シャルルドゴール~ストラスブール便廃止? [交通]
ストラスブールはフランスの東部に位置する世界遺産の町。そしてEU議会がおかれている町。
そのためか、トラムがよく発達し、TGV(高速鉄道)が発着し、少し離れてはいるけどさほど不便でもないところに「国際」空港もあります。「国際」空港とは言っても国際線は少ないんですけど・・・。国際線は、同じくEU議会があるブリュッセルと、ハブ空港であるアムステルダムへの便などがあります。ハブ空港であるフランクフルト空港へは空港からではなく鉄道の駅からバスが運行されています。
国内線ではフランスの各地方への便のほか、パリ、シャルル・ド・ゴール空港(CDG、またはロワシー(Roissy))への便が1日4本、オルリー空港への便もあります。パリを経由してそのまま飛行機でストラスブールへ、ということも可能です・・・今は。
7月末、エールフランスがこのCDG~ストラスブール間の運行を12月初旬にとりやめ、TGVに振り替えるというニュースが流れました。ストラスブールへは鉄道で行ってください、ということのようです。飛行機間の乗り継ぎは表面上は楽そうですが、CDGのストラスブール行きの便が出るのは2Gという離れ小島のようなターミナルで、実はあまり便利ではありません。ストラスブール空港から市街地に行くには更に鉄道(もしくはバス、タクシー)を使う必要があります。
CDGのTGVの駅はターミナル2Eから近く、日本からの飛行機の場合、乗り継ぎはむしろ便利になります。ストラスブールへの直通TGVもあるし、到着したらもうそこは町の中です。チケットも飛行機と一緒に予約できると予想され、個人的にはさほど悪いことではないように思えます。
ところで荷物はどうなるのか?TGVには荷物置き場が用意されていますが、段差の大きいステップがあり、ちょっとした難所です。記事によると、荷物もストラスブール駅のカウンターで預けられるだろう、とのことでした。受け取りもきっとそうなのでしょう。つまり、大きな荷物をCDGで受け取る必要はないわけです。
飛行機が飛ばない、とはいっても、利用客は実はさほど損することはないと思われます。でも、鉄道を使うことへの不安を持つ人は多いだろうし、何と言ってもストラスブール空港にとっては主要空港との連絡便がなくなることは大打撃です。今でも相当暇そうな空港なのに・・・。なお、オルリー空港間の便は継続されます。
エールフランスがCDG~ストラスブール間の路線を取りやめるという12月初旬は、マルシェ・ド・ノエル(クリスマスマーケット)真っ盛りの時期です。今年の観光客の中には、行きは飛行機、帰りは鉄道、という人も出てくるかもしれません。
追記(2012年12月):
この飛行機の路線は2013年4月1日に廃止されることになりました。
(参考ニュース)
http://lexpansion.lexpress.fr/entreprise/air-france-remplace-le-paris-strasbourg-par-un-tgv_318082.html
そのためか、トラムがよく発達し、TGV(高速鉄道)が発着し、少し離れてはいるけどさほど不便でもないところに「国際」空港もあります。「国際」空港とは言っても国際線は少ないんですけど・・・。国際線は、同じくEU議会があるブリュッセルと、ハブ空港であるアムステルダムへの便などがあります。ハブ空港であるフランクフルト空港へは空港からではなく鉄道の駅からバスが運行されています。
国内線ではフランスの各地方への便のほか、パリ、シャルル・ド・ゴール空港(CDG、またはロワシー(Roissy))への便が1日4本、オルリー空港への便もあります。パリを経由してそのまま飛行機でストラスブールへ、ということも可能です・・・今は。
7月末、エールフランスがこのCDG~ストラスブール間の運行を12月初旬にとりやめ、TGVに振り替えるというニュースが流れました。ストラスブールへは鉄道で行ってください、ということのようです。飛行機間の乗り継ぎは表面上は楽そうですが、CDGのストラスブール行きの便が出るのは2Gという離れ小島のようなターミナルで、実はあまり便利ではありません。ストラスブール空港から市街地に行くには更に鉄道(もしくはバス、タクシー)を使う必要があります。
CDGのTGVの駅はターミナル2Eから近く、日本からの飛行機の場合、乗り継ぎはむしろ便利になります。ストラスブールへの直通TGVもあるし、到着したらもうそこは町の中です。チケットも飛行機と一緒に予約できると予想され、個人的にはさほど悪いことではないように思えます。
