バーデンバーデン / ゲンゲンバッハ / オッフェンブルク / シュトゥットガルト / ルートヴィヒスブルク
ゲンゲンバッハのアドベントカレンダー(2012) [ショートトリップ]
今年もドイツ、ゲンゲンバッハ(Gengenbach)のクリスマスマーケットに行ってきました。まさかこの小さな村のマーケットに毎年行くことになるとは思ってもみませんでした。
ここのクリスマスマーケットの規模はそんなに大きくはないのですが、毎年市庁舎の窓がアドベントカレンダー(クリスマスまで毎日1つずつ窓を開けていくもの)になり、美しい光景を見ることができるのです。
今年は11月30日から毎日18時に窓をあけるイベントが開催されました。私が行った日のイベントは子供の寸劇で、口パクのドイツ語の演技、そして完成度の低さが強烈な数十分でした。子供だからね・・・。
劇が終わるといよいよ窓がオープン!スポットライトがぐるぐる回り、この日の窓が照らし出されると、窓を覆っていた灰色の布がするすると・・・いやぎこちなく引っ張りあげられていきました。自動巻上げではなく、後ろで誰かが布をひっぱっている感じで、手作り感タップリの演出でした。
今年のアドベントカレンダーの絵は一見すると不ぞろいなのですが、今年のテーマが「ここ15年のベスト版」と聞けばなるほど納得です。マルク・シャガール(Marc Chagall)、トミ・ウンゲラー(Tomi Ungerer)、オットマール・アルト(Otmar Alt)、もしくは子供向けの本のキャラクターであるジム・ボタン(Jim Button)、大どろぼうホッツェンプロッツ(Hotzenplotz)の絵が入っているそうです。
ゲンゲンバッハのクリスマスマーケットは2012年は12月23日までですが、アドベントカレンダーは2013年1月6日まで見ることができます。
追記: 全部の窓が開いた様子を見てきました(2013年1月4日)
(参考)
ゲンゲンバッハのサイト: http://www.stadt-gengenbach.de
うち、アドベントカレンダー: http://www.stadt-gengenbach.de/en/tourism/adventcalendar/
(関連ブログ)
ゲンゲンバッハのクリスマス(ドイツ)(2011年12月)
ゲンゲンバッハ(Gengenach、ドイツ)のマーケット(2010年12月)
(近郊のマルシェ・ド・ノエル関連ブログ(2012年12月版))・・・フランス
カイゼルスベルク / リクヴィル / トゥルクハイム / エギスハイム / アグノー / コルマール / セレスタ
(近郊のクリスマスマーケット関連ブログ(2012年12月版))・・・ドイツ
バーデンバーデン / ゲンゲンバッハ / オッフェンブルク / シュトゥットガルト / ルートヴィヒスブルク
ここのクリスマスマーケットの規模はそんなに大きくはないのですが、毎年市庁舎の窓がアドベントカレンダー(クリスマスまで毎日1つずつ窓を開けていくもの)になり、美しい光景を見ることができるのです。
今年は11月30日から毎日18時に窓をあけるイベントが開催されました。私が行った日のイベントは子供の寸劇で、口パクのドイツ語の演技、そして完成度の低さが強烈な数十分でした。子供だからね・・・。
劇が終わるといよいよ窓がオープン!スポットライトがぐるぐる回り、この日の窓が照らし出されると、窓を覆っていた灰色の布がするすると・・・いやぎこちなく引っ張りあげられていきました。自動巻上げではなく、後ろで誰かが布をひっぱっている感じで、手作り感タップリの演出でした。
今年のアドベントカレンダーの絵は一見すると不ぞろいなのですが、今年のテーマが「ここ15年のベスト版」と聞けばなるほど納得です。マルク・シャガール(Marc Chagall)、トミ・ウンゲラー(Tomi Ungerer)、オットマール・アルト(Otmar Alt)、もしくは子供向けの本のキャラクターであるジム・ボタン(Jim Button)、大どろぼうホッツェンプロッツ(Hotzenplotz)の絵が入っているそうです。
