2015フランス旅行 その14 トゥールーズⅡ(Toulouse) [バカンス]
遅ればせながら、2015年のフランス旅行記事の続きです。
→ 2015年フランス旅行記事一覧はこちら
トゥールーズ(Toulouse)その2です。
→ トゥールーズⅠ(Toulouse)
サン・セルナン・バジリカ大聖堂を訪れた後は、キャピトル広場近辺で腹ごしらえです。この日の昼食は、庶民の味、ケバブでした。
午後は、プチ・トラン(Petit Train)に乗りました。フランスの観光地にはよくある乗り物で、音声ガイドを聞きながら手軽に観光名所を巡ることができます。いくつかの言語で音声ガイドが用意されているので(ただし、日本語がないことも多い)、歩くのが苦手だったり地図が読めなかったりするときには重宝すると思います。
この観光列車、トゥールーズではキャピトル広場の脇から発車していました。
プチ・トランに乗り込み、お金を支払ったら、いよいよ発車です。
私が乗った車両は、まず、先ほど訪れた大聖堂方面へと向かい、大学近辺をとおってガロンヌ川沿いの道へと向かいました。並木の木洩れ日がきれいで、その向こうにはガイドブックの写真と同じ風景が広がっていました(グラーブ病院とサン・ピエール橋。私の写真は逆光になってしまいました...)。
さらに教会や広場、歴史的建造物などをゆったりとガイドを聞きながら巡り、またキャピトル広場に戻ったらプチ・トランでの観光は終了です。
下車後は、この町の観光の目玉の一つ、ジャコバン修道院に向かいました。この修道院は1215年に設立されたドミニコ修道士会の修道院です。教会後陣の、柱から天井にのびるヤシの木のようなアーチは必見です(13世紀)。
この修道院は、教会部分だけなら無料ですが、回廊を見る場合は有料でした(2015現在)。きれいに整備された中庭を囲む回廊を歩いていると、ピアノ・ジャコバン(Piano Jacobins)という演奏会の案内が出ていました。
たまたまこの時、回廊脇の礼拝堂の1つで、この演奏会のリハーサルのようなものが行われていました。礼拝堂での音の響き具合などをチェックしていたのかもしれません。
たまたま入った修道院でピアノの音を聞けたのもラッキーでしたが、加えてこの方は、なんと日本人でした。遠く離れた異国の町で、こうして活躍されている方に巡りあうなんて思ってもいませんでした。(Kotaro Fukuma さんという方だったようです)
いくつもの礼拝堂を覗き、かつての食堂での展示を見て、ジャコバン修道院見学を終えると、先ほどプチ・トランで通った川沿いの道を歩くことにしました。少し赤みを帯びてきた木洩れ日が、また綺麗でした。
ガロンヌ川と遊覧船、オテル・デューです。陽射しが強かったので、少し日陰から写真をとりました。
プチ・トランからも見た、ノートルダム・ド・ラ・ドラド教会、16世紀にパステル交易の豪商の館だったというアセザ館(現在はバンベルグ財団の美術館)です。残念ながら、美術館に入る時間はありませんでした。
この日の夜は、ホテルのお部屋ですしやカップヌードルをささっと食べて終わりにしました。食後、ちょっと散歩してみようと外へ出たのですが、夜の駅前は暗く、少しばかり物騒でした。ほんの一区画ほど歩いてみたのですが、ブラッスリーで喧嘩が繰り広げられていたので、そそくさと部屋に戻りました。こわいこわい。
たらたら書き続けてきたフランスへの旅もいよいよ終盤、次はボルドーとサンテミリオンへ向かいます。
2015年フランス旅行記事一覧
その1 序章 / その2 アルザスワイン街道(Eguisheim) / その3 アルザスワイン街道(Kaysersberg) / その4 アルザスワイン街道 / その5 アルザスワイン街道(Gueberschwihr) / その6 ストラスブール(Strasbourg) / その7 ストラスブール(レストラン) / その8 ストラスブール(公園) / その9 ミディ運河(Canal du midi) / その10 カルカッソンヌⅠ(Carcassonne) / その11 カルカッソンヌⅡ(Carcassonne) / その12 カルカッソンヌⅢ(Carcassonne) / その13 トゥールーズⅠ(Toulouse) / その14 トゥールーズⅡ(Toulouse) / その15 ボルドーⅠ(Bordeaux) / その16 ボルドーⅡ(Bordeaux) / その17 サンテミリオン(St-Emilion)
