キウイジャム

先日、キウイが10個1ユーロという異様な安さで売られていました。10個だと少々多いしリンゴがいたんでいたので、一緒にジャムにして保存することにしました。キウイのジャムは食べたことはなかったんですが、インターネット上には記事が幾つもあるし、とても美味しいと書いてありました。

今回はキウイ5個（皮を除いて約350g）、リンゴ約100g、砂糖200g、レモン汁を使いました。キウイの熟れ方によって砂糖の量は加減した方が良いようですが、糖度をあまり下げると保存しにくくなってしまいます。今回の配分はちょっと糖度が低いかなとは思ったのですが、煮詰めれば糖度が上がるためいいことにしました。

まずキウイは皮を剥いてイチョウ切りに、リンゴは皮と芯を除いて5，6mmのサイの目に切り、砂糖の半量をまぶして1時間ほど放置しました。水分が出ていることを確認して火にかけ、アクを取り除き、残りの砂糖を入れて煮詰め、最後に少しレモン汁をたらして出来上がりです。実は潰してもいいですが、今回は形を残しました。

煮沸してあった瓶に熱いうちに詰め、更に軽く蓋をして沸騰した湯につけること15－20分、最後にフタをギュッとしめて逆さにして放置です。これで瓶に入った空気やフタも殺菌されるはずです。冷蔵庫、冷凍庫に一旦開けたジャムがまだ入っているので、この黄金色のジャムは暫くお蔵入り…作った日付を書いて保存しました。



アルザスはフルーツが豊富です。ジャムにしておくと旬以外の時期にもフルーツが味わえるのは魅力です。クエッチやミラベル、ルバーブなどは日本では手に入りにくいだろうから、最後にたくさん作って持って帰ろうかな。