ゲンゲンバッハのクリスマスマーケットは2012年は12月23日までですが、アドベントカレンダーは2013年1月6日まで見ることができます。
追記: 全部の窓が開いた様子を見てきました(2013年1月4日)
(参考)
ゲンゲンバッハのサイト: http://www.stadt-gengenbach.de
うち、アドベントカレンダー: http://www.stadt-gengenbach.de/en/tourism/adventcalendar/
(関連ブログ)
ゲンゲンバッハのクリスマス(ドイツ)(2011年12月)
ゲンゲンバッハ(Gengenach、ドイツ)のマーケット(2010年12月)
(近郊のマルシェ・ド・ノエル関連ブログ(2012年12月版))・・・フランス
カイゼルスベルク / リクヴィル / トゥルクハイム / エギスハイム / アグノー / コルマール / セレスタ
(近郊のクリスマスマーケット関連ブログ(2012年12月版))・・・ドイツ
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近郊のクリスマスマーケット(ドイツ・オッフェンブルク) [ショートトリップ]
ストラスブール近郊のクリスマスマーケットのうち、ドイツのものも見ておこうと電車でオッフェンブルク(Offenburg)に行ってきました。オッフェンブルクのお祭り会場は小ぢんまりしているのが利点です。
残念ながら昨日12月23日で終了してしまったのですが、オッフェンブルクではライトアップされた市庁舎(Rathaus)の横の広場にマーケットの小屋が並び、スケートリンクがつくられていました。
近くの公園ではイルミネーションがまたたき、噴水が音楽に合わせて踊っていました。いつも広場にしか行かないので、3度目にして公園があることに気づきました・・・。
マーケットはフランスもドイツも似たようなものなのですが、衣料を売っていたり、ウインナーを挟むパンが違っていたりして、やはりフランスとは雰囲気が異なっています。オッフェンブルクではビールを売るところもありましたけど・・・寒すぎですよー!
飲み物のコップは店ごとに異なっており、一旦保証金を払って後で返却する方式でした。店によりデザインが違っているので買った店にしか返せません。私はスケートリンク前にある店でオッフェンブルクのグリューワイン、という名称のホットワイン(Glühwein)を飲んでみました。普通のものより少し高かったですが、濃厚な香りがして美味しかったです。
フランス滞在期限も次第に近づいているので、オッフェンブルクに行くのはこれが最後かもしれません。今回のマーケットの風景とホットワインの味が思い出として残りそうです。
(参考情報)
オッフェンブルクのクリスマスマーケット(Offenburger Weihnachtsmarkt):
2012年11月27日~12月23日
オッフェンブルク、ツーリストインフォ: http://www.offenburg.de/html/touristinfo373.html
(オッフェンブルク関連ブログ)
オッフェンブルクのワインフェスト2012(2012年10月)
ワインフェスト(ドイツ、オッフェンブルク)(2010年9月)
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残念ながら昨日12月23日で終了してしまったのですが、オッフェンブルクではライトアップされた市庁舎(Rathaus)の横の広場にマーケットの小屋が並び、スケートリンクがつくられていました。
近くの公園ではイルミネーションがまたたき、噴水が音楽に合わせて踊っていました。いつも広場にしか行かないので、3度目にして公園があることに気づきました・・・。
マーケットはフランスもドイツも似たようなものなのですが、衣料を売っていたり、ウインナーを挟むパンが違っていたりして、やはりフランスとは雰囲気が異なっています。オッフェンブルクではビールを売るところもありましたけど・・・寒すぎですよー!
