もうすぐ復活祭です

今年もまもなく3月末になろうとしているのに、ストラスブールにはなかなか春がやってきません。今朝の天気予報ではストラスブールの気温は午前中が氷点下1度、午後が5度！白い粒がはらはらと舞うのを見たような気も･･･。そろそろポイしたいと思っている穴の開いた手袋がいつまでたっても捨てられません。

日曜は復活祭（Pâques）です。聴くところによると、ここではクリスマスより復活祭の方が重要で、これが春の訪れ、そして1年の始まりなのだとか。お菓子屋さんのウインドウは羊の形をしたケーキや、ニワトリ、卵、魚、ウサギなどをかたどったチョコでいっぱいになり、町全体が春らしく華やかなムードになります。アルザスでは復活祭にあわせて羊（腿肉、Gigot d'agneau）を食べる習慣があるそうです。

羊のケーキ。購入時は粉砂糖で真っ白だったのに･･･

なお、気温が低すぎて全く実感はありませんが、今年の復活祭の日は「夏」時間への移行の日と重なります。午前2時から1時間がスポッと抜け落ち、いつもより1時間短い1日となります。朝はまた少し暗くなるものの、夜の訪れが遅くなり、気分が明るくなる季節です。

時刻は「夏」間近だけど、花咲く春はいつ来るんだろう？疑問を残しつつ･･･Joyeuses Pâques！

（今日のフランス語）　　Joyeux（男）, Joyeuse（女）　　楽しい、愉快な、おめでたい