2017アンドラ公国 その1 [バカンス]
2017年のフランス南西部への旅行の続きです。今回はアンドラ公国です。
→ 2017年フランス旅行記事一覧はこちら
この日は、フランス南西部のヴィルフランシュ・ド・コンフラン(Villeflanche-de-Conflent)から、車で延々と山間を走り、アンドラ公国(Principat d'Andorra)に入りました。アンドラ公国は、ピレネー山間部にある、小さな国です。
フランスとの国境は監視されてはいますが、普通に通り抜けられました。国境付近は山ばかりで、標高も結構高く、よくこんなところに町ができたなと感じました。温泉もちょこちょこあって、フランスなど近隣諸国からはよく買い物客が訪れるのだそうです。
国境からさらにぐんぐん坂を上っていき、いくつか村を抜けると首都アンドラ・ラ・ベリャ(Andorra la Vella)にたどり着きました。Wikipediaによると、町の標高は1,000m超なのだそうです。
この日の泊まりは、Hotel Roc de Caldes & Spaでした。温水プールが修理中だったせいか、それとも町の中心部から少し離れているからか…安かったけれど、部屋は広く、スパークリングワインやクッキー、コーヒーマシンが備えられていて、満足度は高かったです。テラスから見る景色は、やはり山。山に張り付くように建物がならぶ、独特の風景でした。
ここへ来て気づいたのが、また自転車レース、ツール・デスパーニュによる翌朝の交通規制です。アンドラ公国へ来る直前、フランスの町ヴィルフランシュ・ド・コンフランでレースのために足止めされていましたが、彼らはそのまま坂道をものともせずアンドラ・ラ・ベリャにたどり着いていたのです。よほど縁があります…。選手たちも温泉につかって疲れをいやしたのかもしれません。
さて、アンドラ・ラ・ベリャは買い物天国なのだそうで、まずは町中へ出かけました。ホテル横の階段を降りていくと、ショップが並ぶメインストリート(の上流)に出ました。帰りのことを考えただけで憂鬱になるぐらい急な階段でした。
下の道に着くとすぐ、温泉が汲める場所がありました。70℃と書いてありました。
山だからか水は豊富らしく、川の水もそこそこ量があって、水の音を聞いているとすがすがしい気分になれました。
観光案内所のあるメインストリート(と呼んでいいのかはわからないが)には、両側にショッピングが楽しめる建物が並んでいました。3㎞ぐらいあるそうです。私はスーパーでしか買い物はしませんでしたが、ショッピング天国なのだそうです。
さらにずっと歩いていくと、旧市街にたどり着きます。小さい範囲ですが、この界隈は周辺とは少し印象が違っていて、鼠色の石を積み上げたような古風な街並みが広がっていました。よく写真に撮られているCasa de la Vall(下の写真)や評議会もこの辺りにあります。
少し上ってきていたので、このあたりから町を見下ろすことができます。人型のオブジェなどもあって独特な山の風景を見ることができます。
行きに道路沿いで見た教会は、帰りにはライトアップされていました。外壁に絵がある、上品なクリーム色の教会です。
中に入ると、どことなく旧市街の石造りを思わせる柱と、木の温かみが感じられる椅子や床を見ることができます(中の写真はお昼のもの)。
アンドラ公国はカタルーニャ語が公用語らしいのですが、元首2名のうち1名はフランス大統領なのだそうです。空港も鉄道もないので、周辺国との行き来は必須…。理由はよくわかりませんが、スペインとフランスのポストが並んでいました。
アンドラ公国については、もう一つ記事を書く予定です。
2017年フランス旅行記事一覧
2017フランス南西部へ / その1 カニグー修道院(Abbaye St. Martin du Canigou) / その2 ヴィルフランシュ・ド・コンフラン(Villeflanche-de-Conflent) / その2' ヴィルフランシュ・ド・コンフランのレストラン / その3 トラン・ジョーヌ / 2017アンドラ公国 その1 / 2017アンドラ公国 その2 / その4 ルルドロウソク行列 / その5 ルルド / その6 ガヴァルニー / その6’ ガヴァルニー レストラン / その7 ピック・デュ・ミディ / その8 リューヌ登山鉄道 / その9 バイヨンヌ / その10 バイヨンヌ2 / その11 ポーと1日遅れの帰国