飲み物のコップは店ごとに異なっており、一旦保証金を払って後で返却する方式でした。店によりデザインが違っているので買った店にしか返せません。私はスケートリンク前にある店でオッフェンブルクのグリューワイン、という名称のホットワイン(Glühwein)を飲んでみました。普通のものより少し高かったですが、濃厚な香りがして美味しかったです。
フランス滞在期限も次第に近づいているので、オッフェンブルクに行くのはこれが最後かもしれません。今回のマーケットの風景とホットワインの味が思い出として残りそうです。
(参考情報)
オッフェンブルクのクリスマスマーケット(Offenburger Weihnachtsmarkt):
2012年11月27日~12月23日
オッフェンブルク、ツーリストインフォ: http://www.offenburg.de/html/touristinfo373.html
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オッフェンブルクのワインフェスト2012(2012年10月)
ワインフェスト(ドイツ、オッフェンブルク)(2010年9月)
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シュトゥットガルトのクリスマスマーケット [ショートトリップ]
12月1日にシュトゥットガルト(Stuttgart)のクリスマスマーケットに行ってきました。
→ 近郊、ルートヴィヒスブルクの記事はこちら
町の中心部にある駐車場に入れられたので、クリスマスマーケット会場にもすぐ行けました。でも、なぜか日本人がたくさんいて驚きました。もともとドイツに在住している日本人も多いでしょうが、ツアー客らしく見えたので、クリスマスマーケットをめぐるツアーの参加者ですかね・・・。ルートヴィヒスブルクで見た日本人団体さんも恐らく夜はシュトゥットガルトのマーケットに繰り出したことでしょう。それもそのはず、かなり規模の大きいマーケットでした。
屋台が並ぶメインの通りは人でギュウギュウで動くのにも時間がかかりました。これだけ人が集まるとスリなどの犯罪も心配になってくるわけで、シュトゥットガルト中央駅には5人ほどでまとまって行動する警察官があちこちに配置されていました。ごつい格好で、近くにいるとあっという間につかまりそうな気がしました・・・。なお、中央駅の上ではベンツのエンブレムがゆっくり回転していました。ここはベンツの本拠地で、郊外にはベンツ博物館もあるそうです。
シュトゥットガルト中央駅近くのツーリストインフォメーションにも寄ってみました。地図をもらったら有料で(0.5ユーロ)、日本語もなく残念な気持ちになりました・・・。無料のものは粗末に扱われがちなので、余計なゴミを出さないという点で有料なのも仕方ないと思うけれど、夕方だったのであまり活用できずじまいでした。
このインフォメーションにはお土産も売られていました。奥のほうはスポーツコーナーになっていて、サッカー選手のカレンダーなどもぶら下がっていました。何気なくめくってみたら、めくってすぐ、1月の写真がまさかの日本人選手でした。岡崎選手、頑張ってます!一年の最初に起用されるなんて素晴らしいです。
こうして歩いているうちにとっぷりと日が暮れました。クリスマスマーケットが行われている通りはとても賑やかで明るいのですが、ひとつ通りをそれると真っ暗で、周辺の建物はあまり見ることができませんでした。でも、水面に移る建物の光がきれいだったり、遠方に見える屋台の光がまぶしかったりと、昼とは違う風景も楽しめたように思います。
市庁舎の前にあるマルクト広場はよく賑わっていました。庁舎の窓はアドベントカレンダーになっていて、数字もしくは絵柄が入っています。クリスマスまで各日付の窓が毎日1つずつ開けられていき、最後には絵が揃います。この日が丁度1日目、つまり一つ目の窓を開ける日だったのですが、知らなかったのでその瞬間を見逃しました!クリスマス寸前に行くとたくさんの絵が見られます。
ずらりと並ぶ屋台のなかに肉まんとおぼしき物体を売る場所がありました。蒸し器に入っていて、いかにもふかふかと温かそうだったので、買ってみました。屋台のお兄さんによるとスイーツだということでしたが、本体自身は実は中に何も入っていません。肉まんの皮部分、つまりパンみたいなものにフルーツソースなどをかけて食べるのでした。「皮」にはこういう食べ方があったのか、と驚いた一品でした。
