SSブログ

文化遺産の日2019 [イベント]

今年も間もなく、ヨーロッパ文化遺産の日(Journées européennes du patrimoine)です。
この日は、普段見られないような施設が公開されたり、有料施設が無料になったりします。

2019年は、9月21-22日に開催されるようです。
ガイドツアーなどでしか入れないところもあるので、時間は要チェックです。

公式サイト
仏 https://journeesdupatrimoine.culture.gouv.fr/
 * 上記サイトの右肩部分で、言語を選べます。(仏、英、独、伊)

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

2017フランス南西部 その4 ルルド(Lourdes)ロウソク行列 [バカンス]

2017年のフランス南西部旅行の続きです。
 → 2017年フランス旅行記事一覧はこちら

ピレネーの山間の小さな国、アンドラ公国でのハイキングを終えると、また車で山をくねくねと走り、フランスに戻って、カトリックの聖地・ルルド(Lourdes)に入りました。
ルルドは、1858年に少女ベルナデットの前に聖母マリアが現れ(17回も)、お告げに従って掘った泉の湧き水によって病気が治る奇跡が何度も起きたといわれる地です。病気の人も多く訪れるそうです。

この日のお泊りは「Hotel la Source」でした。フランスの町は割と一方通行が多いですが、この町では、車にナビがついているのに、そしてホテルも見えているのに、どうしてもホテルにたどり着けませんでした。結局、車で町を2周(以上)した挙句、交通整理をしている警察に「あのホテルに行きたい!」と訴えて逆走を許してもらい、ようやくたどり着いたのでした。

ルルドは聖地だけあって、巡礼者用の宿がたくさんあります。今回の宿も巡礼者向けらしく、部屋の壁には十字架がかけられていました。この宿は、スペイン語圏の人が多いようで、フロントの人もフランス語よりスペイン語のほうが得意なようでした。

2017Lourdes_Hotel.la.source.JPG

窓から外を見ると、ロウソク行列が行われる広場を一望できました。山と水がある、静かできれいな風景でした。川を渡った向こう側は、「無原罪のお宿り聖堂」(Basilique de l'Immaculée Conception)や聖母マリアが現れた「マサビエルの洞窟」(Grotte de Massabielle)のある聖域です。

2017Lourdes-1.JPG

もう少し日が暮れると、こんな感じになります。聖地らしい、厳かな雰囲気が漂っていました。

2017Lourdes-2.JPG


教会前の広場では、復活祭から10月半ばまで、毎晩ロウソク行列(Processions Mariale)が行われます。讃美歌が響く中、信者たちがろうそくを持ち(近くの店で売っています)、火を分け合いながら列を作り、洞窟から広場を回って教会へと向かっていきます。敬虔なカトリック教徒はもちろん、シスターや、奇跡を願ってか車いすの参加者もたくさんいました。団体での参加者が多いように思いました。

2017Lourdes-3.jpg

ツーリストもこの列に加わることもできますが、私たちは真剣に祈っている人たちの邪魔にならないよう、脇で見ていました。

行列がすべて教会の前に集まると圧巻です。

2017Lourdes-4.JPG

広場では、マリア像が異様な輝きを放っています。もちろん照明のせいでしょうが…何度カメラを向けても真っ白に輝き、まともに写りませんでした。神々しすぎました…

2017Lourdes-5.JPG

ミサが終わると、教会の下にある、マリア様が出現したという洞窟に人が集まります。マリア様が岩肌のくぼみに祀られています。

2017Lourdes-6.jpg

この奇跡の水を汲む場所もあります。土産屋にはマリア像をかたどったボトルが売られているので、たくさんの小さいボトルに水を詰める人もたくさんいました。

2017Lourdes-7.JPG

洞窟から川を挟んだ対岸には、ロウソクを供える小屋がたくさん並んでいました。そばには無人のロウソク売り場があり、ロウソクがたくさん積まれていました。中には、大人の背丈を超えるような大きなろうそくもあり、融けてぐにゃりと曲がっていたりしました。

