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2017フランス南西部 その2' ヴィルフランシュ・ド・コンフランのレストラン [バカンス]

2017年のフランス(とアンドラ)への旅行記です。
 → 2017年フランス旅行記事一覧はこちら

前回書いたヴィルフランシュ・ド・コンフラン(Villeflanche-de-Conflent)で寄ったレストランの情報です。

シャンブル・ドットのオーナーが紹介してくれたのは、ほど近いところにあるLa Snyera*というレストランです。この地方らしい料理もありました。

私が食べた前菜、メイン、デザートの写真を掲載しておきます。

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風邪を引きずったままフランスに入ったのが前日。
喉の痛みと時差ボケのだるさをおして山の上にある修道院に上ったりしたので、この日は体調があまりよくなかったようです。さほど高くないのでついつい欲張ってデザートまで頼んでしまいましたが、この量でもギリギリでした。
何事もほどほどが良いようで…。

* La Senyera
http://www.lasenyera.fr/
81 Rue Saint Jean
66500 Villefranche-de-Conflent
Tél. +33(0)4.68.96.17.65
Fax. +33(0)9.72.30.07.12



2017年フランス旅行記事一覧
2017フランス南西部へ / その1 カニグー修道院(Abbaye St. Martin du Canigou) / その2 ヴィルフランシュ・ド・コンフラン(Villeflanche-de-Conflent) / その2' ヴィルフランシュ・ド・コンフランのレストラン / その3 トラン・ジョーヌ / 2017アンドラ公国 その1 / 2017アンドラ公国 その2 / その4 ルルドロウソク行列 / その5 ルルド / その6 ガヴァルニー / その6’ ガヴァルニー レストラン / その7 ピック・デュ・ミディ / その8 リューヌ登山鉄道 / その9 バイヨンヌ / その10 バイヨンヌ2 / その11 ポーと1日遅れの帰国

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2017フランス南西部 その2 ヴィルフランシュ・ド・コンフラン(Villeflanche-de-Conflent) [バカンス]

2017年のフランス(とアンドラ)への旅行記です。
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前回は、日本からパリ(Paris)を経由してポー(Pau)で一泊し、翌朝車で東へ移動、カニグー修道院を訪れたという記事を書きました。修道院を堪能した後、隔絶された修道院から山を下りると、この日の宿泊地、ヴィルフランシュ・ド・コンフラン(Villeflanche-de-Conflent)に向かいました。

町にはスムーズに到着できたのですが、この町は人気で、なかなか駐車場に車を置くことができませんでした。とにかく宿泊施設の前に駐車できる時間になるまで町の周囲をぐるぐる回ったり、洞窟に行ったりして(しかも入場時間を過ぎてしまっていたので入れなかった)、無駄に時間をつぶして過ごしたのが記憶に残っています。

ヴィルフランシュ・ド・コンフランに到着したときは、時差や喉の痛み、修道院までの山道を登ったことによる疲れなどでとにかく休みたい一心でしたが、実はこの町は観光登山列車トラン・ジョーヌ(Train jaune)の発着地であり、世界文化遺産「ヴォーバンの防衛施設群」(2008年登録)の一部として登録された城塞に囲まれた町であり、さらにはフランスの最も美しい村(Les plus beaux villages de France)にも指定されている、素晴らしい観光地です。

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川と城壁

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城壁内部(有料)

この日泊まったのは、シャンブルドット(Chambre d'hôte)と呼ばれるタイプの宿泊施設です。オーナーが個室を貸してくれる民宿みたいな感じで、朝ごはんや近隣の施設説明などオーナーがあれこれ世話を焼いてくれます。私が泊まった施設は、城壁の門をくぐってすぐのところにある、昔は郵便局だった建物で、宿泊施設名もそのまま「Ancienne Poste」でした。洗面所やシャワーもちゃんとあるので、ホテルとさほど変わりはありません。家で洗濯したらしき風合いのタオルなど手作り感もあり、郵便局らしく消印のクッションなどで装飾されていました。

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右の建物が宿泊施設

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夜のシャンブルドット入口

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「エティエンヌ・アラゴ」の部屋

夕食にいいレストランを聞いてから、レストランに向かいがてらさほど大きくない町をさっと歩きました。城壁沿いの石の高い塀にランプがついていたり、町の中に水汲み場もあったりと、中世の趣を感じました。上を向くと、山には城塞がありました。
城壁をくぐって線路をまたぐ橋の風景も趣がありました。この線路は、トラン・ジョーヌが走る線路です。ここに泊まったからには、もちろんトラン・ジョーヌにも乗りますが、それは別の記事に書くことにします。

