2017フランス南西部 その11 ポー(Pau)と1日遅れの帰国 [バカンス]
2017年のフランス旅行の続きです。
→ 2017年フランス旅行記事一覧はこちら
前回のブログに続き、最終日です。
この日は、フランス南西部の町バイヨンヌのホテルを出ようとしたらレンタカーが動かないという事件があり、思い通りの観光ができないまま昼になりました。大聖堂も土産屋も閉まり、マルシェも終わっていましたが、お土産をバイヨンヌで買うことにしていたので、お店が開くのを待って短時間でお土産を買いこみ、帰路の起点であるポー(Pau)に向かいました。
ちなみに、購入したお土産は、バスク地方の布、エスパドリーユ(Espadrille)の靴、ワイン(Domaine Arretxea)などでした。
布の参考情報です。
Euskal Linge(バスクの布)
http://lingebasque.fr/en/
Tissage de Luz(バスクの布)
https://www.tissagedeluz.com/en/Home/p1.html
この後、空港に行く前にポーの町をさっと観光しました。飛行機のチェックインの前にレンタカーを返却しなければならなかったため、ポーではほぼ走っていました。
車を置いて旧市街に行くと、高台にポー城がありました。結構大きくて立派なお城です。
ポーは高低差のある町です。
少しわかりづらいですが、下の写真の右手の城壁の上にお城があり、真ん中に庭があり、その下に低地側の家々の屋根が見えます。この庭を挟んで何十メートルも高さが違うわけです。
お城近くのテラスからはピレネーの山々を見渡すことができます。
高台には大聖堂もありました。この周辺は色が統一されていて、町並みがきれいでした。
低地と高地の往来には短いケーブルカーに乗るのが便利です。
2台のケーブルカーが急こう配をすれ違いながら上下します。
ポーの町の滞在時間は短かかったですが、現地のお土産としてフランシス・ミオのお菓子を買おうと思っていました。空港のお土産屋と合わせて、ジャムとCoucougnettesというお菓子を買いました。このお菓子は、私にはだいぶ甘かったです。
フランシス・ミオ(フランス語ページ)
https://www.francis-miot.com/
*フランシス・ミオのジャムは、楽天市場などでも購入できるようです。
町から空港はそんなに遠くなく、レンタカーも時間までに返却できましたが、チェックインカウンターに着くと、「飛行機が遅れている、乗り継ぎは間に合わないと思う」と説明されました。予約していたパリ(オルリー)行き18:40の便は小さい空港では最終に近い便で、もう乗り継げないということで親切な案内もありましたが、とにかくパリに行くことにして飛行機を待ちました。
土産屋はすぐに見終わってしまい、ベンチで乗るはずの機体を眺めていると、後から飛んできた飛行機が先にオルリーに飛ぶことになり、人々が右往左往しました。実際に先に飛んだ便に乗れた人がいたのかいなかったのかはわかりません。後発のはずの20:10のフライトを見送るころにはもう薄暗くなっていました。
機体に問題があったのか、結局、当初1時間遅れとされていたフライトは2時間遅れになりました。オルリー空港につくと、まずはエールフランスのカウンターへ。エールフランスの補償についてはいい噂を聞かないのであまり期待していませんでしたが、名前を伝えるとあっという間に翌日の帰国便が手配され、タクシーとシャルルドゴール空港(CDG)のホテルのバウチャーが出ました。
タクシーに乗ると、ほどなく渋滞につかまりました。のろのろ、ノロノロ・・・CDGはこんなに遠いのかと思いました。運転手ももう、ハンズフリーで電話をかけていたほどグダグダでした。やがて、さかさまになった車が右手に現れると車がスムーズに流れはじめ、ほどなくしてCDGのibis(赤)ホテルに到着しました。
部屋に着いたときには23:30を回っていました。この日は朝の車の故障から始まり、走り回った挙句に帰国便を逃し、もうクタクタだったので、ホテルを手配してもらえたのはありがたかったです。空港内なので翌日はほぼ移動せずに済むし、夕食としてサンドイッチや飲み物のセット、翌日の朝食もついていました。エールフランスの対応は、思ったより良かったです!