2017Lourdes-8.jpg

川に囲まれた聖地はどこも神々しく、教会近辺は特に輝いていました。静かで、きれいな夜でした。

2017Lourdes-9.JPG



2017年フランス旅行記事一覧
2017フランス南西部へ / その1 カニグー修道院(Abbaye St. Martin du Canigou) / その2 ヴィルフランシュ・ド・コンフラン(Villeflanche-de-Conflent) / その2' ヴィルフランシュ・ド・コンフランのレストラン / その3 トラン・ジョーヌ / 2017アンドラ公国 その1 / 2017アンドラ公国 その2 / その4 ルルドロウソク行列 / その5 ルルド / その6 ガヴァルニー / その6’ ガヴァルニー レストラン / その7 ピック・デュ・ミディ / その8 リューヌ登山鉄道 / その9 バイヨンヌ / その10 バイヨンヌ2 / その11 ポーと1日遅れの帰国

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

2017アンドラ公国 その2 [バカンス]

2017年のフランス南西部への旅行の続きです。今回はピレネーにある小国、アンドラ公国 その2です。
 → 2017年フランス旅行記事一覧はこちら

アンドラ公国2日目のこの日は、2004年(2006年拡大)にユネスコ世界遺産に登録された、マドリウ=ペラフィタ=クラロ渓谷(Vall del Madriu-Perafita-Claror)に行きました。前の日にツーリストオフィスで位置を聞いていたので道にはあまり迷いませんでした(一度だけ道を間違った...)。

前日、フランス側で自転車レース「ツール・デスパーニュ」に足止めされ、アンドラ公国についてみたら、次の日もアンドラ・ラ・ベッリャからスタートのため通規制があると知って呆然としましたが、幸いにも町から少しはずれた宿泊ホテルから渓谷に向かう道は問題なく通行できました。

ところで、この世界遺産の渓谷は、ピレネー山脈の中に位置し、自然いっぱいの景観でありながら、自然遺産ではなく文化遺産として登録されています。Wikipediaには、次のような記述があります。

”岩山や氷河、森林、湖といったピレネー山脈の自然の中に、集落や牧草地、山小屋、鉄の精錬所跡などが点在しており、700年以上にわたって山岳地域の人々が営んできた生活の文化的景観を世界遺産としたものである。”

実際に行ってみると、確かに山の中に集落のような石造りの建物が並んでいるところがありました。山に落ちている石で作ったのか、石造りの建物はすんなり山の景色にとけ込んでいました。
下の写真はRamioと書かれていたあたりです。

Andora2017_Vally04_Ramio.JPG

登山道入口を入って割とすぐにある展望台から見たアンドラ・ラ・ベッリャの町です。山に囲まれた谷に建物が集中しています。

Andora2017_Vally01.JPG

登山道は思ったより急で(写真では十分伝わらない…)、急な石の道がずっと続いていました。風邪気味だったので、喉が痛く、苦しかったです。

Andora2017_Vally02.JPG

ところどころで脇をみると、石でできた川のような急斜面がありました。落石注意です。

Andora2017_Vally03.JPG

登山道から見た風景は、どこまでも山が続いていました。後ろを振り返っても、とっくに町は見えなくなってしまっていて、自分がちっぽけな存在であることを感じます。

Andora2017_Vally05.JPG

川に沿った道を歩いていくと、開けた場所に出ました。ここには山小屋 Refugi de fontverd もあります。平らに見えますが、標高は1875mです。この山小屋には簡易ベッド(硬そうな2段ベッド)もありました。本格的に歩きたい人は、小屋を利用しながら奥に進んで行けそうです。