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城壁から、石の橋

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トラン・ジョーヌが通る線路

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翌朝の町の風景

長くなったので、レストラン情報はまた次の記事で。


2017年フランス旅行記事一覧
2017フランス南西部へ / その1 カニグー修道院(Abbaye St. Martin du Canigou) / その2 ヴィルフランシュ・ド・コンフラン(Villeflanche-de-Conflent) / その2' ヴィルフランシュ・ド・コンフランのレストラン / その3 トラン・ジョーヌ / 2017アンドラ公国 その1 / 2017アンドラ公国 その2 / その4 ルルドロウソク行列 / その5 ルルド / その6 ガヴァルニー / その6’ ガヴァルニー レストラン / その7 ピック・デュ・ミディ / その8 リューヌ登山鉄道 / その9 バイヨンヌ / その10 バイヨンヌ2 / その11 ポーと1日遅れの帰国

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ストラスブール夏のイベント2018 [イベント]

遅くなりましたが、ストラスブールの夏のイベント情報を書いておきます。

夏のイベント期間は、6月21日から9月2日です。とはいっても、やはりメインは7月と8月。

今年のショーは3か所で行われるようです。
ヴォーバン・ダム le barrage Vauban
プラス・デュ・シャトー(大聖堂横=ロアン宮前) la place du Château
大学パレス(ストラスブール大学) le palais Universitaire

2018年は、7/7~9/2のうち7/14、8/10-12をのぞく毎晩、開催されています。
時刻は以下のとおり。

7月 22時30分~0時
8月・9月 22時~0時
各回、約10分で、繰り返し行われます。

イベントに大学が加わったということは、ドイツ占領時代に形作られたNeustadtにもしっかり焦点があたっているんだなと思いました。大学の庭やホールも素敵なので、時間があれば、足を延ばすと良いと思います。

ストラスブール夏のイベント
(仏)https://ete.strasbourg.eu/
(英)https://ete.strasbourg.eu/en//accueil

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2017フランス南西部 その1 カニグー修道院(Abbaye St. Martin du Canigou) [バカンス]

2017年のフランス(とアンドラ)への旅行記です。
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初日に成田空港からパリを経由して南西部のポー(Pau)まで飛行機で移動し、この町で一泊したのち、まず向かったのはカニグーの修道院です(サン・マルタン・デュ・カニグー修道院;Abbaye St. Martin du Canigou)。

ポーからカニグー修道院へはだいぶ距離があるので、レンタカーで一気に東に行きました。周囲にはヒマワリやトウモロコシの畑が広がり、その向こうにはピレネーの山々が見えていました。

修道院近くの町まで車で坂道を登り、そこからは徒歩で坂道と山道を30分ぐらいは歩くことになります。修道院は人里離れたところにあるものなのでしょうが、この時は喉をやられていたので、急な登り道はつらかった…。飴をたくさんなめ、あっという間に1箱あけてしまいました。

さて、修道院につくと、料金を支払ってツアーに参加します。ラミネート加工された日本語の説明書があるので、それをもって歩くと良いです。

説明書によると、カニグー修道院は、1000年ごろにベネディクト派の修道院として建設され、1009年に聖別されました。1783年には最後の修道士が出ていき、あっという間に廃墟になってしまいました。19世紀後半に再度注目を集め、20世紀に2度の修復工事を経て、1988年にベアチチュードカトリック共同体に修道院が託され、今に至っているそうです。
外にはサン・マルタン(聖マルティヌス)が貧しい人にマントを分け与える姿を描いた像がありました。

中に入ると、回廊があります。中庭を囲む回廊には、柱ごとに違う彫刻が彫り込まれています。ちょっとユーモラスな表情のものが多いので、面白いです。テラスからはそびえる山々が見え、タップリ山を登ってきたことが実感できました。

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続いて地下聖堂に入ります。天井は低め、涼しく静かで、瞑想によさそうな場所ですが、かつては一部の大修道院長を埋葬する場所だったようです。この聖堂は聖母マリアにささげられていますが、聖母子像は写真のみでした。盗まれてしまったのだとか…。

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次は上の階に上がり、初期ローマ美術の大建造物であるという教会に入りました。この教会は修道士がミサなどを行っていたところです。ここは祈りの場所なので静寂に。写真も禁止だったと思います。

テラスに出て見上げると、1026年に造られて以来、15世紀には地震で壊れたりして、何度も修復してきた鐘楼がありました。そして脇には、この修道院の建設を始めたギスラ2世が自ら造ったという墓、傍らには夫人とみられる墓がありました。最後まで一緒だったんですね。

鐘楼と墓の脇の門を出ると、ツアーは終了です。
ここを出て、少し山を登って展望スペース?に行きました。ろくに看板はないですが、人が歩いているのでわかると思います。町から隔絶されたところにある修道院の全体を上から見ることができるので、おススメです!

