エギスハイムのワインカーブ [ショートトリップ]
10月の頭、お祭りがあるらしいということで、ワイン街道の村エギスハイム（Eguisheim）に行ってきました。お祭りと言っても、既に掲載したシュークルートのお祭りやオベルネの秋祭りとは違って大きな行列などはなく、舞台が設けられて歌を歌う人がいたのと、周囲でタルトフランべやフルーツタルト、新酒などが売られていたぐらいでした。別の時期に盛大なお祭りがあるみたいです。
エギスハイムはローマ法王レオン9世の出身地です。あちこちでローマ法王（Pape）とかレオンとかいう名前を見かけるのはそのためです。写真のテントの向こうに小さく彼の像が映っています…。また、この村はアルザスワイン発祥の地と言われていて、小さい村ながら、たくさんのワイン屋さん（カーブ）があります。
ここにあるカーブの中には「Hachette des Vins」というワインのガイドブックで星をもらっているワインを作っているところも幾つもあります。10月1日時点で、最新のガイド（2012版、8月31日発売）に掲載されている比較的新しいワインが売り切れてしまっていることも多かったので、出荷本数がさほど多くないカーブが多いのだろうと思います。
今回はいくつかのカーブの写真を載せることにします。
こちらはカーブAlbert Hertz。村の中央にあるグラン･リュー（Granc Rue）から横道を入って行きます。いかにもワイン屋さんらしい佇まいが素敵です。正面の白い建物で試飲できます。この時、中ではオランダから来たグループが賑やかに試飲中でした。お兄さんがきちんと説明してくれて（後半は英語）感じのいいカーブでした。
3, Rue du Riesling, 68420 Eguisheim
http://www.alberthertz.com/FR/ 英語版は/FR/を/EN/に。
こちらはGRUSSというカーブです。グラン･リュー沿いにあります。写真は外のアーチをくぐって中庭に入ったところにある入口です。ここのおかみさんはフランス人とは思えないほどの愛想の良さで、客の要望を次々に聞き、ワインをついで回っていました。試飲の場所をはみ出すほどたくさんの客で込み合っていました。感じがいいから長居してしまうのかも。
25 Grand rue, 68420 Eguisheim
http://domainegruss.blogsome.com/
次はLéon Baurです。ここもグラン・リュー沿いのとてもわかりやすい位置にあります。さほど混みあってはいませんでしたが、ずっと観光客が出入りしている感じでした。混んでいなかったからといってイマイチなわけではなく、ガイドに載るようなワインもあります。観光客に慣れているらしく英語で話しかけられました。
22 ou 71, rue du Rempart Nord, 68420 Eguisheim
http://www.leon-baur.com
最初にこの村に来た時に入ったPaul Schneiderです。青のコロンバージュ（木骨組の家）がすっきりと美しいです。グラン･リューからちょっと凹んだ場所にありますがすぐ見つかります。ここは値段が手ごろだったと記憶しています。客がいないとおばさんが奥に引っ込んでいることがあります…。
1 rue de l'Hôpital, 68420 Eguisheim
http://www.vins-paul-schneider.fr/
こちらはPierre Henri Ginglinger。Ginglingerという名前のカーブは別にもあって、そちらはPaul Ginglingerです。Paulさんのところにもいいワインがたくさんあるようなので、次回くることがあればそちらに是非行ってみたい…。さておき、ピエールさんの方はグラン･リュー沿いにあります。おばさんの愛想は少々悪かったですが（買ったら機嫌は良くなった）、ここのワインはとっても美味しかったです。ボトルにはテントウムシが描かれた可愛いラベルがついています。
33 Grand'Rue, 68420 Eguisheim
http://www.vins-ginglinger.com/gb/
最後にWolfberger。ここは大手です。コルマールをはじめ、ワイン街道の他の村にもいくつかこういうカーブがあります。大手だけに、エギスハイム以外のワインも扱っていて、様々な種類のワインを試飲したり買ったりすることができます。アルザスの発泡ワイン、クレマン・ダルザスの種類も豊富ですよ。店員も多いけど客が多く入りやすいカーブです。
6 Grand'Rue, 68420 Eguisheim
http://www.wolfberger.com/
この日はブドウの収穫期だったからか、Wolfbergerにはブドウを収穫するおじさんの像と、アルザスのブドウ品種をつけこんだビンが飾られていました。ブドウの品種は、左から、ピノ･ブラン、リースリング、ピノ･ノワール（唯一の赤ワイン種）、ミュスカ、シルバネール、ゲヴルツトラミネール、ピノ･グリです。
この村には他にもたくさんカーブがあります。あちこち見て回ってみたいものですが、味見は基本的に買うことが前提なので、少人数では行けるカーブにも限界が…。人数が多いと楽しみも多くなるんですけどね。車を運転する人は飲み残しを捨てるバケツを利用しましょう。
（関連リンク）
近郊のマルシェ･ド・ノエル（エギスハイム）（2012年12月）
キノコ祭り（エギスハイム）（2012年11月）