Andora2017_Vally06.JPG

登山道入口の向かいにある公園の湖です。青がきれいでした。

Andora2017_Vally08.JPG


登山道入口から坂道を下りていくと、途中に石造りの教会Sant Miquel d'Engolastersがありました。小さいながら、この国らしい趣をもつ教会だなと思いました。ここからの景色もよく、アンドラ・ラ・ベッリャの町を見下ろせました。何となく心に残る風景でした。
Andora2017_Vally09.JPG



2017年フランス旅行記事一覧
2017フランス南西部へ / その1 カニグー修道院(Abbaye St. Martin du Canigou) / その2 ヴィルフランシュ・ド・コンフラン(Villeflanche-de-Conflent) / その2' ヴィルフランシュ・ド・コンフランのレストラン / その3 トラン・ジョーヌ / 2017アンドラ公国 その1 / 2017アンドラ公国 その2 / その4 ルルドロウソク行列 / その5 ルルド / その6 ガヴァルニー / その6’ ガヴァルニー レストラン / その7 ピック・デュ・ミディ / その8 リューヌ登山鉄道 / その9 バイヨンヌ / その10 バイヨンヌ2 / その11 ポーと1日遅れの帰国

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

2017アンドラ公国 その1 [バカンス]

2017年のフランス南西部への旅行の続きです。今回はアンドラ公国です。
 → 2017年フランス旅行記事一覧はこちら

この日は、フランス南西部のヴィルフランシュ・ド・コンフラン(Villeflanche-de-Conflent)から、車で延々と山間を走り、アンドラ公国(Principat d'Andorra)に入りました。アンドラ公国は、ピレネー山間部にある、小さな国です。

フランスとの国境は監視されてはいますが、普通に通り抜けられました。国境付近は山ばかりで、標高も結構高く、よくこんなところに町ができたなと感じました。温泉もちょこちょこあって、フランスなど近隣諸国からはよく買い物客が訪れるのだそうです。

国境からさらにぐんぐん坂を上っていき、いくつか村を抜けると首都アンドラ・ラ・ベリャ(Andorra la Vella)にたどり着きました。Wikipediaによると、町の標高は1,000m超なのだそうです。

この日の泊まりは、Hotel Roc de Caldes & Spaでした。温水プールが修理中だったせいか、それとも町の中心部から少し離れているからか…安かったけれど、部屋は広く、スパークリングワインやクッキー、コーヒーマシンが備えられていて、満足度は高かったです。テラスから見る景色は、やはり山。山に張り付くように建物がならぶ、独特の風景でした。

Andora2017-1.JPG

ここへ来て気づいたのが、また自転車レース、ツール・デスパーニュによる翌朝の交通規制です。アンドラ公国へ来る直前、フランスの町ヴィルフランシュ・ド・コンフランでレースのために足止めされていましたが、彼らはそのまま坂道をものともせずアンドラ・ラ・ベリャにたどり着いていたのです。よほど縁があります…。選手たちも温泉につかって疲れをいやしたのかもしれません。

さて、アンドラ・ラ・ベリャは買い物天国なのだそうで、まずは町中へ出かけました。ホテル横の階段を降りていくと、ショップが並ぶメインストリート(の上流)に出ました。帰りのことを考えただけで憂鬱になるぐらい急な階段でした。

下の道に着くとすぐ、温泉が汲める場所がありました。70℃と書いてありました。

Andora2017-2.JPG

山だからか水は豊富らしく、川の水もそこそこ量があって、水の音を聞いているとすがすがしい気分になれました。

Andora2017-3.JPG

観光案内所のあるメインストリート(と呼んでいいのかはわからないが)には、両側にショッピングが楽しめる建物が並んでいました。3㎞ぐらいあるそうです。私はスーパーでしか買い物はしませんでしたが、ショッピング天国なのだそうです。

Andora2017-5.JPG

さらにずっと歩いていくと、旧市街にたどり着きます。小さい範囲ですが、この界隈は周辺とは少し印象が違っていて、鼠色の石を積み上げたような古風な街並みが広がっていました。よく写真に撮られているCasa de la Vall(下の写真)や評議会もこの辺りにあります。