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トゥールーズ(Toulouse)その2です。
→ トゥールーズⅠ(Toulouse)
サン・セルナン・バジリカ大聖堂を訪れた後は、キャピトル広場近辺で腹ごしらえです。この日の昼食は、庶民の味、ケバブでした。
午後は、プチ・トラン(Petit Train)に乗りました。フランスの観光地にはよくある乗り物で、音声ガイドを聞きながら手軽に観光名所を巡ることができます。いくつかの言語で音声ガイドが用意されているので(ただし、日本語がないことも多い)、歩くのが苦手だったり地図が読めなかったりするときには重宝すると思います。
この観光列車、トゥールーズではキャピトル広場の脇から発車していました。
プチ・トランに乗り込み、お金を支払ったら、いよいよ発車です。
私が乗った車両は、まず、先ほど訪れた大聖堂方面へと向かい、大学近辺をとおってガロンヌ川沿いの道へと向かいました。並木の木洩れ日がきれいで、その向こうにはガイドブックの写真と同じ風景が広がっていました(グラーブ病院とサン・ピエール橋。私の写真は逆光になってしまいました...)。
さらに教会や広場、歴史的建造物などをゆったりとガイドを聞きながら巡り、またキャピトル広場に戻ったらプチ・トランでの観光は終了です。
下車後は、この町の観光の目玉の一つ、ジャコバン修道院に向かいました。この修道院は1215年に設立されたドミニコ修道士会の修道院です。教会後陣の、柱から天井にのびるヤシの木のようなアーチは必見です(13世紀)。
この修道院は、教会部分だけなら無料ですが、回廊を見る場合は有料でした(2015現在)。きれいに整備された中庭を囲む回廊を歩いていると、ピアノ・ジャコバン(Piano Jacobins)という演奏会の案内が出ていました。
たまたまこの時、回廊脇の礼拝堂の1つで、この演奏会のリハーサルのようなものが行われていました。礼拝堂での音の響き具合などをチェックしていたのかもしれません。
たまたま入った修道院でピアノの音を聞けたのもラッキーでしたが、加えてこの方は、なんと日本人でした。遠く離れた異国の町で、こうして活躍されている方に巡りあうなんて思ってもいませんでした。(Kotaro Fukuma さんという方だったようです)
いくつもの礼拝堂を覗き、かつての食堂での展示を見て、ジャコバン修道院見学を終えると、先ほどプチ・トランで通った川沿いの道を歩くことにしました。少し赤みを帯びてきた木洩れ日が、また綺麗でした。
ガロンヌ川と遊覧船、オテル・デューです。陽射しが強かったので、少し日陰から写真をとりました。
プチ・トランからも見た、ノートルダム・ド・ラ・ドラド教会、16世紀にパステル交易の豪商の館だったというアセザ館(現在はバンベルグ財団の美術館)です。残念ながら、美術館に入る時間はありませんでした。
この日の夜は、ホテルのお部屋ですしやカップヌードルをささっと食べて終わりにしました。食後、ちょっと散歩してみようと外へ出たのですが、夜の駅前は暗く、少しばかり物騒でした。ほんの一区画ほど歩いてみたのですが、ブラッスリーで喧嘩が繰り広げられていたので、そそくさと部屋に戻りました。こわいこわい。
たらたら書き続けてきたフランスへの旅もいよいよ終盤、次はボルドーとサンテミリオンへ向かいます。
2015年フランス旅行記事一覧
その1 序章 / その2 アルザスワイン街道(Eguisheim) / その3 アルザスワイン街道(Kaysersberg) / その4 アルザスワイン街道 / その5 アルザスワイン街道(Gueberschwihr) / その6 ストラスブール(Strasbourg) / その7 ストラスブール(レストラン) / その8 ストラスブール(公園) / その9 ミディ運河(Canal du midi) / その10 カルカッソンヌⅠ(Carcassonne) / その11 カルカッソンヌⅡ(Carcassonne) / その12 カルカッソンヌⅢ(Carcassonne) / その13 トゥールーズⅠ(Toulouse) / その14 トゥールーズⅡ(Toulouse) / その15 ボルドーⅠ(Bordeaux) / その16 ボルドーⅡ(Bordeaux) / その17 サンテミリオン(St-Emilion)
ちょうど最近、他の方のブログでトゥールーズの記事を見ました。
ジャコバン修道院はかなり見応えありそうですね。
by YAP (2017-08-01 07:56)