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ガレット・デ・ロワのフェーブ [生活]

フランスで1月に食べられるお菓子、ガレット・デ・ロワ(Galette des rois)には基本的には必ず1つフェーブ(fève)という小さな人形のようなものが入っています。皆で楽しむお菓子なので、1人用の小さなものには多分入っていないようです。

このフェーブ、元々はソラマメの意ですが、陶製のものがほとんどです。相当な種類のフェーブがあって、お菓子屋(パティスリー)はもちろん、スーパーでも中に入れるフェーブには気を遣っているようです。某スーパーでは、昨年はディズニー映画「シュレック」、今年はフランスのマンガ「アステリクス」(Asterix)のキャラクターのフェーブを埋め込んでいました。お菓子屋やパン屋、スーパーなどを見てみたら、ナルニア国物語、ハリー・ポッターなど、子供の気をひきそうなキャラクターを使っているところが幾つもありました。

中には、どんなものが入っているのかまるきりわからない店もあります。壊れているからという理由でたった2ユーロで売られていたガレットをスーパーで買ってみたら、よくわからない文字とリンゴの絵が描かれたフェーブが入っていました。あまり可愛くなく…どこで買おうかと迷った時、やはり中のフェーブも重要になるな、と思いました。

パティスリーの中には、ちょっとこだわったフェーブを展示、もしくは販売しているところもあります。かわいらしいペイントの動物だったり、きらびやかな仮面だったり、お菓子や食器の形をしていたりと種類は様々です。店のオリジナル商品を作っているところもあって、例えばパン屋PAULでは2012年のフェーブ4個セットを車の形をした箱に入れて売っています(10ユーロ)。お菓子を自作する人のみならずコレクターにも人気とか。あるパティスリーにはゲームキャラクターらしきフェーブが並んでいました。ここのガレット・デ・ロワを食べたらマリオが当たるかも?

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コルマールのマルシェ・ド・ノエルではフェーブを売っている屋台がありました。このお店ではインターネット販売もしているし、これから数カ月かけて各地でイベントもするそうです。それだけフェーブが売れるってことですね。検索すれば日本のサイトも幾つもあります。興味のある人は「フェーブ」で検索!

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