Andora2017-8.JPG

少し上ってきていたので、このあたりから町を見下ろすことができます。人型のオブジェなどもあって独特な山の風景を見ることができます。

Andora2017-7.JPG


行きに道路沿いで見た教会は、帰りにはライトアップされていました。外壁に絵がある、上品なクリーム色の教会です。

Andora2017-9.JPG

中に入ると、どことなく旧市街の石造りを思わせる柱と、木の温かみが感じられる椅子や床を見ることができます(中の写真はお昼のもの)。

Andora2017-4.JPG

アンドラ公国はカタルーニャ語が公用語らしいのですが、元首2名のうち1名はフランス大統領なのだそうです。空港も鉄道もないので、周辺国との行き来は必須…。理由はよくわかりませんが、スペインとフランスのポストが並んでいました。

Andora2017-6.JPG

アンドラ公国については、もう一つ記事を書く予定です。


2017年フランス旅行記事一覧
2017フランス南西部へ / その1 カニグー修道院(Abbaye St. Martin du Canigou) / その2 ヴィルフランシュ・ド・コンフラン(Villeflanche-de-Conflent) / その2' ヴィルフランシュ・ド・コンフランのレストラン / その3 トラン・ジョーヌ / 2017アンドラ公国 その1 / 2017アンドラ公国 その2 / その4 ルルドロウソク行列 / その5 ルルド / その6 ガヴァルニー / その6’ ガヴァルニー レストラン / その7 ピック・デュ・ミディ / その8 リューヌ登山鉄道 / その9 バイヨンヌ / その10 バイヨンヌ2 / その11 ポーと1日遅れの帰国

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

さくら [生活]

この時期になると、ストラスブールのEU議会近辺で満開になっていた桜を思い出します。
日本から送られた桜の木です。
(写真は、2011年3月撮影)

Sakura_P.EU_2011mars1.JPG


今年も早く咲く種の桜が咲きはじめ、景色が華やぎ始めました。
ただ、外で深呼吸すると花粉症の症状がひどくなるので、家の中で桜を味わうことに…。

桜の葉の塩加減がちょうどいい、仙太郎さんの桜餅です。

2019sakura.jpg

何度食べても飽きなくて、毎年食べています。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

2019年のガレット・デ・ロワ [生活]

今年もいつの間にか1か月が経とうとしています。
私の場合、毎年1月を振り返るには、ガレット・デ・ロワが欠かせません。

1月の上旬にお菓子屋さんにいけば、日本でも割と手に入りやすくなった気がします。あたりをひくと、その日は王様になれるということで、ホールで買うと、王冠がついてきます。
今年食べたガレットのうち、2つばかり写真を載せます。

1つ目は、アルザス帰りのパティシエ、ヨシノリ・アサミさんのお店で買ったガレット・デ・ロワ。今年は定番のクレームダマンドのほかにポンムという紅玉リンゴとプラリネローズのガレットあわがありました。クレームダマンドはカットで、ポンムはホールで買いました。

2019galette_YoshinoriAsami.JPG

フェーブ(小さな陶器のおもちゃ)はいくつかの中から選べたので、子虎にしました。
クレームダマンドのガレットもたっぷりバターの香りがしてサクサクで美味しかったですが、個人的には、リンゴのほうが甘酸っぱくて気に入りました。

続いては、お気に入りパン屋で見つけたガレット。サクサクに、きれいに焼けていました。日本にしては珍しくお菓子の中にフェーブを埋め込んであったので、知らない人と食べるときは、飲み込まないよう注意喚起しないといけません。

2019galette_Angelena.JPG

このお店のフェーブは、恐竜シリーズでした。黄色くてかわいいものが当たりました。

2019galette_Angelena_feve.JPG

明日からは2月、日も長くなってきたので、また旅行の写真を整頓して適宜載せていきたいと思います。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