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2017年フランス旅行記事一覧
2017フランス南西部へ / その1 カニグー修道院(Abbaye St. Martin du Canigou) / その2 ヴィルフランシュ・ド・コンフラン(Villeflanche-de-Conflent) / その2' ヴィルフランシュ・ド・コンフランのレストラン / その3 トラン・ジョーヌ / 2017アンドラ公国 その1 / 2017アンドラ公国 その2 / その4 ルルドロウソク行列 / その5 ルルド / その6 ガヴァルニー / その6’ ガヴァルニー レストラン / その7 ピック・デュ・ミディ / その8 リューヌ登山鉄道 / その9 バイヨンヌ / その10 バイヨンヌ2 / その11 ポーと1日遅れの帰国

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スズラン [生活]

すっかり遅くなりましたが、今年は5月1日にスズランの小さいブーケを買いました。
フランスではこの日、道端でもスズランが売られていたので、これがあるだけでちょっとフランス気分に浸れました。

201805_mugue.jpg

記事を書くのが遅くなってしまったので、季節はすでにスズランではなくラベンダーの時期になってしまいました。今年は開花が早い…。我が家ではベランダにラベンダーの鉢があるので、花が咲いてふわっと良い香りが漂っています。

次こそは、旅行記事を書き進める予定です。たぶん。

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ネモフィラ(ひたち海浜公園) [生活]

先日、国営ひたち海浜公園に行ってきました。ネモフィラが満開で、真っ青な丘になっていました。秋はコキアで真っ赤に染まるとか。花もすごかったけれど、人もすごかった…。

201804_hitachi_nemophila.JPG

綺麗なものを見たので話がそれてしまいました。
次回はまた、フランス南部の記事に戻る予定です。

(参考)
 国営ひたち海浜公園
 http://hitachikaihin.jp/





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2017フランス南西部へ [バカンス]

昨年(2017年)の夏、フランスとアンドラに行ってきました。
今回のフランス旅行のターゲットは、ピレネー方面でしたが、1週間のうちに本当にいろいろなことがありました。(微妙に悪い意味も含まれる…)

出発日の成田空港は雷雨で、飛行機はあっさり遅延しました。初日から喉が痛くて、飴を何箱も食べながら山道を歩いたことが思い出になりました。

2017France.JPG

詳細はのんびり書いていくことにして、まずは行程です。

1日目
成田発~パリ経由~ポー(Pau)
*空港にてレンタカー
<ポー泊>

2日目
ポー~カニグー(Canigou)
*カニグー修道院ツアー見学

カニグー~ヴィルフランシュ・ド・コンフラン(Villefranche-de-Conflent)
<ヴィルフランシュ・ド・コンフラン泊>

3日目
ヴィルフランシュ・ド・コンフラン
*トラン・ジョーヌ乗車
*ヴィルフランシュ・ド・コンフラン観光

ヴィルフランシュ・ド・コンフラン~アンドラ公国(Andorra)
*アンドラ・ラ・ベリャ(Andorra la Vella)観光
<アンドラ・ラ・ベリャ泊>

4日目
アンドラ・ラ・ベリャ
*マドリウ・ペラフィタ・クラロ渓谷散策

アンドラ公国~ルルド(Lourdes)
*ロウソク行列
<ルルド泊>

5日目
ルルド
*ルルド観光

ルルド~ガヴァルニー(Gavarny)
*ガヴァルニー圏谷散策
<ガヴァルニー泊>

6日目
ガヴァルニー~ピーク・デュ・ミディ(Pic du Midi)
*ロープウェイ乗車、山頂の観測所へ

ピーク・デュ・ミディ~ラ・リューヌ(la Rhune)
*プチ・トラン・リューヌ乗車

ラ・リューヌ~バイヨンヌ(Bayonne)
<バイヨンヌ泊>

7日目
*バイヨンヌ観光
(ビアリッツ(Biarritz))

バイヨンヌ~ポー
*ポー観光
*空港にて車返却

ポー~パリ(オルリー経由(タクシー)シャルルドゴール)
<予期せずパリCDG空港泊>

8日目・9日目
パリ~成田空港(翌朝)


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ミシュランガイド France 2018 [ストラスブールのレストラン]

2月上旬、今年のフランスのミシュランガイドが発売されました。
日本で買うにはもう少し待たなくてはいけないみたいです。

以下のサイトから検索もできます。
https://www.viamichelin.com/

ストラスブールの星付きレストランは5つでした。
どこも常連です。

Umami
 8 rue des Dentelles, 67000 Strasbourg
 http://www.restaurant-umami.com
Au Crocodile
 10 rue de l'Outre, 67000 Strasbourg
 http://www.au-crocodile.com/fr/
1741
 22 quai des Bateliers, 67000 Strasbourg
 http://www.1741.fr
Gavroche
 4 rue Klein, 67000 Strasbourg
 https://www.restaurantgavroche.com/
Buerehiesel
 Parc de l'Orangerie, 67000 Strasbourg
 http://www.buerehiesel.com

