突如、水道屋さん

今日、突然水道屋さんが来ました。午後に戸口のチャイムが鳴ってちょっとビックリしました。セキュリティがあって普通は住人でないとここまで来れないのです。ちょっと躊躇していると2度目のピンポンが鳴り、仕方なく窓を覗き声をかけました。

水道のカウンターを交換すると言うのですが、前の住人の名前を出してみたりするし（情報が古い）、とにかく何も聞いていないので胡散臭い…というわけで、とりあえず少し待ってもらって夫に電話してみました。でも夫も知りませんでした。こんなに突然来るのか？とも思いましたが、そもそも先日の検針だって突然張り紙が出されて日程も勝手に決まったんでした。。。

シャワー室のところ、と正確に場所を言ったのと、そこのカウンターの数字が9999と妙にギリギリで少々変に思っていたので合点がいきました。なるほど壊れていたわけね！うちでは日本と同様靴を脱いで生活しているので、靴をはき替えてほしいと言ったら、ビニールをかぶせるからビニールをくれと言われました。野菜を買った時のビニールを出して人参って書いてあるけど、いい？と言ったら快く承諾してくれました。

作業員のお兄さんは早速現場に行き作業開始です。懐中電灯を口にくわえ、壁に頭を突っ込んで汗をふきふき新しいカウンターを一生懸命とりつけてくれました。やはり壊れていた、とのことでした。先日の検針の数字（留守中だったので数字に写真を添えて貼っておいた）が変だったのでしょう。ふと見ると彼が持ってきたバケツの中にはすでに6，7個の古いカウンターが転がっていました。そんなに頻繁に壊れるのか…。

10分ほどだったか、作業が終了しました。無事に水もお湯も出たしカウンターも回ったようです。彼が書類を見て前の住人の名前を言い、これじゃないのね、というので、その人は今日本だよと言ったら、ああ、日本、地震、と言っていました。あまりフランス人が地震のことを口にするのは聞いたことがなかったのですが、心配してくれている人もいるんだな、と感じました。サインが終わると彼はまた陽気に帰って行きました。

作業員はいい人だったけど、何しろ突然で驚きました。この連絡なしの一方的な訪問は何とかしてほしいですね。。。