→ 2017年フランス旅行記事一覧はこちら
この日は、フランス南西部のヴィルフランシュ・ド・コンフラン(Villeflanche-de-Conflent)から、車で延々と山間を走り、アンドラ公国(Principat d'Andorra)に入りました。アンドラ公国は、ピレネー山間部にある、小さな国です。
フランスとの国境は監視されてはいますが、普通に通り抜けられました。国境付近は山ばかりで、標高も結構高く、よくこんなところに町ができたなと感じました。温泉もちょこちょこあって、フランスなど近隣諸国からはよく買い物客が訪れるのだそうです。
国境からさらにぐんぐん坂を上っていき、いくつか村を抜けると首都アンドラ・ラ・ベリャ(Andorra la Vella)にたどり着きました。Wikipediaによると、町の標高は1,000m超なのだそうです。
この日の泊まりは、Hotel Roc de Caldes & Spaでした。温水プールが修理中だったせいか、それとも町の中心部から少し離れているからか…安かったけれど、部屋は広く、スパークリングワインやクッキー、コーヒーマシンが備えられていて、満足度は高かったです。テラスから見る景色は、やはり山。山に張り付くように建物がならぶ、独特の風景でした。
ここへ来て気づいたのが、また自転車レース、ツール・デスパーニュによる翌朝の交通規制です。アンドラ公国へ来る直前、フランスの町ヴィルフランシュ・ド・コンフランでレースのために足止めされていましたが、彼らはそのまま坂道をものともせずアンドラ・ラ・ベリャにたどり着いていたのです。よほど縁があります…。選手たちも温泉につかって疲れをいやしたのかもしれません。
さて、アンドラ・ラ・ベリャは買い物天国なのだそうで、まずは町中へ出かけました。ホテル横の階段を降りていくと、ショップが並ぶメインストリート(の上流)に出ました。帰りのことを考えただけで憂鬱になるぐらい急な階段でした。
下の道に着くとすぐ、温泉が汲める場所がありました。70℃と書いてありました。
山だからか水は豊富らしく、川の水もそこそこ量があって、水の音を聞いているとすがすがしい気分になれました。
観光案内所のあるメインストリート(と呼んでいいのかはわからないが)には、両側にショッピングが楽しめる建物が並んでいました。3㎞ぐらいあるそうです。私はスーパーでしか買い物はしませんでしたが、ショッピング天国なのだそうです。
さらにずっと歩いていくと、旧市街にたどり着きます。小さい範囲ですが、この界隈は周辺とは少し印象が違っていて、鼠色の石を積み上げたような古風な街並みが広がっていました。よく写真に撮られているCasa de la Vall(下の写真)や評議会もこの辺りにあります。
少し上ってきていたので、このあたりから町を見下ろすことができます。人型のオブジェなどもあって独特な山の風景を見ることができます。
行きに道路沿いで見た教会は、帰りにはライトアップされていました。外壁に絵がある、上品なクリーム色の教会です。
中に入ると、どことなく旧市街の石造りを思わせる柱と、木の温かみが感じられる椅子や床を見ることができます(中の写真はお昼のもの)。
アンドラ公国はカタルーニャ語が公用語らしいのですが、元首2名のうち1名はフランス大統領なのだそうです。空港も鉄道もないので、周辺国との行き来は必須…。理由はよくわかりませんが、スペインとフランスのポストが並んでいました。
アンドラ公国については、もう一つ記事を書く予定です。
2017年フランス旅行記事一覧
2017フランス南西部へ / その1 カニグー修道院(Abbaye St. Martin du Canigou) / その2 ヴィルフランシュ・ド・コンフラン(Villeflanche-de-Conflent) / その2' ヴィルフランシュ・ド・コンフランのレストラン / その3 トラン・ジョーヌ / 2017アンドラ公国 その1 / 2017アンドラ公国 その2 / その4 ルルドロウソク行列 / その5 ルルド / その6 ガヴァルニー / その6’ ガヴァルニー レストラン / その7 ピック・デュ・ミディ / その8 リューヌ登山鉄道 / その9 バイヨンヌ / その10 バイヨンヌ2 / その11 ポーと1日遅れの帰国
コメント 0