食肉の表示

昨日、久しぶりの晴天に浮かれて町をうろうろしました。第一日曜は博物館が無料になる日で、なぜか大聖堂のプラットフォーム（66m）も無料！晴天なので久々に330段（数えたことはない･･･）をエッチラオッチラ上ってきました。景色は少しかすんでいたけれど、高いところから景色を見るのは最高でした！

さて、そうこうしているうちにお腹が空いてしまいました。ふらふらになったので、久しぶりにショッピングセンター「Les Halles」内のフランスのマクドナルド1号店に入りました。チーズバーガー1ユーロとフライドポテト（大）2.5ユーロにコーヒー2つ。お昼代わりの軽食は2人で6.6ユーロとチープでした。

お店の端末でオーダーを出したところ、前の人がやたらたくさん買ったので、待ち時間長～し！「ファースト」フードなのに･･･日本のマクドナルドでは60秒で出せなかったらクーポンがもらえるのにな、なんて思ったりしました。あまりに暇なのでカウンター脇に貼ってあるビラを見に行きました。そこには「マクドナルドは100%ピュアビーフ」を始め、”ウチの牛肉は大丈夫”という内容が書かれていました。そうそう、今、馬肉混入問題で大騒ぎなんでした･･･。

スーパーによっては馬肉コーナーがあるぐらいで、フランス人は馬肉を食べます。でも、馬肉を食べる習慣のないアイルランドやイギリスでは「表示」問題だけでなく「食べるべきでないものが入っている」という嫌悪感もあるようです。IKEAのミートボールも店頭から撤去されるなど欧州全体で大問題になっています。

これに続き、南アフリカではロバの肉が検出されたというニュースもありました。南アでは検査対象となった肉製品の3分の2以上で記載とは異なる肉が検出されたそうなので、半分以上がウソということに･･･。多くは牛肉の表示に対し豚肉や鶏肉が入っていたものですが、ロバ、ヤギ、水牛なども見つかったそうです。もう何を信じて良いのやら！

我が家はあまりお惣菜系のものは買わないけれど、そもそものお肉の表示が間違っていたらもうどうやって選んだら良いのやら。ウソのない表示をお願いしたいところです。