マルシェ・ド・ノエル2018が… [ニュース]

昨日、長い長い歴史を誇るストラスブールのマルシェ・ド・ノエルで、残念な事件が起こりました。

昨日、ニュースサイトをあけたら、フランスでテロ、という項目がありました。最近、黄色いベスト運動で暴動も多いパリかな、などと思いながらニュースを読んでみたら、悲しいことにストラスブールで、かつて見慣れていた風景が物騒な写真となって目に飛び込んできました。

自分が住んでいた町で、しかも夜が輝く美しい時期に事件が起こり、人が亡くなって、とても悲しい気持ちです。スケジュールが合わなかったけれど、本当は今年、マルシェ・ド・ノエルに行きたいという気持ちはあったので、町の中心部で銃が乱射されたことは衝撃的でした。

ストラスブール市長は、イベントを続行するつもりのようですが、銃を持った軍人や警察が見張る中での開催になると思います。もし、お出かけの方がいたら、安全には気を配りつつ、楽しんでいただきたいなと思います。
* 12/14マルシェ再開。一部通行制限あり。金曜、土曜の終了時刻も早まりました。

追記:Konnさん、一つ前の記事(11/29)のコメント欄で返事をしています。

Xマスマーケットで銃乱射、3人死亡=テロ事件か、男は逃走-仏北東部
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018121200048&g=isk

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ニュース

ストラスブール、マルシェ・ド・ノエル2018開幕 [イベント]

11月23日、2018年のストラスブールのマルシェ・ド・ノエル(Marché de Noël de Strasbourg)が開幕しました。
今年もクレベール広場に大きなツリーが立てられ、町中がイルミネーションで輝いているようです。(ほかの広場を含め、全部で3つのツリーがあるらしいです)

会期:2018年11月30日~12月30日
時間:以下のとおり。テロを受け時間が変わりました。
 日~木曜日 11時~20時
 金曜日 11時~2120時
 土曜日 11時~2220時
* 12月24日は~18時、12月25日は閉店。11月23日は14時~21時
* 12月26日~30日は、カテドラル周辺の3つの広場の小屋のみ開店、11時〜20時
(place de la cathédrale/place du Château, place du Marché-aux-Poissons et sur la Terrasse du Palais Rohan)

最終日は明るいうちに片づける店が多かったような気がするので、夜まであると思わないほうがいいかもしれません。

日々のイベントなどは以下からチェックできます。

公式サイト(フランス語)
 https://noel.strasbourg.eu/
英語サイト
 https://noel.strasbourg.eu/en//accueil
nice!(0)  コメント(2) 
共通テーマ:旅行

2017フランス南西部 その3 トラン・ジョーヌ(Train Jaune) [バカンス]

ヴィルフランシュ=ド=コンフランの続きです。
 → 2017年フランス旅行記事一覧はこちら

この要塞に囲まれた町からは、トラン・ジョーヌ(Train Jaune)と呼ばれる登山列車が出ています。その名の通り、黄色い(jaune)列車(train)です。

駅は、町の城壁の外、少し坂を下ったところにあります。駅の名前は、Villefranche Vernet Les Bains Fuilla。もはや読むのが面倒な長さです。見上げると、後ろの山に要塞(Fort Liberia Vauban)が見えました。ルイ14世の時代、ヴォーバンによって造られた要塞の1つです。

france2017_trainjaune_1.JPG

さて、いよいよ黄色い列車に乗ります。屋根のある車両と、オープンな車両があって、天気と気候がよければ、やはり外の空気と景色を満喫できるオープン車両がおススメです。

france2017_trainjaune_2.JPG

列車はゆっくりと山を登っていきます。途中、小さな村も見えましたが、ほとんどは山と渓谷の風景です。トンネルで大きな声を出して反響を楽しんだり、高架橋でカメラを構えたり、道行く車に手を振ったりと、山ばかりとはいえ、この列車の旅はなかなか楽しかったです。

