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モイストポプリ [生活]

今日は、ご近所の施設でモイストポプリづくり体験をしてきました。Web上にもいろいろ書かれているので自己流でもできそうでしたが、材料の花をそろえるのが面倒だし、一度指導者のいるところでやってみて、良いと思ったらまた自分でやればいいと思ったのでした。

今日の材料は、以下でした。
 ・ローズマリー 6-7cmのもの3本
 ・マリーゴールドの花びら(一夜干し程度) 大きく一つまみ程度
 ・パンジーの花 2つ
 ・塩(粗塩みたいなもの) どんぶり半分ぐらい
 ・透明プラスチックケース

モイストポプリは、簡単に言えば、植物の塩漬けを作るような感じで、塩、ハーブ、塩、ハーブと順に重ねていけば出来上がります。体験コーナーはとても空いていたのですが、つきっきりで指導されるということはなく、材料の説明のあと、フチに見えるように入れるときれい、というアドバイスがあっただけで、あとは自由に遊び放題でした。

見本品は最下層はローズマリーでしたが、私は先に塩を敷き、ローズマリー2本、塩、マリーゴールド、塩、パンジーとローズマリー、と重ね、最後は塩でフタをする形にしました。花は外から楽しめるように端によせてあるので、真ん中はほとんど全部塩…。真ん中に何もないのも寂しいし、たまに緑が見えるのもいいかなと、ローズマリーの葉をスカスカにならない程度にちぎっておいて、ぱらぱらとあちこちに散らしてあります。

pot-pourri_humide_2015printemps.JPG

Webで見た写真では花と塩が地層みたいに重なっているものが多かったのですが、材料に花びらでなく、花そのものがあったこともあって、思いのほか華やかな印象の仕上がりになりました。

肝心の香りはブログにはのせられませんが、ただの模様入りの塩に見えて、なかなかのものです。ケースのフタをとるとローズマリーの香りがふわーっと漂います。この「塩漬け」がこんなに香るものだとは知りませんでした!最上層の塩のフタは、香りを抑えつけたりはしないようです。なんだか綺麗に詰められたので、玄関に飾りました。

ところで、ポプリはフランス語ではpot-pourriと書きます。辞書の記述を引用すると。
 pot: 壺(つぼ)
 pourri: 腐った、腐敗した

とてもじゃないけど良い香りがするとは思えない、「腐ったツボ」という意味になります…。

ちなみに、フランス語では、今回作った塩づけのモイストポプリは pot-pourri humide 、乾いたドライポプリは pot-pourri sec というようで、検索するとレシピ(フランス語)がたくさん出てきます。フランス語のレシピを見ると、(当然とも言えますが)フランスらしい材料が使われています。たとえば、シナモン、スターアニス、かんきつ類。この取り合わせはまるで Vin chaud 、つまりホットワインの材料!思わず苦笑しました。

花束をもらうことがあったら、こうして一部を残すのも良いなと思いました。
(グラスに入れたり、塩にエッセンシャルオイルをたらしたり、上にドライフラワーを飾ったりするのも良いようです)

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