この日は1日かけてルートヴィヒスブルク、シュトゥットガルトとドイツのクリスマスマーケットを2つハシゴしました。クリスマスマーケットではたくさんのクリスマス飾りや雑貨が売られていますが、結局振り返ってみると、グリューワイン(ホットワイン)、ヴルスト(ソーセージ)、クレープ、肉まんの皮みたいなスイーツ、、、つまり食べ物しか買っていなかった、食いしん坊の我が家でした。
シュトゥットガルトのクリスマスマーケット:
www.stuttgarter-weihnachtsmarkt.de
2012年の会期は11月28日~12月23日
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町の中心部にある駐車場に入れられたので、クリスマスマーケット会場にもすぐ行けました。でも、なぜか日本人がたくさんいて驚きました。もともとドイツに在住している日本人も多いでしょうが、ツアー客らしく見えたので、クリスマスマーケットをめぐるツアーの参加者ですかね・・・。ルートヴィヒスブルクで見た日本人団体さんも恐らく夜はシュトゥットガルトのマーケットに繰り出したことでしょう。それもそのはず、かなり規模の大きいマーケットでした。
屋台が並ぶメインの通りは人でギュウギュウで動くのにも時間がかかりました。これだけ人が集まるとスリなどの犯罪も心配になってくるわけで、シュトゥットガルト中央駅には5人ほどでまとまって行動する警察官があちこちに配置されていました。ごつい格好で、近くにいるとあっという間につかまりそうな気がしました・・・。なお、中央駅の上ではベンツのエンブレムがゆっくり回転していました。ここはベンツの本拠地で、郊外にはベンツ博物館もあるそうです。
シュトゥットガルト中央駅近くのツーリストインフォメーションにも寄ってみました。地図をもらったら有料で(0.5ユーロ)、日本語もなく残念な気持ちになりました・・・。無料のものは粗末に扱われがちなので、余計なゴミを出さないという点で有料なのも仕方ないと思うけれど、夕方だったのであまり活用できずじまいでした。
このインフォメーションにはお土産も売られていました。奥のほうはスポーツコーナーになっていて、サッカー選手のカレンダーなどもぶら下がっていました。何気なくめくってみたら、めくってすぐ、1月の写真がまさかの日本人選手でした。岡崎選手、頑張ってます!一年の最初に起用されるなんて素晴らしいです。
こうして歩いているうちにとっぷりと日が暮れました。クリスマスマーケットが行われている通りはとても賑やかで明るいのですが、ひとつ通りをそれると真っ暗で、周辺の建物はあまり見ることができませんでした。でも、水面に移る建物の光がきれいだったり、遠方に見える屋台の光がまぶしかったりと、昼とは違う風景も楽しめたように思います。
市庁舎の前にあるマルクト広場はよく賑わっていました。庁舎の窓はアドベントカレンダーになっていて、数字もしくは絵柄が入っています。クリスマスまで各日付の窓が毎日1つずつ開けられていき、最後には絵が揃います。この日が丁度1日目、つまり一つ目の窓を開ける日だったのですが、知らなかったのでその瞬間を見逃しました!クリスマス寸前に行くとたくさんの絵が見られます。
ずらりと並ぶ屋台のなかに肉まんとおぼしき物体を売る場所がありました。蒸し器に入っていて、いかにもふかふかと温かそうだったので、買ってみました。屋台のお兄さんによるとスイーツだということでしたが、本体自身は実は中に何も入っていません。肉まんの皮部分、つまりパンみたいなものにフルーツソースなどをかけて食べるのでした。「皮」にはこういう食べ方があったのか、と驚いた一品でした。
この日は1日かけてルートヴィヒスブルク、シュトゥットガルトとドイツのクリスマスマーケットを2つハシゴしました。クリスマスマーケットではたくさんのクリスマス飾りや雑貨が売られていますが、結局振り返ってみると、グリューワイン(ホットワイン)、ヴルスト(ソーセージ)、クレープ、肉まんの皮みたいなスイーツ、、、つまり食べ物しか買っていなかった、食いしん坊の我が家でした。
シュトゥットガルトのクリスマスマーケット:
www.stuttgarter-weihnachtsmarkt.de
2012年の会期は11月28日~12月23日
(近郊のマルシェ・ド・ノエル関連ブログ(2012年12月版))・・・フランス
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