場所としてはオランジュリー公園内にあるBuerehieselが少し中心地から離れています。でも、外観も内装も素敵だし、アペリティフもちょっと気が利いていたりして、ついつい食べ過ぎてしまいます。アルザスの名物料理ベッコフなども食べられます(大きいので注文した人はたいがいぎょっとします)。

あとの4つはいずれも観光地に近く便利です。
Umamiはプチット・フランス界隈の小ぢんまりしたレストランで、マダムのサービスが行き届いていました。和の食材を取り入れているメニューがあることもあります。何度か来客を連れて行きました。

Au Crocodileは星付きレストランらしい格のある内装・サービスで、軽くジャケットぐらいは羽織っていないと居心地が悪いかもしれません。最後のデザートまでしっかり贅沢な雰囲気を味わえます。

1741はミシュランの星をとる前に行ったのですが、これは載るなと予測できた美味しさ・美しさでした。パレ・ロアンを模した内装や食器などもゴージャスでした。

Gavrocheは、マダムをはじめスタッフが気さくで親しみやすく、帰国後もストラスブールに寄ったときにはここでランチを食べました。私の経験ではしっかり食べてももたれたことがなく、ついついデザートもコーヒーもと一通り食べてしまうレストランです。

この5つのレストランはどれもおススメです。私もまた行きたいのですが、なかなか…
何だか懐かしくなってきました。


Michelin Red Guide 2018 France

Michelin Red Guide 2018 France

  • 作者: Michelin Travel Publications
  • 出版社/メーカー: Michelin Travel Pubns
  • 発売日: 2018/04/07
  • メディア: ペーパーバック



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ポール・ボキューズさん [ニュース]

1週間ほど前に、ポール・ボキューズ氏が91歳で亡くなりました。ミシュランの三ツ星を長く守り続けたリヨン郊外の有名すぎるレストランPaul Bocuseのシェフでした。彼のレストランの外観はおとぎの国のようで、外の壁にまでシェフの姿が描かれていてたのを思い出します。中で食事をしていると頼まなくてもシェフが写真のために回ってきたし、記念日の人には手回しオルゴールで音楽のサービスもありました。サービス精神満載のレストランでした。

私はこのとき異様に体調が悪くて、前菜のトリュフのスープは少ししか手を付けられず、スペシャリテのスズキのパイもたくさん残し、スタッフに「シェフに言いつけちゃうよ!」とからかわれた記憶があります。有名なデザートにも手が出なかったのでリベンジしたかったのですが…次に行くことがあっても、同じ風景は味わえなくなってしまいました。

フランスのニュースをのぞくと、毎日のようにボキューズ氏の名前が出ています。フランスは美食の国。三ツ星をこんなに長く保っている店は、アルザスのオーベルジュ・ド・リルとリヨンのポール・ボキューズだけです。シェフは国の宝のような存在だったのだろうと思います。

一緒にとった写真、大切にしたいと思います。

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ガレット・デ・ロワ2018 [生活]

フランスでの毎年のイベントが帰国後も習慣化して、1月はガレット・デ・ロワを買って食べることにしています。ただ、フランスとは違って買うのに少し苦労します。日本では、年明けすぐにケーキ屋さんに並ぶぐらいであまり長期には売っていないので、私は年末あたりから早めにお店を見定めて買うことにしています。

フランスでは、エピファニーと呼ばれる公現節にこのお菓子を食べるのがならわしです。年末から1月いっぱいぐらいまでパン屋さんやお菓子屋さんに並ぶパイ(ふつうはアーモンドクリームが入っている)で、丸ごと買うと紙の王冠がついてきます。パイの中にはフェーブという小さい陶器が入っていて、切り分けたときにこれが入ったものをひきあてた人がその日の王様になり、王冠をかぶることになります。

日本で買うと、王冠とフェーブが別についてくることが多いです。日本ではあまりこのお菓子を食べる習慣がなく、陶器が中に入っていると危ないので、中には何も入れないか、アーモンドなど食べられるものがしるしとして埋め込まれているか、の2パターンが多いようです。

我が家では、今年はBiscuiterie Bretonneという店のガレット・デ・ロワを予約購入してみました。小ぶりで、少人数でも食べきれる大きさです。通りがかったパン屋さんでもカットされたものが売られていたので、ついでに食べ比べてみました。アーモンドの香りの強さが違っていて…あとは好みかなと思います。

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Bretonneの今年のフェーブはミツバチのシリーズだったみたいです。うちに来たのは女王様みたいなフェーブでした。

galette2018-2.jpg

カットされたものにはフェーブがついてこないのが残念です…。

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