バルセロナ旅行（その9・カタルーニャ音楽堂）

ああ、ストラスブールのカーニバルは今年は4月だったんだな、などと思っているうちに4月が終わってしまい…今月は1日もブログを書いていないよ、との指摘もあったので、今日はカタルーニャ音楽堂の写真を載せることにします。

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カタルーニャ音楽堂は、カタルーニャ地方のモデルニスモ（フランスでいうところのアール・ヌーボー）の代表ドメネク・イ・モンタネルが造った華やかな音楽堂です。以前記事に書いたサン・パウ病院と並んで1997年に「バルセロナのカタルーニャ音楽堂とサン・パウ病院」として、ユネスコの世界遺産（文化遺産）に登録されています。

この音楽堂は外から見てもモザイクタイルが美しいということはわかるのですが、やっぱり中に入らないとその美しさは十分堪能できないと思います。お値段に尻込みして入らない人もいるようでしたが、せっかくここまで来たのだから中を見なくては、ということで奮発してガイドツアーに参加しました。

ちなみに、外から中を覗くと、奥にツアーの集合場所でもあるカフェが見えます。豪華っぽい雰囲気だけは感じ取れます。

外壁にはカタルーニャの守護聖人である聖ジョージの像が据えられているし、内部の天井にカタルーニャのシンボルであるバラの装飾が施されるなど、あちこちにドメネクのカタルーニャへの愛を感じ取ることができる建物でした。

優雅な雰囲気満点の内装、それに2階の窓からすぐそこに見えているモザイクタイルの柱も華やかで、ガウディと同時代のモデルニスモの建築家のはずなのに、ガウディ建築の雰囲気とはまったく違っているのが面白く思えました。

　

また、作曲家の像があったり、バッハなど有名音楽家の名前が天井にかかれていたり、手すりの飾りがト音記号だったりと音楽堂らしい装飾も建物の随所に見られました。

何より印象的だったのは大ホールでした。特に天井のガラスの装飾がとてもきれいでした！写真は歪んでいるけれど、本当はもっとくっきりと美しいんです…。

　

この日は子供向けの舞台が上演されていたので、舞台自体はほぼ撮影禁止でしたが、演劇が写らない範囲で脇のボックス席からちょっぴり雰囲気だけ撮影です。ゴージャスです！

そういえば、ガイドさんが、この音楽堂の上には指揮者が住んでいたんだ、というようなことを言っていました。気が向いたときにこの美しい音楽堂で音楽を聴けたんでしょうか…。羨ましいです。

バルセロナといえばガウディ建築という方も多いでしょうが、この音楽堂も一見の価値ありだと思いました。


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