翌日の帰国便も30-40分遅延したものの、日曜のうちに帰着できました。もともと土曜着で旅程を組んでいたのは幸いでした。
今(記事掲載日時点)は渡航自体が難しい時代・・・この時、いくらかケチはついたものの、山の上にある修道院や美しい山々、観光列車や可愛らしい町並みを一気に体感できたことは今となっては貴重な、懐かしい思い出です。
またいつか、安全に旅行に行ける日が来ることを願うばかりです。
2017年フランス旅行記事一覧
2017フランス南西部へ / その1 カニグー修道院(Abbaye St. Martin du Canigou) / その2 ヴィルフランシュ・ド・コンフラン(Villeflanche-de-Conflent) / その2' ヴィルフランシュ・ド・コンフランのレストラン / その3 トラン・ジョーヌ / 2017アンドラ公国 その1 / 2017アンドラ公国 その2 / その4 ルルドロウソク行列 / その5 ルルド / その6 ガヴァルニー / その6’ ガヴァルニー レストラン / その7 ピック・デュ・ミディ / その8 リューヌ登山鉄道 / その9 バイヨンヌ / その10 バイヨンヌ2 / その11 ポーと1日遅れの帰国
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前回のブログに続き、最終日です。
この日は、フランス南西部の町バイヨンヌのホテルを出ようとしたらレンタカーが動かないという事件があり、思い通りの観光ができないまま昼になりました。大聖堂も土産屋も閉まり、マルシェも終わっていましたが、お土産をバイヨンヌで買うことにしていたので、お店が開くのを待って短時間でお土産を買いこみ、帰路の起点であるポー(Pau)に向かいました。
ちなみに、購入したお土産は、バスク地方の布、エスパドリーユ(Espadrille)の靴、ワイン(Domaine Arretxea)などでした。
布の参考情報です。
Euskal Linge(バスクの布)
http://lingebasque.fr/en/
Tissage de Luz(バスクの布)
https://www.tissagedeluz.com/en/Home/p1.html
この後、空港に行く前にポーの町をさっと観光しました。飛行機のチェックインの前にレンタカーを返却しなければならなかったため、ポーではほぼ走っていました。
車を置いて旧市街に行くと、高台にポー城がありました。結構大きくて立派なお城です。
ポーは高低差のある町です。
少しわかりづらいですが、下の写真の右手の城壁の上にお城があり、真ん中に庭があり、その下に低地側の家々の屋根が見えます。この庭を挟んで何十メートルも高さが違うわけです。
お城近くのテラスからはピレネーの山々を見渡すことができます。
高台には大聖堂もありました。この周辺は色が統一されていて、町並みがきれいでした。
低地と高地の往来には短いケーブルカーに乗るのが便利です。
2台のケーブルカーが急こう配をすれ違いながら上下します。
ポーの町の滞在時間は短かかったですが、現地のお土産としてフランシス・ミオのお菓子を買おうと思っていました。空港のお土産屋と合わせて、ジャムとCoucougnettesというお菓子を買いました。このお菓子は、私にはだいぶ甘かったです。
フランシス・ミオ(フランス語ページ)
https://www.francis-miot.com/
*フランシス・ミオのジャムは、楽天市場などでも購入できるようです。
町から空港はそんなに遠くなく、レンタカーも時間までに返却できましたが、チェックインカウンターに着くと、「飛行機が遅れている、乗り継ぎは間に合わないと思う」と説明されました。予約していたパリ(オルリー)行き18:40の便は小さい空港では最終に近い便で、もう乗り継げないということで親切な案内もありましたが、とにかくパリに行くことにして飛行機を待ちました。
土産屋はすぐに見終わってしまい、ベンチで乗るはずの機体を眺めていると、後から飛んできた飛行機が先にオルリーに飛ぶことになり、人々が右往左往しました。実際に先に飛んだ便に乗れた人がいたのかいなかったのかはわかりません。後発のはずの20:10のフライトを見送るころにはもう薄暗くなっていました。
機体に問題があったのか、結局、当初1時間遅れとされていたフライトは2時間遅れになりました。オルリー空港につくと、まずはエールフランスのカウンターへ。エールフランスの補償についてはいい噂を聞かないのであまり期待していませんでしたが、名前を伝えるとあっという間に翌日の帰国便が手配され、タクシーとシャルルドゴール空港(CDG)のホテルのバウチャーが出ました。
タクシーに乗ると、ほどなく渋滞につかまりました。のろのろ、ノロノロ・・・CDGはこんなに遠いのかと思いました。運転手ももう、ハンズフリーで電話をかけていたほどグダグダでした。やがて、さかさまになった車が右手に現れると車がスムーズに流れはじめ、ほどなくしてCDGのibis(赤)ホテルに到着しました。
部屋に着いたときには23:30を回っていました。この日は朝の車の故障から始まり、走り回った挙句に帰国便を逃し、もうクタクタだったので、ホテルを手配してもらえたのはありがたかったです。空港内なので翌日はほぼ移動せずに済むし、夕食としてサンドイッチや飲み物のセット、翌日の朝食もついていました。エールフランスの対応は、思ったより良かったです!
翌日の帰国便も30-40分遅延したものの、日曜のうちに帰着できました。もともと土曜着で旅程を組んでいたのは幸いでした。
今(記事掲載日時点)は渡航自体が難しい時代・・・この時、いくらかケチはついたものの、山の上にある修道院や美しい山々、観光列車や可愛らしい町並みを一気に体感できたことは今となっては貴重な、懐かしい思い出です。
またいつか、安全に旅行に行ける日が来ることを願うばかりです。
2017年フランス旅行記事一覧
2017フランス南西部へ / その1 カニグー修道院(Abbaye St. Martin du Canigou) / その2 ヴィルフランシュ・ド・コンフラン(Villeflanche-de-Conflent) / その2' ヴィルフランシュ・ド・コンフランのレストラン / その3 トラン・ジョーヌ / 2017アンドラ公国 その1 / 2017アンドラ公国 その2 / その4 ルルドロウソク行列 / その5 ルルド / その6 ガヴァルニー / その6’ ガヴァルニー レストラン / その7 ピック・デュ・ミディ / その8 リューヌ登山鉄道 / その9 バイヨンヌ / その10 バイヨンヌ2 / その11 ポーと1日遅れの帰国
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