カナリア諸島6(テネリフェ島西部) [バカンス]
カナリア諸島旅行の7日目にテネリフェ島の西部に行きました。朝、宿泊地のCosta Adeje(島南西部)から北上し、まずは海と岩が美しいロス・ヒガンテス(Los Gigantes)に向かいました。バナナ栽培が盛んらしく、道すがら、たくさんのバナナ園を見かけました。
ロス・ヒガンテス近くの展望台から景色を眺めた後、更に海側にむかって坂を下ると・・・観光客と駐車場を求めてさまよう車とでスムーズに動けなくなってしまい、早々に引き返すことにしました。カナリア諸島を訪れるヨーロッパ人の主目的は海辺での日光浴なので、浜に近づくと人がぐっと増えるのです。浜辺でゆっくりする人は朝早めに動くほうが良いし、浜辺にあまり興味がない人は近づきすぎないほうが賢明みたいでした。
ロスヒガンテスを後にすると、少し北上し、サンチアゴ・デル・テイデ(Santiago del Teie)から西へ向かう道に入りました。山に沿ってくねくねと曲がったこの道はマスカ(Masca)やテノ(Teno)などに通じています。ところどころに展望台もあり、テイデ山、断崖や海の景色を楽しむことができる絶好のドライブコースです。途中、更に道を曲がってテノに行くと、テイデ山が噴火する前の古い地質を見ることが出来るそうです。
写真:左から、展望台から見たテイデ山、海側の崖と山道、エルパルマール
途中でマスカの村に寄りました。みんなが立ち寄ろうとするので駐車場を確保するのが大変でした・・・。村は道路より少し低いところにあり、村からずっと山を下っていくと浜辺にも行けるようでした。急斜面に自生するヤシやサボテン、アロエ、それに素朴な教会が印象的でした。道路から見るマスカの景色は、ペルーのマチュピチュに似ている、と思いました。
更に北の展望台では30cmほどもある巨大トカゲも発見しました。お土産屋によくトカゲの絵のついたグッズがあるのは、これだったんですね~。本当に大きかったです。そういえばお土産屋さんにはサボテンのジャムも売られていました。もう少し小さかったら買ったかもしれないけど、飛行機の重量制限が・・・。
北の町ガラチコ(Garachico)では青い海を眺めました。海岸がゴツゴツしている・・・と思ったら、海に流れ下った溶岩が固まってできた土地なのだそうです。青い海と建物の白壁がまぶしい町でした。後で山の上の展望台からガラチコを見下ろすと、町が海側に舌のようにのびた土地に丸くきれいにまとまっていることがわかりました。目の前の崖を流れていった溶岩が海で冷えたんだな、と納得できる景色でした。
この日の折り返し地点はイコッド・デ・ロス・ビノス(Icod de los Vinos)でした。名前の通り、町にはワイン用のブドウの木が植えられ、ワイン生産者の看板も見られました。この町には樹齢800-1000年とされる半島で一番古い龍血樹があります(Parque del Dorago内、有料)。高さは16mもあるそうです。
町から看板に従って急斜面を上っていくと、火山洞窟クエバ・デル・ビエント(Cueva del Viento)のビジターセンターがあります。洞窟は予約制でガイドつき、防護服とヘルメットを着用し、探検家さながらの訪問となります。面白そうでしたが、残念ながら予約していない上に、その日のツアーは既に出発済み。展示を見ただけに終わりました。
Cueva del Viento: www.cuevadelviento.net/
写真:左から、ブドウ畑とテイデ山、クエバ・デル・ビエントのビジターセンター
この洞窟のビジターセンターを出たのは16時前で、実際はこの後西側の道からテイデ国立公園に入り、テイデ山を見て帰りました。既に記事は書いたので今日は省略しますが(記事はこちら)、この日見た夕方の雲海の写真を載せておきます。海、崖、谷、山・・・またテネリフェ島の自然を満喫した一日でした。
(関連ブログ)
カナリア諸島・総括編 / ライアン・エアー / レンタカー / 飛行機で島を移動 / 船で島を移動
