Le Pavillon Gourmand（エギスハイムのレストラン）

4月2日にエギスハイム（Eguisheim）で入ったレストランの情報です。
この時はいったのは「Le Pavillon Gourmand」*というお店です。外観は割と地味でしたが、ミシュランガイド2010に載っているレストランです。2011にあるかどうかは知りませんが、お店に入った時にミシュランマークのついた特別メニューがあったので、今年も載っているのではないかと思います。2010年版ではお値打ちマークもついていました。

実際、メニューを開くと20ユーロ未満でもコースが食べられることがわかりました。予算的には安い方がいいですが、さほど食べたい料理でもなかったので、ミシュランマークのついた特別メニューを頼みました。せっかくワイン街道に来たのだからと、ほんのちょっとだけワイン（Pinot Blanc、1/4ボトル分）も頼みました。

最初にアミューズ・ブッシュとしてチーズのせんべいのようなものが出てきました。コース料理は、焼いたカモのフォアグラ、魚（Lotteというもの）or羊の肉、シロップを添えたマンステールチーズ（＋1.5ユーロ）、そしてデザート3種（ガトー・オ・ショコラ（…だったかな）、クレームブリュレ、フロマージュブラン）＆コーヒー、と続いて出てきました。どれも美味しかったけど、フォアグラが良かったな。また食べたいな…。

　　　

マンステールチーズはアルザス地方の特産品で、強烈なにおいを持つ柔らかいチーズです。シロップといっしょに食べるとは知りませんでした！どの客にも勧めていたので、このお店ではお薦めの一品なのでしょう。もちろんチーズにはパンもついています。臭いけどこのチーズは美味しいです。そえてあるハーブ？と一緒に食べるとまた少し違う味わいになり、1.5ユーロを載せただけでちょっと贅沢な気分を味わえます。もっとも、デザートの前にお腹が膨れてしまうんですけどね。

　

このお店ではコーヒーはセットに含まれており、マンステールチーズを頼んでも30ユーロ弱／人だったので、ディナーとしてはお得だったと思います。店員さんも親切でとても良いお店でした。

このお店、各テーブルに自家製ジャムの小さな広告があり、気になったので買ってみることにしました。イチゴ、ルバーブ、あんず…など色々あって迷ったのですが、Pêche de vigneというものを選びました。ワイン街道…vigne（ブドウの木）という連想で選んだのですが、後で辞書を引いたら「（ブドウ収穫期に実る）露地栽培の桃」でした。桃にしてはだいぶ赤いような気はするものの、美味しいジャムでした。ただ、翌日早速食べようとふたを開けたら…余分なものが入っていないからか、ふたに少しカビが付いていてショック！ふたやびんの口をきれいにして上方のジャムを捨て、少量を残して冷凍しました。せっかく買ったから大切に食べなくちゃ。

* Le Pavillon Gourmand
　　101, rue du Rempart Sud
　　68420 EGUISHEIM
　　http://pavillon.schubnel.pagesperso-orange.fr/

（関連ブログ）
　　近郊のマルシェ･ド・ノエル（エギスハイム）（2012年12月）
　　キノコ祭り（エギスハイム）（2012年11月）
　　エギスハイムのワインカーブ（2011年10月）
　　エギスハイム（Eguisheim；ワイン街道）（2011年4月）