france2017_trainjaune_4.JPG

france2017_trainjaune_5.JPG

車を町に置いていたので、どこかでUターンして戻ることにはしていましたが、この日は、自転車レース、ツール・デスパーニュ(Tour d'Espagne)のために交通規制があると聞いていたので、予定より少し早めのモン・ルイ(Mont Louis)駅で引き返すことにしました。

france2017_trainjaune_3.JPG

モン・ルイ駅には反対方向の列車も止まっていたので、ホームの両側にトラン・ジョーヌを見ることができました。

いそいそと逆方向の列車に乗ったものの列車は混雑していて、屋根付き車両に何とか席を見つけることができました。行きとは違ってパノラマの風景は見られませんでしたが、窓から山々を見ることはできました。コトンコトンとのんびり山を下るのも悪くなく、あっという間に眠気に襲われました…。

ふもとの駅に戻ると、さっさと車に乗って出発!と思っていましたが、すでに交通規制が始まっていて、動けない状態になっていました。急いで山を下りたのに…。後は自転車が通り過ぎるのを待つしかありません。幸いにも道端にさほど人はいなかったので、間近にレースを見ることができました。

交換用の自転車を積んだ車やさきがけとなるバイクなどが通り過ぎ、しばらくするとトップ選手が通過。

france2017_Tour.d'Espagne_1.JPG

france2017_Tour.d'Espagne_2.JPG

そして団体がドッと通過。あっという間でした。

france2017_Tour.d'Espagne_3.JPG

さらに、自転車を積んだ車、バス、警察、消防などの車両が一そろい通り過ぎ、ようやくレース見物は終わりました。

france2017_Tour.d'Espagne_4.JPG

レース関係車両が通り過ぎても、車を自由に走らせるとすぐに追いついてしまうからか、しばらくの間は交通規制が継続され、暇を持て余してしまいました。城壁に入ってみたり、教会を覗いてみたりしているうちに規制が解除され、ようやく車を出すことができました。

思いのほか長い滞在となったヴィルフランシュ=ド=コンフラン。世界遺産の町ということで、看板を撮ってみました。

france2017_villefranche-de-conflent_1UNESCO.JPG



2017年フランス旅行記事一覧
2017フランス南西部へ / その1 カニグー修道院(Abbaye St. Martin du Canigou) / その2 ヴィルフランシュ・ド・コンフラン(Villeflanche-de-Conflent) / その2' ヴィルフランシュ・ド・コンフランのレストラン / その3 トラン・ジョーヌ / 2017アンドラ公国 その1 / 2017アンドラ公国 その2 / その4 ルルドロウソク行列 / その5 ルルド / その6 ガヴァルニー / その6’ ガヴァルニー レストラン / その7 ピック・デュ・ミディ / その8 リューヌ登山鉄道 / その9 バイヨンヌ / その10 バイヨンヌ2 / その11 ポーと1日遅れの帰国

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

マルシェ・ド・ノエル 2018 [イベント]

ストラスブールのマルシェ・ド・ノエル(Marché de Noël;クリスマスマーケット)の日程が決まっています。約450年もの間受け継がれてきた伝統のイベントです。

2018年は、11月23日~12月30日の開催です。

ストラスブールは「Capitale de Noël」として、毎年アピールに力を入れています。
開催時期は、夕方にもなると日は落ちて真っ暗なのですが、マルシェ・ド・ノエルの期間は夜もイルミネーションで街が輝き、にぎわっています。

現段階ではWebサイトが少々貧弱ですが、近づいてくると充実してきます。

フランス語Web
https://noel.strasbourg.eu/

英語Web(本日現在、昨年版のまま)
https://noel.strasbourg.eu/en/accueil

私も行きたいなぁ…


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。