サンタ・クルス・デ・テネリフェ / テイデ国立公園 / サン・クリストバル・デ・ラ・ラグナ /
ランサローテ島南西部 / ティマンファヤ国立公園 / ランサローテ島北部ほか
グラン・カナリア島 / ラ・ゴメラ島 / 早朝のビーチ(テネリフェ島) / 利用ホテル
ロス・ヒガンテス近くの展望台から景色を眺めた後、更に海側にむかって坂を下ると・・・観光客と駐車場を求めてさまよう車とでスムーズに動けなくなってしまい、早々に引き返すことにしました。カナリア諸島を訪れるヨーロッパ人の主目的は海辺での日光浴なので、浜に近づくと人がぐっと増えるのです。浜辺でゆっくりする人は朝早めに動くほうが良いし、浜辺にあまり興味がない人は近づきすぎないほうが賢明みたいでした。
ロスヒガンテスを後にすると、少し北上し、サンチアゴ・デル・テイデ(Santiago del Teie)から西へ向かう道に入りました。山に沿ってくねくねと曲がったこの道はマスカ(Masca)やテノ(Teno)などに通じています。ところどころに展望台もあり、テイデ山、断崖や海の景色を楽しむことができる絶好のドライブコースです。途中、更に道を曲がってテノに行くと、テイデ山が噴火する前の古い地質を見ることが出来るそうです。
写真:左から、展望台から見たテイデ山、海側の崖と山道、エルパルマール
途中でマスカの村に寄りました。みんなが立ち寄ろうとするので駐車場を確保するのが大変でした・・・。村は道路より少し低いところにあり、村からずっと山を下っていくと浜辺にも行けるようでした。急斜面に自生するヤシやサボテン、アロエ、それに素朴な教会が印象的でした。道路から見るマスカの景色は、ペルーのマチュピチュに似ている、と思いました。
更に北の展望台では30cmほどもある巨大トカゲも発見しました。お土産屋によくトカゲの絵のついたグッズがあるのは、これだったんですね~。本当に大きかったです。そういえばお土産屋さんにはサボテンのジャムも売られていました。もう少し小さかったら買ったかもしれないけど、飛行機の重量制限が・・・。
北の町ガラチコ(Garachico)では青い海を眺めました。海岸がゴツゴツしている・・・と思ったら、海に流れ下った溶岩が固まってできた土地なのだそうです。青い海と建物の白壁がまぶしい町でした。後で山の上の展望台からガラチコを見下ろすと、町が海側に舌のようにのびた土地に丸くきれいにまとまっていることがわかりました。目の前の崖を流れていった溶岩が海で冷えたんだな、と納得できる景色でした。
この日の折り返し地点はイコッド・デ・ロス・ビノス(Icod de los Vinos)でした。名前の通り、町にはワイン用のブドウの木が植えられ、ワイン生産者の看板も見られました。この町には樹齢800-1000年とされる半島で一番古い龍血樹があります(Parque del Dorago内、有料)。高さは16mもあるそうです。
町から看板に従って急斜面を上っていくと、火山洞窟クエバ・デル・ビエント(Cueva del Viento)のビジターセンターがあります。洞窟は予約制でガイドつき、防護服とヘルメットを着用し、探検家さながらの訪問となります。面白そうでしたが、残念ながら予約していない上に、その日のツアーは既に出発済み。展示を見ただけに終わりました。
Cueva del Viento: www.cuevadelviento.net/
写真:左から、ブドウ畑とテイデ山、クエバ・デル・ビエントのビジターセンター
この洞窟のビジターセンターを出たのは16時前で、実際はこの後西側の道からテイデ国立公園に入り、テイデ山を見て帰りました。既に記事は書いたので今日は省略しますが(記事はこちら)、この日見た夕方の雲海の写真を載せておきます。海、崖、谷、山・・・またテネリフェ島の自然を満喫した一日でした。
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