SSブログ

コンサート(ラフマニノフ交響曲第2番) [音楽]

先日、ストラスブールフィルハーモニー管弦楽団のコンサートに行ってきました。思い出のある曲が含まれていたのでチケットを買ったのす。客の入りは8割ぐらいだったように思いますが、とてもよくまとまっていていつもより上手に聞こえました。

まずは現代音楽、Kancheliの「Styx」(読めない・・・)です。ビオラのソロ奏者がいるのに協奏曲とは書かれていません。コーラスもいますが、歌というよりは声も楽器のように扱われているように思えました。不安な音階、ハッとするような大音量と静寂が入り混じった曲で、オーケストラやコーラスが少しでも乱れるとガタガタになりそうなのに、音のキレが良いというか、よくまとまっていました。古典的な音楽にない打楽器の音なども面白い曲でした。

休憩を挟んで、2曲目はラフマニノフの交響曲第2番です。ラフマニノフといえばピアノ協奏曲が有名すぎるため、このシンフォニーの生演奏を聴く機会に恵まれるとはあまり思っていませんでした。1時間近くある長い曲ですが、個人的には好きな曲目の一つです。春のようなわらかさもあり、この時期にふさわしい選曲だと思いました。こちらもよくまとまっていたし、自分が持つ曲のイメージとのズレもなく、とても満足しました。

同じ楽団の演奏を何度も聴きましたが、今回は何かが違って聞こえました。楽団から引き出される音は、指揮者によってやはり違うのです。以前ここでタクトをとった山田和樹氏のときと同様、今回もミハウ・ドヴォジンスキ氏の指揮により躍動感あふれる素晴らしい演奏を聞くことができたのでした。ブラボー!

(曲目等)
  Kancheli | Styx
  Rachmaninoff | Symphonie n° 2 en mi mineur op.

  Direction:Michal Dworzynski
  Alto:Maxim Rysanov
  Chœur de l’Orchestre philharmonique de Strasbourg
  Catherine Bolzinger chef de chœur
  Orchestre Philarmonique de Strasbourg

  Palais de la Musique et des Congrès (PMC) SALLE ÉRASME
  vendredi 12 Avril, 20H30

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:芸能

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。