エレベーター故障＆復帰

大寒波がようやく抜けたようです。天気予報から気温のマイナス「-」が減ってきました！この寒波ではたくさん亡くなった方もあって気の毒でした。亡くなった方の多くは家のない方々、つまりホームレスだそうです。ちなみに、フランスではホームレスはSDFと呼ばれます。Sans domicile fixe、つまり決まった住所（住居）がないという意味です。…あまり必要ない豆知識でした。

さて、住居と言えば…先週の土曜の夜、外出先から帰ってきたらアパートのエレベーターが動かなくなっていました。階段は地下まで繋がっていないし、家はそこそこ高い位置にあるしで、地下にある駐車場やゴミ捨て場が遠く感じられました。そういえば5日前に設定変更があったっけ、と思いを馳せつつも、管理人か誰かが連絡したに違いない、と暫く様子を見ることにしました。

週末に作業などするはずもなく、結局動かないまま月曜を迎えました。こんな時に限って水の在庫が少なくなり、仕方なく冷たい風にさらされながら（川の端っこが凍っていた）9kgの水とバナナを買いに行き、息切れしながら階段を上りました。10kg太ったら階段がかなりきついことがわかりました！気をつけなくちゃ。。。

フランスでは工事や手続きにやたら時間がかかるのは普通だし、この辺りでは2月末は学校も休みのちょっとしたバカンスシーズンでもあるので、直るのはきっと3月だな、ともう半ば諦めていましたが、なんと！予想を大きく裏切り、月曜にはとりあえず業者が来たようでした。張り紙も何もないままでしたが、ボタンを押しても電気すらつかない状態になりました。電気までとめたのかと長期化を覚悟しました。

翌火曜日の昼には、パーツを交換するという張り紙が出されました。どうせ「部品を取り寄せているから」とか何とか言ってなかなか直らないんでしょ、と思っていたのに、、、なんと夕方にはエレベーターが動くようになりました！ムム、またしても裏切られました。やりゃあできるわけね。足の悪い住人もいるかもしれないし、エレベーターはすぐ直さないと。その割には何日もかかったけどさ…。ぶつぶつ。

「数日で直って良かった」と思う私に対し、ある人のコメントは「日本なら数時間」でした。そっかぁ…。私もだいぶフランス時間に慣れてきたようだワ。