ところで荷物はどうなるのか?TGVには荷物置き場が用意されていますが、段差の大きいステップがあり、ちょっとした難所です。記事によると、荷物もストラスブール駅のカウンターで預けられるだろう、とのことでした。受け取りもきっとそうなのでしょう。つまり、大きな荷物をCDGで受け取る必要はないわけです。
飛行機が飛ばない、とはいっても、利用客は実はさほど損することはないと思われます。でも、鉄道を使うことへの不安を持つ人は多いだろうし、何と言ってもストラスブール空港にとっては主要空港との連絡便がなくなることは大打撃です。今でも相当暇そうな空港なのに・・・。なお、オルリー空港間の便は継続されます。
エールフランスがCDG~ストラスブール間の路線を取りやめるという12月初旬は、マルシェ・ド・ノエル(クリスマスマーケット)真っ盛りの時期です。今年の観光客の中には、行きは飛行機、帰りは鉄道、という人も出てくるかもしれません。
追記(2012年12月):
この飛行機の路線は2013年4月1日に廃止されることになりました。
(参考ニュース)
http://lexpansion.lexpress.fr/entreprise/air-france-remplace-le-paris-strasbourg-par-un-tgv_318082.html
はじめまして、Mmeさん。
来月10月8日からストラスブールへ旅しようと思いあれこれ調べていて、Mmeさんのブログに辿り着きました。
もしよければ、現地の情報をいただけたら、、
なんて思っていますがお忙しければ大丈夫です。(突然本当にすみません、、)
因みに日本の東京から向かいます。
アルザス地方のかわいらしい町並みに魅了されて、お休みがとれたので行くことにしました。
ホテルはプティットフランス近辺がいいなと考えています。
7泊するので、コルマールか、リヴォーヴィレ、リクヴィルへ移動しようかと思っています。
治安のことも考えて、もしアドバイスなどがいただけたら、とてもありがたいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
ペンネーム:shanben
by shanben (2012-09-28 06:34)
Shanben 様
コメント拝見しました。どのような情報が必要なのかはわかりませんが、まずはストラスブールのOffice de Tourismeのサイトを。日本語サイトは情報が少ないのでご注意下さい。
http://www.otstrasbourg.fr/
ストラスブールでは大聖堂およびその天文時計、プラットフォーム、イル川クルーズ、プチット・フランスが主な見所です。ストラスブール・パスを買うと美術館1つが無料になるし割引券もついてお得だと思います。ツーリストオフィスで買えます。現在14ユーロです。
コルマールのOffice de Tourismeはこちら。旧市街の町並みは絵のようで美しいです。ウンターリンデン美術館も有名です。
http://www.ot-colmar.fr/fr/
ストラスブールやコルマールはお店も多いので、お土産を探したり、サロン・ド・テでお茶を飲んだりするのも良いと思います。
個人的にはワイン街道を存分に回りたいならレンタカーが便利だと思いますが、リクヴィル(Riquewihr)、リボーヴィレ(Ribeauvillé)へはコルマール(Colmar)からバスが出ています。乗るときに運転手から切符を買います。下記に時刻表があります。
http://www.cg68.fr/horaires-des-bus/horaires-des-bus.html
そのほか、ストラスブール、コルマールからはワイン街道をめぐるツアーも出ています。
ワイン街道その他のイベントの案内は下記をどうぞ(ストラスブール、コルマールのイベントはこのカレンダーにはあまり載っていません)。
http://www.tourisme67.com/pdf/manifestations/calendrier-manifestations-alsace.pdf
ストラスブール、コルマールともに観光の中心地は比較的治安は良いです。観光地を外れなければさほど危険はないと思います(日本ほど安全ではありません)。
ただ、治安が良いとは言ってもやはりスリなどの犯罪はあります。カバンを開けっ放しにする、駅で寝るなどうかつな行為は避けるべきです。パスポートの管理などはしっかりなさってくださいね。
海外安全ホームページ:安全対策基礎データ(外務省)
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure.asp?id=170
楽しい旅行となりますように!
by Mme_Crepe (2012-09-28 19:05)