Le Pavillon Gourmand（エギスハイムのレストラン）（2011年4月）
エギスハイム（Eguisheim；ワイン街道）（2011年4月）
エギスハイムはローマ法王レオン9世の出身地です。あちこちでローマ法王（Pape）とかレオンとかいう名前を見かけるのはそのためです。写真のテントの向こうに小さく彼の像が映っています…。また、この村はアルザスワイン発祥の地と言われていて、小さい村ながら、たくさんのワイン屋さん（カーブ）があります。
ここにあるカーブの中には「Hachette des Vins」というワインのガイドブックで星をもらっているワインを作っているところも幾つもあります。10月1日時点で、最新のガイド（2012版、8月31日発売）に掲載されている比較的新しいワインが売り切れてしまっていることも多かったので、出荷本数がさほど多くないカーブが多いのだろうと思います。
今回はいくつかのカーブの写真を載せることにします。
こちらはカーブAlbert Hertz。村の中央にあるグラン･リュー（Granc Rue）から横道を入って行きます。いかにもワイン屋さんらしい佇まいが素敵です。正面の白い建物で試飲できます。この時、中ではオランダから来たグループが賑やかに試飲中でした。お兄さんがきちんと説明してくれて（後半は英語）感じのいいカーブでした。3, Rue du Riesling, 68420 Eguisheim
http://www.alberthertz.com/FR/ 英語版は/FR/を/EN/に。
こちらはGRUSSというカーブです。グラン･リュー沿いにあります。写真は外のアーチをくぐって中庭に入ったところにある入口です。ここのおかみさんはフランス人とは思えないほどの愛想の良さで、客の要望を次々に聞き、ワインをついで回っていました。試飲の場所をはみ出すほどたくさんの客で込み合っていました。感じがいいから長居してしまうのかも。25 Grand rue, 68420 Eguisheim
http://domainegruss.blogsome.com/
次はLéon Baurです。ここもグラン・リュー沿いのとてもわかりやすい位置にあります。さほど混みあってはいませんでしたが、ずっと観光客が出入りしている感じでした。混んでいなかったからといってイマイチなわけではなく、ガイドに載るようなワインもあります。観光客に慣れているらしく英語で話しかけられました。22 ou 71, rue du Rempart Nord, 68420 Eguisheim
http://www.leon-baur.com
最初にこの村に来た時に入ったPaul Schneiderです。青のコロンバージュ（木骨組の家）がすっきりと美しいです。グラン･リューからちょっと凹んだ場所にありますがすぐ見つかります。ここは値段が手ごろだったと記憶しています。客がいないとおばさんが奥に引っ込んでいることがあります…。1 rue de l'Hôpital, 68420 Eguisheim
http://www.vins-paul-schneider.fr/
こちらはPierre Henri Ginglinger。Ginglingerという名前のカーブは別にもあって、そちらはPaul Ginglingerです。Paulさんのところにもいいワインがたくさんあるようなので、次回くることがあればそちらに是非行ってみたい…。さておき、ピエールさんの方はグラン･リュー沿いにあります。おばさんの愛想は少々悪かったですが（買ったら機嫌は良くなった）、ここのワインはとっても美味しかったです。ボトルにはテントウムシが描かれた可愛いラベルがついています。33 Grand'Rue, 68420 Eguisheim
http://www.vins-ginglinger.com/gb/
最後にWolfberger。ここは大手です。コルマールをはじめ、ワイン街道の他の村にもいくつかこういうカーブがあります。大手だけに、エギスハイム以外のワインも扱っていて、様々な種類のワインを試飲したり買ったりすることができます。アルザスの発泡ワイン、クレマン・ダルザスの種類も豊富ですよ。店員も多いけど客が多く入りやすいカーブです。6 Grand'Rue, 68420 Eguisheim
http://www.wolfberger.com/
この日はブドウの収穫期だったからか、Wolfbergerにはブドウを収穫するおじさんの像と、アルザスのブドウ品種をつけこんだビンが飾られていました。ブドウの品種は、左から、ピノ･ブラン、リースリング、ピノ･ノワール（唯一の赤ワイン種）、ミュスカ、シルバネール、ゲヴルツトラミネール、ピノ･グリです。この村には他にもたくさんカーブがあります。あちこち見て回ってみたいものですが、味見は基本的に買うことが前提なので、少人数では行けるカーブにも限界が…。人数が多いと楽しみも多くなるんですけどね。車を運転する人は飲み残しを捨てるバケツを利用しましょう。
（関連リンク）
近郊のマルシェ･ド・ノエル（エギスハイム）（2012年12月）
キノコ祭り（エギスハイム）（2012年11月）
Le Pavillon Gourmand（エギスハイムのレストラン）（2011年4月）
エギスハイム（Eguisheim；ワイン街道）（2011年4月）
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